アジア・世界に開かれたスポーツアイランド沖縄の実現を目指して
2013年11月13日
沖縄県
一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー
シドニー五輪金メダリスト・高橋尚子さん
「沖縄はスポーツに最適!」
アジア・世界に開かれたスポーツアイランド沖縄の実現を目指して
~スポーツコミッション沖縄(仮称)設立に向けて~
-スポーツを通じた沖縄の発展の可能性についてディスカッション-
沖縄県および(一財)沖縄観光コンベンションビューローは、11月13日(水)に「アジア・世界に開かれたスポーツアイランド沖縄の実現を目指して~スポーツコミッション沖縄(仮称)設立に向けて~」をタイムスビル(沖縄県那覇市)にて開催しました。
沖縄県は、沖縄の将来像を実現するための基本指針“沖縄21世紀 ビジョン基本計画”を制定しており、“スポーツアイランド沖縄”の実現を基本施策の一つとして掲げています。その一環として、スポーツコンベンション・ 競技スポーツ・生涯スポーツを一元的に推進し、スポーツツーリズムの更なる発展を目指すべく、「スポーツコミッション沖縄(仮称)」の平成27年4月での設立を目指し、「スポーツコミッション沖縄(仮称)設立準備事務局」を、(一財)沖縄観光コンベンションビューロー内に設置することとなりました。そこで、本シンポジウムでは、準備事務局の設置を発表することと、今後の更なる沖縄のスポーツツーリズムの振興と機運を高めることを目的として開催されました。
本シンポジウムは、2部構成となっており、第1部では、「スポーツコミッション沖縄(仮称)設立準備事務局」設置の記者発表を行うとともに、シドニーオリンピック金メダリストの高橋尚子さんをお招きし、沖縄でのランニング環境とスポーツ環境をテーマとしたトークセッションを行いました。
記者発表では、年間を通してスポーツイベントが行われるスポーツアイランドを目指すという目標や、エメラルドの海や友好の輪をイメージした、スポーツアイランド沖縄のシンボルとなるロゴマークのご紹介などを行いました。また、(一社)日本スポーツツーリズム推進機構会長の原田宗彦様が祝辞を述べられ、「沖縄にしかできない、スポーツでの地域活性化に期待しています。」と、本事業の成功を望まれました。
トークセッションで、前日に沖縄・古宇利島でジョギングした高橋さんは、「沖縄は冬でも暖かいので、一年を通じてスポーツを楽しめます。特にランナーにとっては、冬がシーズンなので、温かい中で、筋肉を柔らかくして走ることができるのが嬉しいですね。また、沖縄には美しい自然や、国際通りなどの楽しい街があり、気分転換に最適です。気持ちのオンオフはスポーツ選手にとって、とても大切なことなので、沖縄はスポーツにもってこいの場所ですね。」と、沖縄でのスポーツの良さを述べられました。また、設立準備事務局の設置については、「2020年のオリンピックが決まってすぐに、設立に向けて準備をされていることはとても素晴らしいと思います。」とコメント。最後に、「沖縄のスポーツ環境は素晴らしいので、スポーツ選手ももちろんですが、一般人の方々にもぜひ来ていただきたいです。沖縄でのスポーツを通じて、笑顔の輪が広がって欲しいです。」と、スポーツアイランド沖縄の今後への期待を述べられました。
第2部では、スポーツツーリズムをテーマとした基調講演やパネルディスカッションが実施され、沖縄におけるスポーツツーリズムの現状、更なるスポーツの可能性について様々な可能性が検討されました。
第2部の始めに、沖縄県知事 仲井眞弘多の代読として、沖縄県副知事 高良倉吉が開会挨拶をし、「スポーツツーリズムの更なる発展を図るため、受入のワンストップ窓口機能の設置や競技スポーツ、生涯スポーツ、スポーツコンベンションを一体的に推進する、スポーツコミッション沖縄(仮称)設立準備事務局の設置は大変意義のあることです。県民一体となって推進していきたいと考えております。」と述べました。
その後、原田会長による基調講演が行われ、「スポーツコミッションの設立によって、地域スポーツの振興と地域経済の活性化が起こっています。沖縄でも、その持ち味を活かした、沖縄らしいスポーツが起こると良いと考えております。」と、スポーツコミッション沖縄(仮称)の設立にエールを送られました。
