自治体の「子育て支援アプリ」構築のサポートを強化、既存のアプリ構築サービスに専用オプションを追加

日本グリーンパックス株式会社は、2016年7月1日に開始した、地方自治体が市民に様々な情報を発信するスマートフォンやタブレットなど(以下スマホなど)のアプリを自由に構築することができる「パーズ」というサービスに、「子育て支援アプリ」を作成するための専用オプションを2017年5月9日に追加いたしました。

2017年5月9日

日本グリーンパックス株式会社

自治体の「子育て支援アプリ」構築のサポートを強化 

5月9日に、既存のアプリ構築サービスに専用オプションを追加

 地方自治体向けアプリの構築件数ナンバー1である(※1)日本グリーンパックス株式会社(本社:京都府長岡京市城の里10-9、代表取締役:山中利一)は、2016年7月1日に開始した、地方自治体が市民に様々な情報を発信するスマートフォンやタブレットなど(以下スマホなど)のアプリを自由に構築することができる(※2)「パーズ」というサービスに、「子育て支援アプリ」を作成するための専用オプションを2017年5月9日に追加いたしました。

 現在すでに複数の自治体から問い合わせを受けており、2017年10月には、この度の専用オプションを導入して構築する「子育て支援アプリ」が配信される予定です。

【サービスおよびオプションの詳細は、ウェブサイトでもご確認いただけます。URL:https://perze.jp/

 なお、5月24日(水)~26日(金)に開催される「自治体総合フェア」にブースを出展し、当サービスのデモンストレーションを実施いたします。また、アプリ構築サービスの開発担当者が登壇するセミナーを期間内に開催いたします。

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・開催日時

 2017年 5月24日(水)、5月25日(木)、5月26日(金) 10:00~17:00

・開催場所

 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-21-1) 西展示棟 西3ホール

・入場料

 無料(原則は招待券持参者・事前登録者、ただし当日登録者も可)

・出展ブース

 L-42

・問合せ先

 日本グリーンパックス株式会社 環境ソリューション事業部 075-954-5158(代表)  / 担当: 西(にし)

当社が開催するセミナーの開催概要

 日時 : 5月26日(金) 15:00~15:40

 会場 : 西3ホール 出展者プレゼンターセミナーD会場

 タイトル : 「 自治体発・スマホアプリ時代の到来! 全国の提供実態・自治体が描く未来 」

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■日本グリーンパックスの自治体アプリ構築サービス

 日本グリーンパックスでは、家庭ごみの適正排出を促し、ごみの減量を推進する「自治体のごみ分別アプリ」を構築するサービス「ごみスケ」を2013年12月18日に開始しています。

 これは、日本グリーンパックスが開発したプラットフォーム(各種のプログラムや機能のひな形などを動かすことができる共通の基盤)を利用して、自治体が自市のごみ収集等に関する情報を提供するだけで、ごみの収集日カレンダーや分別辞典などの情報を市民に提供するアプリを構築できる、というサービスです。

 当サービス提供開始日と同日の2013年12月18日に、この「ごみスケ」というサービスを利用して構築された初のごみ分別アプリ「西東京市ごみ分別アプリ」がリリースされました。このアプリは、自治体が市民向けに提供するごみカレンダーアプリとしては、23区も含めた東京都内の全市区町村で、初の事例でした。(※3)

 以降、自治体向けアプリ開発事業は拡大し、現在ではごみ以外の分野のアプリも構築しています。2017年3月時点で、開発数が50件を突破しました。これは、自治体向けアプリ開発事業を手掛ける292社の中で最多の開発数です。(※4)

 「パーズ」というサービスは、「ごみスケ」のサービスをご検討・ご利用いただいた自治体から、「ごみ以外の情報も広く市民に通知できるアプリをつくりたい」という要望を受けて開発され、2016年7月1日より提供を開始しています。

