90秒で覚せい剤などの不正薬物を検出。ハンディサイズの分析キットを開発。

ウシオ

抗原に結合すると光る抗体「Q-body」を利用したオンサイト微量分析キットを開発。不正薬物の検知用として税関での試験導入決定。試薬を換えるだけで様々な物質の分析がその場で即時に可能。来春には食品関連や環境汚染、医療診断にも展開し、一般販売開始の予定。

2012年10月2日

ウシオ電機株式会社

簡便・迅速・高感度なオンサイト微量分析キットを開発

―税関での不正薬物検知用に導入決定。食品・環境・医療にも展開-

 ウシオ電機株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 菅田 史朗、以下 ウシオ)は、不正薬物などを、その場で簡便・迅速・高感度に検知できるオンサイト微量分析キット(蛍光標識試薬と蛍光測定装置)の開発を完了し、2013年1月から、財務省を通じ税関における不正薬物検知用として試験導入されることが決定いたしましたので、お知らせします。

 本製品は、世界で初めて新規蛍光免疫測定素子「Q-body」を利用した免疫測定法を採用しており、採取した試料を蛍光標識試薬の入ったセルに入れ、装置にセットするだけで90秒以内にナノグラムレベルの抗原の有無が判定できます。

 また、試料に応じた蛍光標識試薬を使用することで、不正薬物だけではなく、食品に含まれる有害物質や環境汚染物質、血中の各種マーカー、感染症の原因である細菌などを同じ装置で検出できます。ウシオはすでに、これら用途に向けた抗体試薬の開発に着手しており、2013年春以降、販売を開始する予定です。

※測定可能項目など、詳細についてはこちらをご覧ください(リリース全文がご覧いただけます)。

http://www.ushio.co.jp/jp/NEWS/products/20121002.html

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

試薬を換えることで様々な分析が可能な「蛍光測定装置」

「蛍光標識試薬」外観イメージ

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