パネルディスカッションでは、7人の有識者によって、スポーツアイランド沖縄の実現に向けた今後について、それぞれプレゼンテーション形式でご意見をいただきました。それぞれお話しいただいたテーマは、以下の通りです。(原田会長は、コーディネーターとしてご参加いただきました。)
・八木和広様…国の施策でのスポーツツーリズムへの期待の高まりについて
・嘉手苅孝夫…沖縄県におけるスポーツツーリズムの取り組みについて
・内間仁春…沖縄観光コンベンションビューローの役割と、事務局の今後のあり方について
・神谷育雄様…沖縄県体育協会の役割や競技力向上への取り組みについて
・木村達郎様…琉球ゴールデンキングスの試合を通じて感じた、スポーツツーリズムの可能性について
・嘉数博仁様…石垣市のスポーツへの取り組みについて
今後、スポーツコミッション沖縄(仮称)は、平成27年4月の本格稼働に向けて、取り組んでいきます。
≪実施概要≫
■名称:アジア・世界に開かれたスポーツアイランド沖縄の実現を目指して
~スポーツコミッション沖縄(仮称)設立に向けて~
■日時:2013年11月13日(水)
第1部:10:00~11:20
第2部:13:00~16:00
■会場:タイムスビル3階 タイムスホール (沖縄県那覇市久茂地2丁目2番2号)
■主催:沖縄県
■共催:一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー
■協力:一般社団法人 日本スポーツツーリズム推進機構(JSTA)
■内容:
【第1部】
10:00 スポーツコミッション沖縄(仮称)設立準備事務局記者会見
-湧川盛順(沖縄県 文化観光スポーツ部 部長)
‐上原良幸(一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 会長)
-神谷育雄様(公益財団法人沖縄県体育協会 副会長)
10:40 祝辞
-原田宗彦様(一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構 会長)
10:45 トークセッション「沖縄ランニングとスポーツ環境について」
-高橋尚子さん(観光庁ランナーズインフォメーション研究所 所長)
11:15 フォトセッション
【第2部】
13:00 開会挨拶
-仲井眞弘多(沖縄県知事)
※高良倉吉(沖縄県副知事)が代読
13:15 来賓挨拶
-八木和広様(観光庁スポーツ観光推進室長)
13:30 基調講演「スポーツツーリズムによる地域活性」
-原田宗彦様(一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構 会長)
14:10 休憩
14:20 パネルディスカッション「スポーツを通じた沖縄の発展の可能性 ~活力ある沖縄県を目指して~」
-原田宗彦様(一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構 会長)
-八木和広様(観光庁スポーツ観光推進室長)
-嘉手苅孝夫(沖縄県 文化観光スポーツ部 文化スポーツ統括監)
-内間仁春(一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 常務理事)
-神谷育雄様(公益財団法人沖縄県体育協会 副会長)
-木村達郎様(琉球ゴールデンキングス 代表取締役社長)
-嘉数博仁様(石垣市 観光文化スポーツ局 局長)
16:00 閉会
【ロゴマークの意味について】
このロゴマークは、エメラルドの沖縄の美しい海と人のフォルムを重ね合わせ、競技スポーツのもつ躍動感と、スポーツによって人々がいきいきと元気になるスポーツアイランドを表しています。
また、円形はスポーツによる交流を通じて育まれる友好の輪と、沖縄の持つゆいまーる(支え合い)の心を表し、色鮮やかな赤青黄は、波しぶきや年中スポーツに適している沖縄の自然を表すとともに、沖縄がスポーツのメッカとなり、スポーツの持つ感動を国内外へ発信し、世界へ羽ばたいていくイメージを表しています。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー
- 所在地 沖縄県
- 業種 観光
- URL http://www.ocvb.or.jp/
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