 「パーズ」を使って構築するアプリでは、自治体の需要に合わせて「ごみ・環境」「防災」「観光」「子育て支援」といった発信したい情報を、カテゴリー(分野)に分けてアプリ上に登録することができます。またイベントやマップ機能(地図表示)、コラムといった様々なコンテンツ(内容)を、カテゴリー毎に設定できます。

 また、利用する住民側も、①属性(年齢や性別など)、②知りたい情報のカテゴリー、③居住エリア、を設定することで、受け取りたい情報を予め選別することができます。

 つまり、アプリを提供する自治体も、アプリをダウンロードして利用する住民(以下「ユーザー」)も、「自分に合わせたアプリ」に“パーソナライズ”(=personalize、自分の好みに合わせる、個人最適化する)することができます。(サービス名称「パーズ」はこれに由来します。)

 すでに提供を開始している「パーズ」のシステムを使っても、「子育て支援アプリ」の構築は可能でした。構築したアプリには、以下のような機能があります。

① 予防接種や自治体主催の子ども向けイベントなどの情報を、発信する。

② すでに自治体が作成している子育て関連情報のウェブサイトを、WebView(アプリ内で、ウェブサイトのページを読み込んで表示する)機能を使って連携させる。

③ マップ機能があり、子育てに関わる、病院、学校、おむつ交換が可能な施設などを分かりやすく地図にピン(しるし)を付けて表示できる。

④ チラシや冊子といった紙の媒体で子育てに関する資料を提供している場合は、紙面のPDFデータをアプリで閲覧できるようにする。

 しかし、子育て世帯が持つ様々なニーズによりしっかりと応えることができるアプリを構築するため、「子育て支援アプリ」専用のオプションを、用意いたしました。

■「子育て支援アプリ」の専用オプションについて

 「子育て支援アプリ」の専用オプションを利用することで、以下の機能を追加することができます。

1.子育て専用カレンダー&イベント

2.ホーム画像着せ替え

3.予防接種スケジュール&アラート

4.妊婦健診アラート

1.子育て支援イベント情報の配信

 自治体が住民に提供する子育てに関連するイベント情報は、民間の企業や団体、保育所などから依頼を受けて配信するものも含め非常に多種多様であり、ごみや防災といったカテゴリーのイベント情報に比べて数が多くなる傾向があります。しかし、従来の「パーズ」で構築するアプリでは、イベント情報をカテゴリーごとに分けて表示することができないため、配信数の多い子育てに関連するイベントが分かりにくいという状況がありました。

 そこでこの度のオプションでは、アプリのメニューに「子育て支援」のカテゴリーを追加し、このカテゴリーのイベント情報を集約するようにしました。この結果、アプリのユーザーは子育てに関連するイベントの情報だけをまとめて確認できるようになります。

 配信されたイベント情報は、「一覧」と「カレンダー」の両方に反映されます。また、それらの情報は、ユーザーが普段使用しているスケジュールを管理するアプリ(カレンダーアプリ)に転記することができます。

 たとえば、「子育てサロン(※)」が開催する「誕生会」というイベントの情報が自治体から配信され、そのイベントに参加しようと思った場合は、イベント情報をいつも使っているカレンダーアプリに転記することで、その他の予定と一緒に一つのアプリでまとめて予定を管理することができます。

※「子育てサロン」とは、地域の公民館や集会所を使って、NPO法人等の民間団体や保育士、ボランティア等がスタッフとなって運営する、保護者同士の交流・情報交換や、子どもたちの遊び場を提供する団体

2.ホーム画像着せ替え

 アプリのユーザーが、子育て支援カテゴリーの「ホーム」の画像を、スマホなどの画像フォルダに保存されている任意の画像に変更することができます。

3.予防接種スケジュール&アラート

 基本設定に子どもの情報を入力することで、生年月日から自動的に予防接種のスケジュールを作成します。また、「パーズ」の子育て支援アプリ専用オプションで作成したアプリでは、予防接種の予定を忘れないようにするための「アラート(予め設定しておいた日時に、自動的にユーザーに発信される通知)」を自動で一括設定します。

