佐藤記念美術館・特別展を開催します

富山市

富山市佐藤記念美術館・特別展

「写された絵 遺された絵 ―岸駒・岸岱 岸派絵画資料をめぐって―」を

開催します

 富山市佐藤記念美術館は、富山県砺波市出身の実業家で、茶人でもあった佐藤助九郎氏が収集した、東洋古美術のコレクションを中心とする絵画・墨跡・陶磁器などを収集展示するとともに、茶道美術や陶磁、絵画、仏教美術などの調査研究活動を行い、幅広い芸術文化の紹介に努めています。

 9月29日(土)より、特別展「写された絵 遺(のこ)された絵 ―岸駒(がんく)・岸岱(がんたい) 岸派絵画資料をめぐって―」を開催しますので、ご案内します。

【展覧会の内容】

 越中ゆかりの画人、岸駒を祖とする「岸派」は、江戸時代後期の京都画壇において、四条派や円山派と肩を並べる勢力を誇り、流派としての活動は、明治まで続きました。この岸派には、完成画の模写や、下絵・画稿などの絵画資料が伝来していることが知られています。当館では、岸派の本家筋から寄贈をうけた絵画資料を所蔵していますが、完成画に即して忠実に写された模写は、実物を類推するに十分な質を備えており、作画の経緯や、制作年代など、岸派の絵画制作の実態を知ることができる貴重な資料となっています。

 本展においては、今に遺された実作品と写された絵を対比し、また、忠実な「写し」から実作を思い浮かべ、かつて隆盛を誇った岸派の絵画に触れていただく機会となっております。せひご鑑賞ください。

◆会期   平成24年9月29日(土)~10月28日(日)※会期中無休

◆会場   富山市佐藤記念美術館(富山市本丸1-33)

◆開館時間 9:00~17:00(入館受付は16:30まで)

◆観覧料  一般500円、小中学生250円 ※土・日曜、祝日は、中学生以下無料

◆展示解説会  平成24年10月6日(土)・13日(土)14:00~ ※要観覧料

○公開講座

日時:平成24年10月20日(土)14:00~

会場:当館講堂

演題:「岸派とその絵画資料」

講師:小久保啓一(当館学芸員)

※聴講無料

【公式サイト】http://www.city.toyama.toyama.jp/etc/muse/kikakusatobi/kikakusatobi.html

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プレスリリース添付画像

虎図 岸岱模写(原画 岸駒)寛政12年 当館蔵

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