日大が27年ぶり21度目の甲子園ボウル制覇

12月17日、第72回甲子園ボウルが行われ、日本大学が関西学院大学との一戦を23対17で制した。1990年以来27年ぶり21度目となる大学日本一の座を手にした日大は、2018年1月3日、東京ドームにおいて開催されるアメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯第71回ライスボウル』への出場権を手にした。

2017年12月17日

公益社団法人日本アメリカンフットボール協会

日大が27年ぶり21度目の甲子園ボウル制覇

日大が27年ぶり21度目の甲子園ボウル制覇!

 12月17日、第72回甲子園ボウルが行われ、日本大学が関西学院大学との一戦を23対17で制した。1990年以来27年ぶり21度目となる大学日本一の座を手にした日大は、2018年1月3日、東京ドームにおいて開催されるアメリカンフットボール日本選手権『プルデンシャル生命杯第71回ライスボウル』への出場権を手にした。

 3年ぶり29回目の「赤対青」の伝統の一戦で先制したのは、青のジャージを身にまとった関学大だった。関学大のレシーブで始まったこの日の試合、自陣31ヤードから攻撃を始めた関学大はQB西野航輝が自らのランとWR亀山暉へのパスのわずか2プレイでゴール前2ヤードへ侵入。すると、最後はQB西野が左のオープンへ駆け抜けて先制のタッチダウンランを決めた。

 7点のビハインドを負った日大は、続く攻撃をスリーアンドアウトで止められたが、関学大のオフェンスもパントに抑えて攻撃権を奪取した。自陣1ヤードからの攻撃開始となった日大は、ランを軸に相手陣39ヤードへと攻め入ると、QB林大希からWR林裕嗣へのタッチダウンパスをヒットさせて99ヤードドライブを完結させた。しかし、キックが失敗して同点とはならなかった。

 リードが1点に変わった関学大は、第2QにK安藤亘祐の36ヤードFGが決まり10対6とした。その後両チーム得点が入らずこう着状態が続いたが、日大は前半終了残り2分を切ったところでファンブルリカバーして攻撃権を奪取。敵陣28ヤードで攻撃権を得た好機を、RB宋旻宰の16ヤードタッチダウンランにつなげ13対10と逆転に成功した。

 日大の勢いは後半も止まらず、後半最初の自陣35ヤードから始まったドライブではQB林のロングパスを皮切りにランとパスを織り交ぜゴール前1ヤードに侵入。すると、最後はRB川上理宇が中央を突いてエンドゾーン内にボールを持ち込み加点した。リードを10点に広げた日大はさらに、篠原歩夢が33ヤードFGを成功させて3点を追加した。

 エンドが変わった第4Qに関学大にタッチダウンを許して、ワンポゼッション差に詰め寄られた日大。その後追加点を奪えず、試合残り6分36秒からのドライブで関学大に自陣35ヤードまで攻め込まれたが、試合終了2分を切ってからの第4ダウン5ヤードのギャンブルでLB宮川泰介が関学大QB西野のパスをチップし、これをLB楠井涼がインターセプト。熱戦に終止符を打った。

 なお、この試合の最優秀選手には、パス15回中8回成功、126ヤード、1TDに加えランでもチーム最多の18回113ヤードを稼いで勝利に導いた日大のQB林が選出された。

以下がコメント

日大 内田正人監督

「選手がよく頑張ってくれました。コーチがよく指導してくれました。全員が仲間意識を持つということで、(選手たちには)厳しく接してきました。本当にありがとうございました。」

QB林 大希

「(甲子園ボウルMVP受賞について)光栄に思っています。前日練習では甲子園の雰囲気に圧倒されましたが、試合に入ってみると意外と自分では落ち着いていて調子も良かったです。すごいプレーの回数を準備していましたし自信も持っていたので、動じることはないと思っていました。関学のディフェンスは体が大きかったですし、スポーツマンシップがあったと感じました。最初のタッチダウンが勝利につながったと思います。

アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第71回ライスボウル

記者発表会

(日   時)      平成29年12月19日(火) 記者発表会     : 13:00から

キックオフパーティー: 13:30から

(会   場)      東京ドームホテルB1F「シンシア」(住所: 東京都文京区後楽1-3-61)

※キックオフパーティーも「シンシア」において開催します

(出   席)      学生代表チーム:甲子園ボウル勝者日本大学の監督・主将

社会人代表チーム:ジャパンエックスボウル勝者※の監督・主将

※富士通フロンティアーズとIBMビッグブルーの勝者

大会実施要項

(名  称)   アメリカンフットボール日本選手権 プルデンシャル生命杯 第71回ライスボウル

 American Football Japan Championship, Rice Bowl 71 by Prudential

(主  催)   公益社団法人日本アメリカンフットボール協会、朝日新聞社

(主  管)   日本学生アメリカンフットボール協会

         一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会

(運営協力) 一般社団法人関東学生アメリカンフットボール連盟

         一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会

(後  援)   スポーツ庁、アメリカ大使館、日刊スポーツ新聞社、NHK

(特別協賛)  プルデンシャル生命保険株式会社

(協  力)   株式会社東京ドーム他  

(日  時)   平成30年1月3日(水)  試合開始 15:00 (開場 10:00 )  

(場  所)   東京ドーム

(試  合)   学生代表チーム(一塁側 ) VS 社会人代表チーム(三塁側 )  

(出場資格)  学生は全日本大学選手権「甲子園ボウル」における優勝チーム

          社会人は日本社会人選手権「ジャパンエックスボウル」における優勝チーム

(競技規定)  1.平成29年度公益社団法人日本アメリカンフットボール協会競技規則による

          2.勝敗が決定しない場合は、両者優勝とする

(入 場 料)  指定席(バルコニー席):当日券\3,500(前売り\3,000)

         指定席(1階席):当日券\3,000(前売り\2,500)

         自由席(一般)当日券 ¥2,500(前売り ¥2,000) 高校生\500(当日券のみ)

          ※中学生以下無料/大会プログラム無料配布 

(発売期間)  平成29年11月25日(土)から平成30年1月3日(水)  

(発売場所)  チケットぴあ:Pコード [837-461]、ローソンチケット:Lコード [34136]

          CNプレイガイド 電話:0570-08-9999(オペレーター10:00から18:00)

                    WEB:http://www.cnplayguide.com/

          セブンチケット:店舗マルチコピー機「ライスボウル」で検索

イ―プラス:http://eplus.jp/ricebowl/(PC/携帯共通)※ファミリーマート店頭Famiポート

(テレビ放映)   NHK BS1 平成30年1月 3日(水) 15:00から試合終了まで

(問合せ先)   ライスボウル実行委員会(日本アメリカンフットボール協会) 03-3450-9360

(スケジュール) 10:00 開場(ゲートオープン)

          10:10 女子タッチフットボール全日本王座決定戦 第23回さくらボウル

           11:40  関東中学生アメリカンフットボール オールスター戦

           15:00 ライスボウル 

ハーフタイムショー: 2017年度 ジャパンカップ優勝(創価ルネサンス・バンガード)

          本競技会は、日本アンチ・ドーピング規程が適用されます。

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プレスリリース添付ファイル

プレスリリース添付画像

27年ぶり甲子園ボウルを制覇した日本大学

優勝杯、チャック・ミルズ杯を手にする日本大学の選手

年間最優秀選手チャック・ミルズ杯を受賞した日本大学QB林

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