 一般的な子育て支援のアプリでは、予防接種を忘れないようにするためのアラートは、一件ずつユーザーが手動で設定しなければならず、短い期間で複数の接種の予定が組まれている場合などは、手動での設定が手間に感じられることがあります。アプリが自動でアラートを設定することで、その手間が省けるとともに、設定の漏れや間違いが原因で予防接種が受けられなくなってしまうといったトラブルを無くすことができます。

 また、多くの子育て支援のアプリでは、予防接種に関する情報は国から提供されている情報を基本に配信しています。一方、「パーズ」子育て支援アプリ専用オプションでは、「予防接種詳細」ページに掲載する内容や、「予防接種スケジュール」ページの表示順なども、自治体毎に自由に設定することができます。

 例えば、予防接種には感染症対策上、重要度が高いと考えられるものについて行政の費用負担によって行われている「定期接種」と、保護者の判断によって自費で接種する「任意接種」があります。任意接種のワクチンに健康保険は適用されませんので、接種費用は基本的に自己負担となりますが、自治体によっては接種費用の助成が受けられるところもあります。また、予防接種の機関についても、各家庭で普段から受診しているいわゆるかかりつけ医で接種する「個別接種」と、自治体が会場を指定し、その会場で実施する「集団接種」があります。

 「パーズ」子育て支援専用オプションで作成したアプリでは、自治体が「予防接種詳細」のページに、「任意接種」への助成の有無や、集団接種の時期や会場に関する情報を掲載することもできます。

4.妊婦健診アラート

 妊産婦自身の健診についても、一覧からアラートを設定し管理することができます。

 なお、妊産婦の健診については個人によって受診の頻度が大きく異なるため、アラートは一件ずつの手動設定となります。

■今後の展開

 「パーズ」のアプリ構築サービスでは、今回の「子育て支援」と、「ごみ・環境」というカテゴリーで、専用オプションが導入されています。今後は、他のカテゴリーでもオプションを開発し、より各分野で自治体が情報を発信する際に必要な機能を充実させていきます。

 日本グリーンパックスは、「パーズ」の自治体の課題解決を一つのアプリに集約というサービスコンセプトを達成するため、今後も各自治体からの様々な要望を取り入れ、当サービスの改善・拡大を進めていきます。

<日本グリーンパックス株式会社について>

 1969年の会社設立から、各地の自治体に対して家庭ごみの収集や処理に関する新しい商品や仕組みの提案を行ってきました。独自の商品・サービスを通して、自然と調和し、人にやさしく、環境と共生する循環型社会の実現を目指し、現在は、官公庁事業(一般廃棄物に関わる官公庁施策のトータルサポート)、エコビジネス事業(環境関連設備・資材の販売)、ライフスタイル事業(人と環境に優しい家庭用品の企画開発・販売)の3つの柱で事業を展開しています。(日本グリーンパックス株式会社ウェブサイト:http://www.greenpacks.co.jp/

■この件に関するお問い合わせ先

日本グリーンパックス株式会社

東京支社:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-26 浜町京都ビル3階

Tel 03-3663-8745 / Fax 03-3639-8744

担当:上山(かみやま)

e-mail:info@greenpacks.co.jp

<掲載されている情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点ではその内容が異なっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。>

<当リリース内で使用されているアプリの画面は、すべてイメージです。実際のアプリ画面とは異なる場合はありますので、あらかじめご了承ください。>

※1 2017年3月時点での自社調べによります。

※2 アプリ本体の構築・デザインは日本グリーンパックスが行い、使える機能や見せたい内容を自治体が独自に設定・運用できるサービスです。

※3 2013年12月18日時点での自社調べによります。

※4 2017年3月時点での自社調べによります。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

自治体アプリ構築サービス「パーズ」

自治体子育て支援アプリ(イメージ)

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