◆UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)のパートナー校に◆関西大学が難民を対象とする推薦入試を導入!

関西大学

関西大学ではこのたび、日本国籍を持たない難民の就学をサポートするため、UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)を実施することを決定し、2019年度入試から難民を対象とする推薦入試を導入します。

20180609

関西大学

◆UNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)のパートナー校に◆

関西大学が難民を対象とする推薦入試を導入!

~ダイバーシティの実現。日本国籍を持たない難民の就学をサポート~

【本件のポイント】

・2019年度入試より、関西大学において、難民を対象とする推薦入試制度を導入

・関西では2校目となるUNHCR難民高等教育プログラム(RHEP)パートナー校に

・国際社会に対する難民支援の協力およびダイバーシティの推進を目的とする

国内における難民の就学支援の取組みは、2007年に関西学院大学が難民高等教育プログラム(RHEP)による学生の受け入れを開始して以降、その波は全国8大学にまで拡がっていました。しかし、関西学院大学を除く7大学はすべて関東の私立大学で、関西圏での受け入れは十分といえない状況でした。

このような状況に鑑み本学では、①国際社会に対して難民支援の取組みへの協力、②多様な経歴を持つ学生の受け入れによるダイバーシティの推進などの面から、同入試制度の導入を決定しました。今後はRHEPの新たなパートナー校として、同プログラムを推進・展開していきます。

なお、本制度の導入は、本学における国際社会への貢献を積極的に果たすという従来の方針・趣旨に合致するとともに、昨今、国際的にも高まりつつあるSDGs(Sustainable Development Goals)の推進にも寄与するものと期待されます。

■ UNHCR難民高等教育プログラム(Refugee Higher Education Program – RHEP)とは

日本に住む難民もしくは難民二世が経済的支援を受けながら、日本の4年制大学での就学をサポートする制度です。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所と特定非営利活動法人国連UNHCR協会が運営しており、経済的支援(入学検定料・学費・諸費の免除、修学助成金の給付)の役割は、受け入れ校が担います。

【2018年度現在の実施大学】 関西学院大学、青山学院大学、明治大学、津田塾大学、創価大学、上智大学、明治学院大学、聖心女子大学  以上、8大学(導入順)

■ 推薦入試の概要

【対象学部】全学部(13学部) 【受入人数】1名

【選考方法】書類審査および面接により、総合的に評価し合否を判定

【出願資格】次の(1)から(4)の条件をすべて満たす者。

(1)条約難民、インドシナ難民、第三国定住難民、補完的保護を受けている日本居住の難民で、日本国籍を有さない者。

(2)UNHCR駐日事務所の推薦を受けている者。

(3)外国もしくは日本において通常の課程による12年の学校教育を修了した者もしくは修了見込みの者、または学部教授会においてこれと同等以上の資格を有すると認定された者。

(4)プログラムの趣旨を理解し、本学の教育理念に基づき学業に専念する強い意志を有する者。

▼本件の詳細▼

関西大学プレスリリース

http://www.kansai-u.ac.jp/global/guide/pressrelease/2018/No17.pdf

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