タイガー魔法瓶株式会社（社長：菊池嘉聡、本社：大阪府門真市、資本金：8,000万円）は、土鍋IH炊飯ジャー〈炊きたて〉の新製品を開発いたしました。土鍋ならではの炊きあがりを大切にしたJKN-V型を8月に発売いたします。

★開発背景★====================================================================

高級機種の伸長が著しい炊飯器市場において、タイガーの「土鍋釜」は独自の地位を築いています。そこで、「土鍋釜」ならではのおいしい炊きあがりをさらに追求。土鍋IH炊飯ジャー〈炊きたて〉は、土鍋釜シリーズとしてのブランド構築を図って参ります。

今回発売するJKN-V型「波紋焼土鍋釜」では、土鍋ごはんのおいしさを徹底追求。実績のある土と焼きにこだわった波紋焼土鍋釜、全工程熱風循環システムなどを継続採用し、新たに保温時間選択機能を追加いたしました。ライフスタイルに合わせて炊きあがり時刻や保温時間が選べ、おいしいごちそう土鍋ごはんを召しあがっていただけます。

★製品特長★==========================================================

●丹誠込めて三度焼きした本物の土鍋釜

土鍋には細かい特別な土を使用。素焼きから仕上げまで、土と語りながら熱を操り、手間ひま惜しまず三度焼きをしています。IH炊飯ジャーと土鍋の相乗効果による、タイガーこだわりのふっくらおいしい「土鍋ごはん」をお届けします。

●熱風が生み出す至極の炊きあがり、土鍋釜のこだわりの形「波紋焼土鍋釜」

手彫りした不揃いの波紋を鋳型にほどこし、土鍋釜のこだわりの形「波紋焼」を成形。この波紋が釜表面に熱風の通り道を作り、釜全体を均一に加熱します。また、表面積が大きくなるため、熱風循環システムの効率や蓄熱性もさらに高まりました。

●吸水から蒸らしまで「全工程熱風循環システム」

本体背面の左右に設置した循環ファンが30秒毎に交互に回転し、6つの送風孔から送風。釜全体を包み込むように加熱します。新しく吸水から蒸らしまでの全工程にこのシステムを採用し、きめ細かく泡立てながらふっくら炊きあげます。

●「波紋焼土鍋釜」の効果と「全工程熱風循環システム」で「吸水時の加熱量※1が約2.1倍！※2」

「波紋焼土鍋釜」と「全工程熱風循環システム」のダブル効果で、吸水時の加熱量を従来の約2.1倍※2にアップ。お米の芯までしっかり水が浸透するので、炊きムラが少なく、よりふっくらとハリ・つやのあるごはんに炊きあがります。

※1 加熱量：時間×電力

※2 JKN-V100型と当社従来品JKN-A100型（2010年製）の比較。白米・火かげん強で3合炊飯時。

　　22.67Wh（JKN-V100型）10.56Wh（JKN-A100型）

●約５倍※1の沸とう持続で、ごはんのα化を促進「土鍋釜ならではの蓄熱連続沸とう」

ごはんの旨みを引き出すためには、お米の甘みを増すα化が必要です。金属釜はふきこぼれを防ぐために電力調整時（OFF時）には沸とうが止まり、α化も低下。一方、蓄熱性が高い土鍋釜は、電力調整時（OFF時）も沸とうが続き、ツヤとねばりのあるふっくらとしたごはんを炊きあげます。

※1 当社従来品金属釜JKC-F型（2008年製）との比較

●おねばを逃がさず、旨みのあるごはんを炊きあげる「旨み二重ふた」

内ぶたの上側に「二重ふた」を設置。「おねば」を旨み二重ふたにため込みながら余分な蒸気は排出。吹きこぼれがなく、連続加熱を実現しました。ため込んだ旨みは炊きあげの後半にごはんにもどしてコーティングします。　

●力強い「土鍋泡」を発生させる「表面5層コート仕上げ」

5層コートと土鍋素地がそれぞれの役割をもって土鍋釜が持つ蓄熱性と強火力沸とうを高めます。

●蒸気を感知して最適温度・火力をコントロールする「極（きわみ）センサー」

ふたセンサーを釜の内部まで飛び出させ、より感度を高めた「蒸気ふたセンサー」をはじめ、最適な温度コントロールに必要な４ヵ所にセンサーを設置して難しい火力コントロールを可能にします。

●蓄熱高温蒸らしを行う「土鍋プレート」

本体底部に搭載した土鍋プレートが、炊きあげ工程の強火加熱により釜底から放出された輻射熱を、しっかり受け止めます。蒸らし工程では、たっぷりためこんだ熱を放出して土鍋にもどし、じっくり「蓄熱高温蒸らし」を行います。

