都立産技高専は、情報セキュリティ技術者育成プログラム及び航空技術者育成プログラムを新設します

平成28年1月25日

公立大学法人首都大学東京

東京都立産業技術高等専門学校は、情報セキュリティ技術者育成プログラム及び航空技術者育成プログラムを新設します

 東京都立産業技術高等専門学校は、産業界のニーズへの対応や東京都の都市課題の解決に向けて、実践的な職業教育をより一層推進するため、平成28年4月より、新たな職業教育プログラムを開設します。

 東京都においては、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を控え、サイバー攻撃への対応をはじめとする情報セキュリティ対策や増大する航空需要への対応が喫緊の課題となっており、これらを担う人材の育成が急務となっています。このような状況に適切に対応するため、創造的・実践的技術者教育に強みを持つ本校において、情報セキュリティ及び航空分野の2つの職業教育プログラムを新設し、東京都の課題解決に貢献する中核的技術者の育成を目指していきます。

[目的]

産業界及び社会ニーズを踏まえた職業教育プログラムを新設し、高度な専門知識と技術・技能を兼ね備えた実践的な中核技術者を輩出する。

[教育の特色]

○ 電子情報工学コースに情報セキュリティ技術者育成プログラム、航空宇宙工学コースに航空技術者育成プログラムを設置し、これらの分野において、首都圏の高専で初めて、基礎的な工学知識をベースに実践的な職業教育を上乗せする体系的なプログラムを実施

○ 本科2年または3年の段階から、本科修了までの期間にわたり、実習を主体とした教育プログラムを

実施

○ 日本を代表する情報セキュリティ関連企業や航空関連企業と連携し、より実践的な教育プログラムを開発

○ 首都東京の発展に資する教育プログラムを実施

[各プログラムの概要]

・情報セキュリティ技術者育成

<概要>

 情報セキュリティを担う人材を育成するため、実習を主体とした情報セキュリティ教育プログラムを実施。実習では、実際に情報システムを構築・運用し、サイバー攻撃によって引き起こされるインシデントを実際に体験しながらその対応法を身につける。

<対象>

 電子情報工学コース

 3年生~5年生(各学年20名程度)

<実施キャンパス>

 高専品川キャンパス

・航空技術者育成

<概要>

 航空技術者を育成するため、航空整備士及び航空運航整備士に共通した航空機整備の基本技術についての講義及び実習を実施。今後、航空業界で求められる技術知識レベルの高度化・複雑化にも対応できる技術者を育成する。

<対象>

 航空宇宙工学コース

 2年生~5年生(各学年8名程度)

<実施キャンパス>

 高専荒川キャンパス

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