オービックシーガルズ、史上初の4年連続日本一達成
1月3日(金)、東京ドームにおいてアメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯第67回ライスボウル』が行われ、社会人王者のオービックシーガルズが前半から試合を優位に進め、大学王者の関西学院大学を34対16のスコアで降し、史上初となるライスボウル4連覇を達成した。
2014年1月3日
社団法人日本アメリカンフットボール協会
アメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯 第67回ライスボウル』
-オービックシーガルズ、史上初の4年連続日本一達成-
1月3日(金)、東京ドームにおいてアメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯第67回ライスボウル』が行われ、社会人王者のオービックシーガルズが前半から試合を優位に進め、大学王者の関西学院大学を34対16のスコアで降し、史上初となるライスボウル4連覇を達成した。
社会人代表チームは、先月16日に行われた社会人日本一決定戦、富士通フロンティアーズとの第27回ジャパンエックスボウルで前人未到の4連覇を達成したオービックシーガルズ(以下、オービック)。対する学生代表チームは、先月15日に行われた第68回甲子園ボウルで日本大学を破り、3年連続26回目(大会最多更新)の学生日本一、そして3年連続9回目のライスボウル出場を決めた関西学院大学(以下、関学大)。
21対15でオービックが関学大を降した昨年のライスボウルと同一カードとなった試合は、王者オービックが最初の攻撃シリーズで幸先よく先制のTDを奪う。敵陣17ヤード地点から第3ダウン13ヤードの場面でQB菅原 俊からWR萩山 竜馬へTDパスがヒット。キックも決めて、7対0とする。
対する関学大も2本のパスと相手反則で一気にゴール前6ヤードへ進むと、RB鷺野 聡(3年)がエンドゾーン内へ走り込み、わずか3プレイで同点に追いつく。その後は両チームとも攻めあぐねて、こう着状態が続くが、得点が動いたのは、第2残り8分43秒。オービックは敵陣12ヤード地点からの第1ダウン10ヤードで、RB原 卓門がTDラン。14対7と再びリードを奪うと、前半終了間際にもK金親 洋介が25ヤードFGを成功。前半はオービックが17対7の10点リードで折り返す。
後半に先に得点を奪ったのは関学大。敵陣48ヤードでパントフォーメーションからのフェイクパスを成功させてファーストダウンを更新すると、K三輪 隼也(3年)の31ヤードFGにつなげて7点差に縮める。しかし、オービックはその直後、自陣31ヤードから始まったドライブでランを中心に敵陣まで攻め込むと、最後はRB原が9ヤードのTDラン。さらに、関学大のFG失敗で得た攻撃チャンスでは、QB菅原の52ヤードパスなどでゴール前1ヤードまで進むと、エンドが変わった第4Q開始直後に、QB菅原がエンドゾーン内に飛び込み、31対10とリードを広げる。
21点を追う関学大は、再び第4ダウンからのパントフェイクでファーストダウンを更新するなど、社会人王者に必死に食い下がる。さらに、ランとパスを効果的に織り交ぜて敵陣19ヤードまで侵入するが、ここでQB斎藤 圭(3年)が投じたパスがオービックのDB渡辺 雄一にインターセプトされてしまう。
攻撃権を得たオービックはこの好機を確実にFGへつなげ、試合残り3分46秒で34対10のセイフティリードを奪う。史上初のライスボウル4連覇を目指す社会人代表のオービックは、その後の関学大の反撃をタッチダウン1つに抑え込み、4年連続7度目のライスボウル制覇を達成した。
なお、この試合のMVP、ポール・ラッシュ杯には、2つのTDランを決めるなどラン17回で114ヤードを走る活躍を見せたオービックのRB原 卓門が選出された。
【2014年度 国際試合のお知らせ】(大会日程順)
■アメリカンフットボール
1.「大学世界選手権大会」
大会名称:第1回 大学世界選手権大会
主 催 :国際大学スポーツ連盟(FISU:International University Sports Federation)
開催日程:2014年5月1日(木)~5月11日(日)
開催場所:スウェーデン王国ウプサラ市
参加国(予定) :8カ国
選手資格:①日本国籍を有する者、②大学生と大学院生および卒業後1年以内の者、③28歳以下であること
派遣人数:選手45名、コーチおよびスタッフ12名(IFAF世界選手権基準)
【監督】水野彌一(追手門学院客員特別教授、前・京都大学アメリカンフットボール部監督)
2.「U-19世界選手権大会」
大会名称:第3回 U-19世界選手権大会
主 催 :国際アメリカンフットボール連盟(IFAF:International Federation of American Football)
開催日程:2014年7月7日(月)~7月16日(水)
開催場所:クウェート国
参加国(予定) :8カ国
参加資格:日本国籍を有すること。2014年12月末時点で、16歳以上19歳以下であること。
派遣人数:選手45名、コーチおよびスタッフ12名(IFAF世界選手権基準)
【監督】山嵜隆夫(大阪産業大学付属高等学校・アメリカンフットボール部監督)
3.「シニア世界選手権大会」
大会名称:第5回 シニア世界選手権大会
主 催 :国際アメリカンフットボール連盟(IFAF:International Federation of American Football)
開催日程:(本選)2015年7月4日(土)~7月18日(土)
開催場所:スウェーデン王国ストックホルム市
参加国(予定) :12カ国
前回優勝国(アメリカ)、開催国(スウェーデン)、ヨーロッパ(3)、
アメリカ大陸(3)、アジア(2)、オセアニア(1)、アフリカ(1)
参加資格:日本国籍を有すること。大会開催年に18歳以上であること。
派遣人数:選手45名、コーチおよびスタッフ12名(IFAF世界選手権基準)
アジア予選:日本、韓国、クウェート、フィリピンのうち2か国が本選へ出場。
日程:2014年4月26日(土) 13:00 (於)アミノバイタルフィールド
対戦: 日本代表(アジア地区ランク1位) 対 フィリピン代表(アジア地区ランク4位)
※この対戦の勝者が第5回シニア世界選手権大会に出場する
【監督】森 清之(鹿島ディアーズ・ヘッドコーチ)
強化試合 :2014年4月12日(土) 13:00 (於)川崎球場
対戦:日本代表 対 ドイツ選抜
■フラッグフットボール
1.「フラッグフットボール世界選手権大会」
大会名称:第7回フラッグフットボール世界選手権大会
主 催 :IFAF
開催日程:平成26年6月末(予定)
開催場所:イスラエル国エルサレム
2.アジアビーチゲームズ
大会名称:第4回アジアビーチゲームズ
主 催 :OCA
開催日程:平成26年11月14日(金)~23日(日)
開催場所:タイ王国プーケット島
*出場種目は、「ビーチ・フラッグフットボール」となります。
以上
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- 所在地 東京都
- 業種 各種団体
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