豪州ダックス・センター収蔵作品から31点が来日 「アートでふれる、うつの心と軌跡展」開催のご案内

シオノギ製薬

平成25年6月6日

一般社団法人全国精神保健福祉連絡協議会

塩野義製薬株式会社

公益社団法人日本精神保健福祉連盟

独立行政法人国立精神・神経医療研究センター

一般社団法人うつ病の予防・治療日本委員会(JCPTD)

豪州ダックス・センター収蔵作品から31点が来日

「アートでふれる、うつの心と軌跡展」開催のご案内

 全国精神保健福祉連絡協議会(東京都小平市、吉川武彦会長)、塩野義製薬株式会社(大阪市、手代木功社長)ほか3団体は、2013年7月8日(月)~7月11日(木)の4日間、渋谷ヒカリエ「ヒカリエホールB」で、精神医学に芸術を導入した世界で最初の活動拠点である豪州ダックス・センターから、うつ病患者さん制作の31作品とシドニー・ブロック先生(ダックス・センター倫理委員会会長、メルボルン大学精神医学名誉教授)を招聘、多様化するうつ病患者さんの病症の理解にアートが果たす役割の重要性を、その一つ一つの作品を通して来場者に語りかける「アートでふれる、うつの心と軌跡展」を開催します。

 精神科医療において、アートは患者さんの心の平穏化、自尊心の再構築を図るうえで重要な手段であるとともに、心の歴史を知る貴重な資料でもあります。

 

 当イベントは、うつ病の多様さをアートを通して眺め直してみることで、うつ病の患者さんの言葉に表れない本質を理解し、精神科医療・保健福祉のみならず、広く社会において、うつ病の疾患への理解を深める機会となることを目的に開催します。

今回ダックス・センターから来日する31作品は、子ども 、高齢者、出産後の母親、深刻な病気を患った人、トラウマ(心的外傷)を経験した人など、人の一生の間のあらゆる時点でうつ病を発病する可能性があることを、作品を通して感じていただけます。また、うつ病が人それぞれで独特なものであり、日によって変化することも作品から汲み取っていただくことができます。

うつ病の治療は、その個人に特有な環境、背景、経験を理解する必要があります。作品のいくつかは、個人の死別体験や心を痛めるような体験に目を向けることの重要性を示しており、アートを通して患者さんを理解することの大切さを感じていただけるものと考えております。

なお、当イベントの実施概要は添付のとおりです。

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プレスリリース添付画像

Isabella Duncan I cried so long I became a mermaid, 2000

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