亀裂を自己修復する金属配線 金属ナノ粒子の電界トラップを用いて実現へ
2015-02-19
早稲田大学広報室広報課
亀裂を自己修復する金属配線 金属ナノ粒子の電界トラップを用いて実現へ
早稲田大学理工学術院の岩瀬英治(いわせえいじ)准教授(基幹理工学部機械科学・航空学科)、大学院基幹理工学研究科修士1年の古志知也(こしともや)氏は、金属ナノ粒子の電界トラップを用いることで、配線上に一度クラック(亀裂)が生じた場合でも電圧印加によりクラックを自己修復する金属配線を実現しました。
本研究の成果は、フレキシブルデバイスに用いる伸縮配線や、環境の温度変化により疲労を受ける電子基板上の金属配線などに自己修復機能を付与することが社会的に期待されます。
本研究の内容は、ポルトガル エストリルで2015年1月18日~22日に開催された国際学会MEMS2015(The 28th IEEE International Conference on Micro Electro Mechanical Systems)で発表されました。本発表は、日本の大学・機関の発表としては唯一Outstanding Oral Paper Award Finalistsに選ばれるなど(学会全体でも選ばれたのは11件のみ)、本国際学会において高い関心を集めました。
本リリースの詳細 http://www.waseda.jp/top/news/22187
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 早稲田大学
- 所在地 東京都
- 業種 大学
- URL https://www.waseda.jp/top/
過去に配信したプレスリリース
講演会「ノーベル平和賞受賞者と描く人類貢献のビジョンと次世代への期待(11/6 13時より)」
10/23 11:26
機械学習で結晶構造の予測精度を2倍に向上
10/22 14:00
局面にフィットする”切り紙型”熱電発電デバイス
10/21 18:00
11/26 早稲田オープン・イノベーション・フォーラム2025開催
10/14 16:00
VRヘッドセットの使用でドライアイが生じにくくなる可能性
10/14 14:00
早稲田古書店を360度VR化
10/10 15:00
ベンゼン環の一発変換で創薬加速
10/10 14:00
早稲田大学野球部 クラウドファンディングを実施
10/10 10:00
がんのサポート役を狙い撃ち-3Dミクロ腫瘍で見えた新たながん治療標的
10/9 14:00
英単語の練習、脳科学で最適なタイミングを探る
10/6 14:00





