第20回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展 9月16日から9月28日まで新宿・初台で開催
このたび、文化庁メディア芸術祭実行委員会は「平成29年度[第20回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展」を2017年9月16日(土)から9月28日(木)までの13日間、東京・新宿区のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]及び東京オペラシティ アートギャラリーを中心に開催します。
2017年9月7日
文化庁メディア芸術祭事務局
メディア芸術の“時代(いま)”を感じる受賞作品展、いよいよ開催
-全受賞作品の展示と約130回の関連イベントを実施-
このたび、文化庁メディア芸術祭実行委員会は「平成29年度[第20回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展」を2017年9月16日(土)から9月28日(木)までの13日間、東京・新宿区のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]及び東京オペラシティ アートギャラリーを中心に開催します。
本展では、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で世界88カ国・地域から寄せられた4,034作品の応募作品から選ばれた全受賞作品と功労賞受賞者の功績等を紹介します。厳正な審査で選ばれた今年度を代表するメディア芸術作品の数々と、国内外の多彩なクリエイターやアーティストが集う様々な関連イベントを通じて、メディア芸術の“時代(いま)”を映し出します。
■平成29年度[第20回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展 開催概要
会期 2017年9月16日(土)~28日(木)
会場 NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
(東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4F)
東京オペラシティ アートギャラリー
(東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー3F)
11:00~18:00
※16(土)・17(日)・22(金)・23(土)は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
他サテライト会場
※サテライト会場の開館時間は会場によって異なります。
入場料 無料
※全てのプログラムは参加無料です。
主催 文化庁メディア芸術祭実行委員会
1.展示
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、東京オペラシティ アートギャラリー
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ。多彩な表現に出会う13日間。
4部門の受賞作品を一堂に展示します。ダイナミックなインスタレーションやインタラクティブアートにくわえ、ゲーム、ガジェット等の体験型作品も展示。さらに、アニメーションやマンガ作品を貴重な関連資料とともに紹介します。
注目の展示作品!
アート部門
大賞 『Interface I』メディアインスタレーション
Ralf BAECKER[ドイツ]
192 個の直流モーターを用いて「構造と行動の関係」を探求するキネティック・インスタレーション。
大賞受賞者・オープニングトーク 日時:9 月16 日(土)12:30-13:30
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4F 特設会場
優秀賞 『Alter』メディアパフォーマンス
『Alter』制作チーム(代表:石黒 浩/池上 高志) [日本]
ロボットの持つ「生命らしさ」を、運動の複雑さで表そうとした作品。人間の脳や脊髄の仕組みを模しており、まるで生きているかのように、なめらかな動きを見せます。
トーク 日時:9 月16 日(土)17:30-19:00
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4F 特設会場
エンターテインメント部門
大賞 『シン・ゴジラ』映像作品
庵野 秀明/樋口 真嗣[日本]
日本に襲来したゴジラという虚構の巨大生物と、それに立ち向かう官僚や政治家たちを描いた作品。現代の日本の社会状況を忠実に再現し、リアリティを追求した災害シミュレーションを、ドキュメンタリータッチで描いています。
上映 日時:9 月23 日(土・祝)14:00-16:00 会場:TOHO シネマズ新宿
優秀賞 『Pokémon GO』アプリケーション
『PokémonGO』制作チーム(代表:野村 達雄)[日本]