●タイガーならではの土鍋素材をコーティング内ぶた「遠赤土鍋コーティング」

内ぶたにも土鍋素材をコーティングしました。上部からのふた全面ヒーター加熱と蓄熱による遠赤加熱を可能にした「おいしさ」のこだわりです。

見やすい！使いやすい！ひと目で分かる！「簡単ふた操作」　

1.見やすく、使いやすい、ふた操作の「ホワイトバックライト液晶」

2.「大型ボール調圧キャップ」

3.省電力で炊きあげる「エコ炊き※1」メニュー

電気代を賢くおさえながら炊きあげる標準メニュー。省スチームを実現。

「エコ炊きメニュー」は、吸水時の加熱をおさえ、低めの温度で吸水した後、IHならではの高火力で加熱。沸とうしはじめると火力を弱め、賢くコントロール。蒸らし工程は、消費電力をおさえて余熱蒸らしで炊きあげます。

4.ライフスタイルに合わせて選べる「保温時間選択」（6時間・連続）

5.分かりやすい「音声ガイド」（メロディお知らせ機能つき）

6.食べたい時刻に炊きあげる「炊きあがり予約タイマー」（3メモリー）

7.自然吸水（つけおき）の時間が設定できる「予約吸水タイマー」

8.“土鍋のおこげ”が味わえる「3段階の火かげん調節」※2

9.内なべ、内ぶたのお手入れラクラク「洗浄」機能

※1　お買い上げ時（工場出荷時）、「エコ炊き」メニューに設定されています。お好みにあわせてメニューをお選びください。

※2　お米の種類、水加減等により、おこげのつきかたが変わることがあります。少量炊飯時はおこげが薄くなります。また土鍋釜の性質上、火かげん弱の設定であっても、おこげができることがあります。

●手軽においしく炊きわけられる「メニューいろいろ」

簡単操作でおいしく炊きわけ。それぞれのおいしさを引き出す土鍋ならではの味わいが楽しめる多彩なメニューが揃っています。

●本格料理も手軽に作れる「調理メニュ－」

火加減の難しい本格料理も簡単・便利。専用鍋を使うことなく煮込み料理やシチューに、幅広く活躍します。

●「GABA（ギャバ）増量」メニューでヘルシーに！

玄米に含まれている酵素の働きを促すために4～5時間かけて炊飯。通常の「玄米」メニュー炊飯時に比べ、GABA量が約4割☆アップ。

☆ 乾燥ごはん1gあたりのGABA量を測定。

｢GABA増量｣メニュー：142.9ｍg/g、

「玄米」メニュー：102.6ｍg/g（日本食品分析センター調べ）

◆製品仕様◆=========================================================

●土鍋IH炊飯ジャー〈炊きたて〉

　◆JKN-V100（5.5合炊き）

　　容量 :0.18～1.0L　最大消費電力:1180W

　　最大炊飯容量 区分（※1）:B

　　年間消費電力量（※2）:82.1kWh/年

　　1回当りの炊飯時消費電力量（※2）:154（※3）Wh

　　1時間当りの保温時消費電力量（※2）:17.2（※3）Wh

　　本体サイズ:(約)幅27.4×奥行35.5×高さ21.9cm

　　本体質量:(約)5.4kg　希望小売価格:105,000円（税抜100,000円）

　◆JKN-V150（8合炊き）

　　容量 :0.36～1.44L　最大消費電力:1275W

　　最大炊飯容量 区分（※1）: C

　　年間消費電力量（※2）:124.9kWh/年

　　1回当りの炊飯時消費電力量（※2）:206（※3）Wh

　　1時間当りの保温時消費電力量（※2）:19.3（※3）Wh

　　本体サイズ:(約)幅30.0×奥行38.3×高さ24.8cm

　　本体質量:(約)6.2kg　希望小売価格:107,100円（税抜102,000円）

　　JKN-V100・JKN-V150共通

　　加熱方式:土鍋IH+全工程 熱風循環システム+3段ヒーター+ふた全面ヒーター

　　特長:旨み二重ふた / 極センサー（4） / 大型ボール調圧キャップ / 土鍋プレート /

　　　　 遠赤・ディンプル・土鍋コーティング内ぶた / ホワイトバックライト液晶

　　メニュー:白米（火かげん3段階）/ エコ炊き / 早炊き / 五目ごはん（火かげん3段階）/

　　　　　　 豆ごはん（火かげん3段階）/ 玄米がゆ（おかゆのみ）/ 玄米 / GABA増量 /

　　　　　　 雑穀米（火かげん3段階）/ おこわ / 調理

　　色柄:ブラウン（T）　発売日:2012年8月

※1　電磁誘導加熱方式（IH）…B：0.99L以上 1.44L未満  C：1.44L以上 1.80L未満

※2　省エネ法・特定機器「電気ジャー炊飯器」の測定方法による数値です。

　  （区分名も同法に基づきます。）

※3  1回当りの炊飯時消費電力量は「エコ炊き」メニュー、1時間当りの保温時消費

　　 電力量は「エコ炊き」メニュー時の電力量です。（工場出荷時の設定です。）

無洗米でも炊飯できます。