お役立ちニュースレター~ 石油ストーブ、電気ストーブなど身近な製品による高齢者の事故にご注意を!

特に寒さが増すこれからの季節は、ガスこんろや石油ストーブ、電気ストーブなどの製品事故のため、毎年のように高齢者がケガをしたり亡くなったりしています。冬に起きやすい高齢者の製品事故とその予防策についてご紹介します。

平成28年12月1日

内閣府政府広報室

ガスこんろや石油ストーブ、電気ストーブなど

身近な製品による高齢者の事故にご注意を!

高齢者の身の回りで、普段の暮らしに身近な製品に関係する「製品事故(※)」が後を絶ちません。特に寒さが増すこれからの季節は、ガスこんろや石油ストーブ、電気ストーブなどの製品事故のため、毎年のように高齢者がケガをしたり亡くなったりしています。冬に起きやすい高齢者の製品事故とその予防策についてご紹介します。

■ソースはこちら

⇒政府広報オンライン

「ここにご注意!高齢者の製品事故 不注意や誤使用で思わぬ事故に。」

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201409/3.html

ガスこんろや暖房機器のほかに、電動車いすや介護ベッドに関係する高齢者の製品事故についても紹介しています。

※ 製品事故:

 一般消費者が生活で用いる製品を使用し、また製品が壊れることでケガなどをするほか、そのおそれがある場合を「製品事故」といいます。重大な製品事故が発生したことを知ったとき、製品の製造業者や輸入業者は消費者庁に報告するよう、消費生活用製品安全法で定められています。

1、家庭の燃焼機器を使った事故が増えています  

 燃えやすいものはストーブやガスこんろなどの火元に近付けない

 

 高齢者に多い消費生活関連の製品事故は、石油ストーブ、ガスこんろ、石油温風暖房器にかかわるものです。いずれも使用方法を誤ると、やけどなどを負う危険があるほか、近くの紙や布などに火が燃え移って火災の原因となり、死亡・重傷など重大事故につながる危険があります。

 これらの事故は高齢者に限ったものではありませんが、高齢者は住居内での生活時間が多かったり、視覚・聴覚などの感覚機能や運動機能が低下していたりするため、こうした事故が発生しやすくなっています。

1-1ガスこんろの製品事故を防ぐには

<事故防止のために注意すること>

●調理中など火を使っている間は、その場を離れない。こんろから離れるときは必ず火を消します。

●できるだけ調理油過熱防止装置のついたこんろを用いる。また、調理油過熱防止装置のセンサーが正しく働くように、煮こぼれや油汚れはこまめに拭き取る。

●調理後にその場を離れるときは、こんろやグリルの火が消えていることを確認する。

●こんろ使用中は、バーナーの上に体を乗り出さない。バーナーの上に手を伸ばすときは必ず火を消す。

●こんろを使用する際は、毛足の長いものや垂れ下がったデザインの服は、着火しやすく、着火に気づきにくいので注意する。

●こんろの周囲にはタオルやふきんなどの可燃物、樹脂製の容器、スプレー缶などを置かない。

●使わないガス栓には、誤操作防止キャップや閉栓カバーをつける。

1-2石油ストーブなど暖房器具の製品事故を防ぐために

<事故防止のために注意すること>

石油ストーブ

●近くに洗濯物や布団、新聞紙など可燃物を置かない。

●ストーブをカーテンの近くに置かない。

●人のいないところでは使用しない。

●就寝中は使用しない。

●給油は完全に火が消えてから行う。

●給油は火の気のないところで行う。取り外し式カートリッジタンクの場合は、

 タンクのふたを締めた後に、給油口を下にして油が漏れていないことを確認する。

●給油の際に灯油をこぼしたときには、十分に灯油を拭き取る。

●誤ってガソリンを入れないよう、灯油のそばにガソリンを保管しない。

●古い灯油を使わない。

(ストーブの芯にタールなどが溜まり消火機能に不具合が生じるおそれがある)

●一酸化炭素中毒のおそれがあるため、必ず換気をする。

電気ストーブ

●近くに洗濯物や布団、新聞紙など可燃物を置かない。

●ストーブをカーテンの近くに置かない。

●人のいないところでは使用しない。

●就寝中は使用しない。

●外出時は、必ず電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く。

2、高齢者の製品事故を防ぐには、周囲の人の協力が必要です  

 高齢者の身体機能の変化を理解し、見守りを

 高齢者に関係した製品事故の一因は、身体機能の変化に原因があります。高齢になると目が見えにくくなるほか、耳も聞こえにくくなり、嗅覚や触覚などの感覚も鈍くなります。注意力が散漫になったり、物忘れをしやすくなったりするケースもあります。そのため、新しい製品に買い替えると使い方を覚えられず、自己流の使い方をしてしまうこともあります。こうしたことから、製品を利用する際に思わぬミスをして、事故が発生しやすくなります。

 高齢者の製品事故を防ぐには、身体機能の変化や生活スタイルを周囲の皆さんがよく理解し、日頃から注意して見守ることが大切です。

<関連リンク>

政府インターネットテレビ

暖房機器・除雪機を使う時はココに注意!冬の製品事故

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg13012.html

介護される方へ~事故を防ごう!介護ベッドと電動車いす

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg7269.html

お役立ち情報「あなたは大丈夫? 冬の製品事故」

http://www.gov-online.go.jp/featured/201101/index.html

お役立ち情報「暮らしに欠かせない照明器具 正しく安全に使いましょう」

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201212/2.html

ーーーーーーーーーーー

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プレスリリース添付画像

身近な製品による高齢者の事故にご注意を①

身近な製品による高齢者の事故にご注意を②

身近な製品による高齢者の事故にご注意を③

身近な製品による高齢者の事故にご注意を④

身近な製品による高齢者の事故にご注意を⑤

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