位置情報を活用したスマートフォン向けのゲームアプリ。現実の世界そのものを舞台に、スマートフォンの画面の地図上に出現する「ポケモン」を、「モンスターボール」を投げてつかまえます。“Adventures on foot、歩いて冒険する”という理念のもとに制作されました。
ワークショップ 日時:9 月23 日(土・祝)11:30-13:00
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4F 特設会場
アニメーション部門
大賞 『君の名は。』 劇場アニメーション
新海 誠 [日本]
展示空間に、作品本編のなかから一部のシーンを大画面で鑑賞できるスペースを設けます。さらに、作品の舞台となっている東京と飛騨の美しい背景画がそれぞれ展示されます。
上映 日時:9 月23 日(土・祝)19:00-20:50 会場:TOHO シネマズ新宿
優秀賞『映画「聲の形」』劇場アニメーション
山田 尚子[日本]
同名のマンガを原作にした劇場用長編アニメーション作品です。人と人とのコミュニケーションにおいて、伝えることの難しさ、そして、それゆえの尊さが表現されています。サテライト会場のTOHO シネマズ 新宿では監督を招いたトークも開催します。
トーク付き上映 日時:9 月18 日(月・祝)15:50-18:30 会場:TOHO シネマズ新宿
弁士付き上映会 日時:9 月23 日(土・祝)11:15-13:15 会場:社会福祉法人トット基金 トット文化館
マンガ部門
大賞『BLUE GIANT』
石塚 真一[日本]
貴重な作品原画の展示とともに、まるでライブハウスにいるような迫力のある巨大壁面プリント、楽器の展示などによって、作品の世界観を感じることができます。
新人賞『月に吠えらんねえ』
清家 雪子[日本]
萩原朔太郎、北原白秋、室生犀星らの作品から生まれた「朔くん」「白さん」「犀」など、詩人本人ではなく作品のイメージをキャラクター化し、近代詩と日本の近代をいきいきと描いた作品。展示会場では、カラーページの原画や制作プロセスも展示します。
トーク 日時:9 月17 日(日)11:30-13:00
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4F 特設会場
2.上映
会場:TOHOシネマズ 新宿 [事前申込] 、サナギ 新宿、ニュウマン新宿、社会福祉法人トット基金 トット文化館 [事前申込] 他 ※
アート部門やエンターテインメント部門の映像作品、劇場アニメーションや短編アニメーション等の特別プログラムをスクリーンで上映します。受賞作家や監督が出演するトークイベントも開催します。
3.マンガライブラリー
会場:東京オペラシティ[1階 アトリウム] 開設時間11:00-18:00
※16(土)・17(日)・22(金)・23(土)は20:00まで
今年度の受賞・審査委員会推薦作品を読んでみよう!
マンガ部門の受賞作品・審査委員会推薦作品の37タイトル全巻を自由に読むことができるマンガライブラリー。オンライン作品も閲覧いただけます。
4.関連イベント
ライブパフォーマンス/シンポジウム/トーク/ギャラリートーク/ワークショップ/鑑賞プログラム
※ライブパフォーマンス/シンポジウム/トーク/ワークショップは、事前に申込が必要です。申込方法をご確認のうえ、開催日の前日までにお申込下さい。ただし、定員に達し次第、受付は終了とさせていただきます。
※ギャラリートークは、当日の開始1時間前から展示室内のカウンターにて受付けます。各回定員に達し次第、受付終了とさせていただきます。
※申込方法の詳細は公式ウェブサイト(http://j-mediaarts.jp)でご確認ください。
※申込受付は9月7日(木)17時から公式ウェブサイトにて開始します。
ライブパフォーマンス[事前申込]
海外から来日する受賞作家も多数出演!
注目のイベント!
9/18(月・祝) 19:00-22:00
「Sound x Vision x Haptic」
サウンド(聴く)・映像(見る)・触覚(触る)をテーマに、エンターテインメント部門の作家による作品のプレゼンテーションや、功労賞受賞者、特別ゲストが出演するライブパフォーマンスとトークイベントです。
会場:笹塚ボウル(東京都渋谷区笹塚1-57-10 3F)
定員:200名(事前申込制)
出演:
松武 秀樹(功労賞/作曲家/編曲家/シンセサイザー・プログラマー)
尾上 墨雪(日本舞踊尾上流 三代家元・二代菊之丞)
菊川 裕也(エンターテインメント部門審査委員会推薦作品『スマートフットウェア Orphe』)
水口 哲也(エンターテインメント部門審査委員会推薦作品『Rez Infinite』)
Marcel BUECKNER / Tim HEINZE / Richard OECKEL / Lorenz POTTHAST /Moritz
RICHARTZ (エンターテインメント部門新人賞『RADIX | ORGANISM / APPARATUS』)
落合 陽一(エンターテインメント部門審査委員会推薦作品『Cross-Field Haptics』)
モデレーター:
東泉 一郎(エンターテインメント部門審査委員/デザイナー/クリエイティブディレクター)
シンポジウム[事前申込]
フェスティバルの未来像等をテーマに、特別ゲストを交えたシンポジウムを開催!
