「食でつながるイノベーション」セミナー ~心と体がよろこぶ食の新発想~ 開催

「フード・アクション・ニッポン 医福食農連携事業~食でつながるイノベーション」に関する情報はこちら http://syokuryo.jp/ifuku-fan/

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フード・アクション・ニッポン

医療・福祉・食料・農業分野の連携「医福食農連携」に関して、各分野の専門家が講演

「食でつながるイノベーション」セミナー

~心と体がよろこぶ食の新発想~

開催

 農林水産省では、食料自給率の向上を図るため、平成20年度から消費者・企業・国等が一体となって国産農林水産物の消費拡大を進める「フード・アクション・ニッポン」を推進しています。この活動の一環として、医療・福祉・食料・農業分野が連携し(「医福食農連携」)、国産農林水産物の消費拡大につなげるさまざまな取り組みを応援しています。

11月25日(火)、青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセイベントホール」にて、これからの日本の「食」をあらためて考える場として、医福食農連携「食でつながるイノベーション」セミナーを開催しました。当日は各地で行われている「医福食農連携」の全国のさまざまな事例や地域の代表事例を通して、各分野の連携が持つ可能性について再確認するセミナーとなりました。

<当日の様子>

 セミナー冒頭では、経営コンサルタントの鳥巣研二氏から「医福食農連携」に関する事例やフード・アクション・ニッポンの取り組みについての紹介が行われました。鳥巣氏は青森県の平均寿命が全国平均より低いことに触れ、「今までの郷土料理に代わる新しい食べ方の郷土料理を作ることが青森県の課題である」と指摘するとともに、地元産の「ふかうら雪人参」を観光資源として活かしつつ健康・自然・食を融合させた健康ツーリズムを展開する深浦町の深浦町食産業振興公社の取り組みを例に挙げ「これからの日本の加工食品の代表事例になるだろう」と説明しました。

 続いて、青森県企画政策部企画調整課総括主幹の東宗武氏から「食命人事業などを含む青森県の健康長寿県プロジェクトについて」をテーマに、「あおもり食命人」をはじめとする青森県の健康長寿プロジェクトの取り組みが紹介されました。新鮮で安全・安心な旬の県産食材を活かした健康的な食事を作る人という意味の造語である「食命人」について説明が行われ、東氏は青森県の平均寿命について「待ったなしの課題である」とその改善の重要性を語りました。また、この取り組みについて「青森県の未来を変えるためには県だけではなく、事業者の方や一般の県民の方と同じ方向を見る必要がある」と会場に協力を呼びかけ、「医福食農連携と青森長寿プロジェクトは一石二鳥、三鳥の関係になれる」と医福食農連携が持つ可能性について言及しました。

 その後のパネルディスカッションでは、コーディネーターを加藤哲也氏が務め、オブザーバーに東奥日報論説委員の村林徹氏、パネリストとして深浦町の吉田満町長、青い森の食材研究会代表(弘前大学特任教授)加藤陽治氏、管理栄養士の築舘寛子氏が登壇し、「心と体がよろこぶ、食の新発想」をテーマに、地域の強みやこれからの可能性などについてそれぞれの知見を生かした議論を行いました。

 吉田満町長が「地域はまだまだ捨てたものじゃない。地方再生の“カギ”は、地方にいる我々がどう変われるかである。だからこそ医福食農連携が必要だ」と発言すると、登壇者一同、医療・福祉・食料・農業分野の連携強化に賛同するなど、医福食農連携の重要性と地域の持つ可能性を再認識するパネルディスカッションとなりました。

 また、セミナー終了後の「事業者PR交流会」では、参加11団体によるパネル展示や商品展示が行われました。会場では加藤哲也氏により各ブースが紹介される中、各出演者と参加者相互の意見交換、ビジネスマッチングが行われるなど、医療・福祉・食料・農業分野の連携強化のための人脈形成の場として盛り上がりました。

◆セミナー概要

【主催】

農林水産省東北農政局、東奥日報社、全国地方新聞社連合会

【実施日時】

平成26年11月25日(火)   開場12:30  開会13:30  終了16:25

【会場】

ねぶたの家 ワ・ラッセホール(青森市安方1-1-1)

【登壇者】

株式会社キースタッフ 代表取締役 鳥巣 研二 氏

21あおもり産業総合支援センター・青森県よろず支援拠点コーディネーター 加藤 哲也氏

青森県深浦町 町長 吉田 満 氏

青森県企画政策部企画調整課総括主幹 東 宗武 氏

青い森の食材研究会 代表 加藤 陽治 氏(弘前大学特任教授)

介護老人保健施設つがる 管理栄養士 築舘 寛子 氏 

東奥日報社 論説委員室 論説委員 村林 徹 氏

【内容】     

◇「医福食農連携」事例紹介

株式会社キースタッフ 代表取締役 鳥巣 研二 氏

◇「青森県の取り組み紹介」

青森県企画政策部企画調整課総括主幹 東 宗武 氏

◇パネルディスカッション 「心と体がよろこぶ、食の新発想」

コーディネーター :21あおもり産業総合支援センター・青森県よろず支援拠点コーディネーター 加藤 哲也 氏

オブザーバー :東奥日報社論説委員室 論説委員 村林 徹 氏

パネリスト :青森県深浦町 町長 吉田 満 氏

青い森の食材研究会 代表 加藤 陽治 氏

介護老人保健施設つがる 管理栄養士 築舘 寛子 氏

【事業者PR交流会参加団体】

1.弘前医療福祉大学短期大学部

2.㈲白神アグリサービス

3.㈲斗南丘牧場

4.㈱山英

5.㈱ベジフルエイト

6.㈱静岡屋

7.㈱ヒロサキ

8.NPO法人農楽郷hibiki

9.新郷村ふるさと活性化公社 

10.九戸村ふるさと振興公社 

11.21あおもり産業総合支援センター

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

事業者PR交流会の様子①

農林水産省東北農政局局次長 岩本 隼人 氏

株式会社キースタッフ 代表取締役 鳥巣 研二

青森県企画制作部企画調整課 東 宗武

パネルディスカッションの様子

事業者PR交流会の様子②

事業者PR交流会の様子③

事業者PR交流会の様子④

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