大学の世界展開力強化事業に「IMS7 多言語・多文化共生プログラム」が採択されました

早稲田大学

平成25年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業~ASEAN International Mobility for Students Programme (AIMS)との連携~」において、本学プログラムが採択されました。

2013-11-19

早稲田大学広報室広報課

大学の世界展開力強化事業に「IMS7 多言語・多文化共生プログラム」が採択されました

国際教養学部(SILS)とASEAN主要6大学、多面的な学生交流を展開

平成25年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業~ASEAN International Mobility for Students Programme (AIMS)との連携~」において、本学プログラムが採択されました。

「大学の世界展開力強化事業」とは、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を行うアジア・米国・欧州等の大学との国際教育連携の取組を支援することを目的として、文部科学省において平成23年度から開始された事業です。

■プログラムの名称と取組担当者

名称: 「AIMS7 多言語・多文化共生プログラム」

構想責任者: 国際学術院長・教授 森田 典正

■取組の概要

本構想は、AIMS のスキームを活用し、早稲田大学とASEAN の主要6 大学(インドネシア大学、タマサート大学、ブルネイ・ダルサラーム大学、チュラーロンコーン大学、デ・ラ・サール大学、マラヤ大学)が提携してコンソーシアム(AIMS7 Universities Consortium)を立ち上げ、フィールドワークやインターンシップを組みこんだ「多言語・多文化共生プログラム」を開設するものです。当プログラムの実施にあたっては、国際教養学部(SILS)が実施主体を務めます。

上記コア・パートナーの6大学との連携のもと、事業開始から5 年間に派遣100 名、受入75 名に上る学生交流を実現させ、本属大学と留学先において合計で32 単位の修得をもってプログラム修了とみなします。

本構想は、必ずしも交流実績が多いとは言えないASEAN諸国の大学との交流活発化を図る取り組みであり、派遣留学先や受入留学生の出身国にさらなる多様性をもたらすことが期待されます。また、グローバル化社会の中で地域統合が進行する中、人種、言語、宗教、文化が複雑に入り組んでいるASEAN諸国は、ますますその多様性を増していくことが予想され、本学の学生が、この地域の学生と交流を行うことは、大きな意義を有していると考えられます。

■早稲田大学 国際教養学部(SILS)とは?

英語のみで学位を取得できる本学初の学部として2004年に設立された国際教養学部は、国際色豊かな「多様性」をモットーに、特色ある教育環境での実績を積み、設立からの約10年の間に日本の国際化を牽引する学部へと発展しました。

・英語による「リベラルアーツ」カリキュラム:専門分野について研鑽することを目的とした学部とは一線を画し、少人数指導の中で多角的なものの考え方を養うことに重点を置くリベラルアーツ教育を展開しています。また、授業の共通言語は「英語」。英語以外の多言語教育にも力を入れており、授業内外における外国語による相互の日常的コミュニケーションを通じて、異文化理解力を培います。

・多国籍・多様性に富む「小さな地球」:学生・教員の約3割が外国籍。学生の出身地は、世界約50の国・地域に渡り、まさに地球社会の縮図ともいえる国際的な環境です。

・1年間の海外留学:異文化に対する幅広い視野や理解力を身につけるため、日本語を母語とする学生には、外国の大学等への1年間の海外留学を必須としています。留学先は、英語圏を含む世界約500以上の機関から選択でき、SILSからは毎年約200人が派遣されています。

・ユニークなサポートシステム:教員がアカデミックアドバイザーとして、学生の留学先やキャリア選択についての支援を行っています。また、先輩学生が後輩学生をサポートする「SILS Sempai Project」もSILSならではのサポートシステムです。

このような学部の特色を最大限に活かしつつ、学内外のネットワークも駆使しながら、当プログラムの展開を推進していきます。

【リンク】

大学の世界展開力強化事業~ASEAN International Mobility for Students Programme (AIMS) との連携~

国際教養学部

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