オムロンスイッチアンドデバイスが富士ゼロックスのDenshi-Penを用いて棚卸業務を改革

2013年12月18日

富士ゼロックス株式会社

オムロンスイッチアンドデバイスが富士ゼロックスのDenshi-Penを用いて棚卸業務を改革

-在庫部品棚卸業務の生産性を33%向上し、業務の質も向上-

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:山本 忠人)は手書き情報入力システム「Denshi-Pen」を用いて、オムロンスイッチアンドデバイス株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:谷口 宜弘、以下、オムロンスイッチアンドデバイス)倉吉事業所に多種多様な在庫部品の棚卸業務の生産性と質を向上させるシステムを構築しました。

オムロンスイッチアンドデバイスはオムロングループの中で制御機器の開発・生産を担っており、産業機器用、業務民生用、車載用スイッチを中心に、小ロットのカスタマイズ品を含めて約3万種の製品を開発・生産しています。

そのため部品や材料の種類・点数が非常に多く、棚卸業務に時間がかかるうえ、製品の生産を継続しながらの棚卸業務では棚卸差異*1の件数が増え、結果として棚卸差異の調査に時間がかかるため、棚卸業務の生産性を向上させることが急務でした。

当社の「Denshi-Pen」を用いると「ペンで紙に書く」という誰もが慣れ親しんでいるやり方を変えることなく、手書きした情報を簡単かつ迅速にデータ化することができます。そこでオムロンスイッチアンドデバイスは在庫部品の棚卸業務で、棚卸用の帳票に記入する際に「Denshi-Pen」を用いることにより棚卸業務の生産性と質を向上させるシステムを実現しました。

今回のシステム構築により、倉吉事業所の倉庫における在庫部品の棚卸業務にかかるトータルの時間を33%削減することができました。これにより、棚卸差異の調査に注力できるようになり、棚卸差異が減少したことで棚卸業務の質も向上しました。また、「Denshi-Pen」を導入するにあたり、棚卸用の帳票と手順の一部見直しを行ったことが、業務プロセスや帳票の標準化の重要性を再認識することにつながり、他の事業所を巻き込んだ動きとなりつつあります。

システム構築にあたっては、取扱う部品や材料の種類・点数が多いため、品目・棚番等は生産システムからデータを受け取り、あらかじめ帳票の所定の位置に差込印刷されています。また、利用者のITリテラシーの高低には依存しないシステムとするために、エクセルのマクロ機能を活用してワンタッチ操作で生産システムへのデータ送信を実現しています。

富士ゼロックスはこれからも、お客様の業務課題解決のために最適なソリューション・サービスを提供してまいります。

■本ソリューションの内容は、富士ゼロックス公式ホームページでご覧いただけます。

http://www.fujixerox.co.jp/solution/jirei/omron_sd01.html

*1 棚卸差異:棚卸実施時に、在庫台帳上の理論在庫と実際の在庫数量との間に発生する差異

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プレスリリース添付画像

Denshi-Pen

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