注目のイベント!
9/27(水)16:00-18:00
「フェスティバルのその先へ」
近年、海外のみならず国内においても様々なフェスティバルが全国各地で開催されています。こうした状況を見据えながら、フェスティバルのあり方や未来像について語り合うシンポジウムです。
会場:NTT インターコミュニケーション・センター [ICC] [4階 特設会場]
定員:200名(事前申込制)
出演:
建畠 晢 [文化庁メディア芸術祭運営委員/多摩美術大学長]
Mr. Giovanni Russo [ルッカ・コミック&ゲームズ コーディネーター(イタリア)]
Ms Kyung-hwa LEE [SICAF ソウル国際マンガ・アニメーション映画祭 国際交流コーディネーター(韓国)]
Mr. Avinash Kumar [EYEMYTH Media Arts Festival (インド)]
※日英同時通訳あり
トーク[事前申込]
受賞作家が審査委員や特別ゲストとともに受賞作品について語り合うイベントを開催!制作にまつわる秘話なども聞くことができる貴重な機会です。
注目のイベント!
9/17(日) 11:30-13:00
「清家雪子が萩原朔太郎を萩原朔美と語る(前橋文学館連携企画)」
近代詩人による作品のイメージをキャラクター化し、近代詩と日本の近代を描いた作品について、萩原朔太郎の孫でありマルチクリエイターの萩原朔美氏と作者が語るトークイベントです。
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] [4階 特設会場]
定員:200名(事前申込制)
出演:
清家 雪子 [マンガ部門新人賞『月に吠えらんねえ』]
萩原 朔美 [前橋文学館館長]
ワークショップ[事前申込]
メディア芸術祭をもっと楽しむ・体験する、多彩なワークショップを開催!
受賞作家や審査委員を講師に迎えて、作品作りの基礎を体験することができるワークショップなどを開催します。『映画「聲の形」』の1 シーンを手話を用いながら実演するワークショップのほか、自分でシンセサイザーの音をつくるワークショップなどを行ないます。
注目のイベント!
9/18(月・祝) 13:00-15:00
「『映画「聲の形」』の1シーンを演じよう」
『映画「聲の形」』の1シーンを手話を用いながら実演できるワークショップです。
会場:社会福祉法人トット基金 トット文化館
対象:視覚あるいは聴覚に障がいをお持ちの方および一般
定員:20名(事前申込制)
出演:
井崎 哲也[社会福祉法人トット基金日本ろう者劇団 顧問]
鑑賞プログラム
作品の解説を聞きながら展覧会をめぐる恒例のイベントを実施します。
メディア芸術作品をより深く理解することができるプログラムです。
日時:
9/20(水)・9/21(木)・9/22(金)・9/25(月)各11:30-13:00、14:00-15:30
9/26(火)14:00-15:30
9/27(水)11:30-13:00
9/28(木)14:00-15:30
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]、東京オペラシティ アートギャラリー
定員:各回10名
参加方法:当日の開始1時間前からNTTインターコミュニケーション・センター [ICC]の入口受付にて受付けます。(先着順)
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 公益財団法人画像情報教育振興協会
- 所在地 東京都
- 業種 その他教育
- URL http://www.cgarts.or.jp/
過去に配信したプレスリリース
第23回文化庁メディア芸術祭 受賞作品発表
2020/3/6
第23回文化庁メディア芸術祭 審査委員が確定。作品募集は10月4日まで!
2019/9/26