新車種Piech マーク・ゼロ – これからの電気自動車時代に向けた、快適かつ革新的なドライブをあなたに

AsiaNet 77679

【チューリッヒ・ジュネーブ、2019年3月4日、PRNewswire】--

•　Piech自動車会社が3月5日火曜日午前11:45付で、ジュネーブモーターショーにおいて新機種Piech マーク・ゼロ電気スポーツカーをワールドプレミアとして発表

•　Piech自動車会社は、新型純正電気スポーツカー「Piech マーク・ゼロ」のコンセプトを発表予定

•　この新機種は完全電気化されたGT車で、500 km (311マイル)の航続距離を誇る (WLTP)

•　4分40秒で80%充電できる新型単電池を採用

•　この「Piechマーク・ゼロ」というコンセプトカーは、同社の新機種系列の先駆けとなる

•　柔軟かつ開放的な構造により、様々な運転システムや車体が楽しめる

•　今回の開発に際し、DESTENグループはPiech自動車会社の電池開発パートナーとして参加し、青島のTGOOD Electric Co. Ltd.は充電設備の面で貢献

革命とスポーツカーの乗り心地が融合－新型電気スポーツカーPiechマーク・ゼロのコンセプトは、従来のスポーツカーの特徴に革新的技術を融合させ、それらを時代を超えて愛される魅力的な車体に集結させたものと言えます。この車種は、今後3年間に渡ってPiech自動車から販売される同系列商品群の先駆けとなるものです。柔軟かつ開放的な車体デザインを採用し、電気、ハイブリッド、ガソリンまた内部燃焼エンジンと様々な運転モードを可能にしました。今回搭載されている全く新しいタイプのバッテリーセルは充電や放電の際に加熱することがほとんどないため、4分40秒の間に80％という超高速充電を現実のものとしました。これはすなわち、充電時間とガソリンを入れる時間がほぼ同じになることを意味しています。

     (写真: https://mma.prnewswire.com/media/829594/Mark_Zero_rear.jpg )

     (写真: https://mma.prnewswire.com/media/829596/Mark_Zero_silver.jpg )

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     (写真: https://mma.prnewswire.com/media/829599/Rajcic_Piech.jpg )

Piech自動車はドイツとスイスの自動車製造会社で、拠点はチューリッヒとミュンヘンにあります。3年半前、Piech自動車の創立者でオーナーであるト二―・ピエヒ氏と共同CEO兼クリエイティブディレクターであるレア・スターク・ラジシック氏が、新しい柔軟な車体を持つ車種の開発を着案しました。彼らが最初に制作したのがPiechマーク・ゼロと呼ばれる、スポーツカーの素晴らしさを電気自動車の時代に持ち込むモデルです。この車種は、2019年のジュネーブオートショーで初公開されます。

Piech自動車- 時代を超えて支持される贅沢なドライビング体験

Piechブランドは、いつの時代にも愛される上質かつ現代的技術を採用し、運転者を中心に考えていることで知られています。「我が社の目標は、最新の技術を採用し、感性に訴える乗り心地の良さを追求することです。これは運転者を助けるものであり、運転の邪魔になるものであってはなりません。そして本物のスポーツカーのような体験を提供すること、すなわち車を運転するのであって、車に運転されるのではない、ということを念頭に置いています。もちろん、車体のデザインに際しては自立運転への移行も視野に入れていますが、それは後続のモデルになって実現されることでしょう。」と、クリエイティブ主任者であるスターク・ラジシック氏はコメントしています。

スポーツカーのような運転を可能にする車体

バッテリーの配置(センタートンネルに1つ、残りは後方車軸)によって重量を分散させることで、燃焼エンジンを持つ従来のスポーツカー同様の操作性が期待されています。車体床下に充電池を広く分散させるデザインとは異なり、今回採用したデザインによれば本来のスポーツカー同様に座る位置も低くすることができ、運転者にフィードバックが即座に返ってくることで操縦の正確性も確保することができます。「開発においては、自分自身も購入したくなるような車、ということを目指しました。車好きの人たちとともに、現在の市場に欠けているものは何か、長時間に渡って語り合いました。消費者サイクルに左右されない、モダンクラシックと言える商品を提供したいと思っています。このスポーツカーを運転する人は、車内で過ごす一分一分を楽しむことができるはずです。」と、共同CEOであるピエヒ氏はこの新Piechマーク・ゼロの機種要件を総評して語っています。

スポーティーな性能と、4分40秒で80%という高速充電

Piechマーク・ゼロは、500km(311マイル)という航続距離（WLTP）を誇る電気GT車です。特別なバッテリーセルを採用しており、充電または放電中に熱くなることがほとんどありません。バッテリー過熱を極端に抑えたことで、電池に流れる電流量を飛躍的に向上させることができました。従来のCSC充電に加え、高速充電モードでは4分40秒で80%という画期的な高速充電のできる性能を生み出しました。また過熱を軽減したことで、空気だけを使って電池を冷却することが可能になりました。このことにより全体の重量が約200 kg減量され、車体全重量を1,800kg以下に抑えることに成功しました。前方車軸では非シンクロのモーターが150kWを出力し、後方車軸では2つのシンクロモーターがそれぞれ150kWを出力します。これにより、スポーツカーならではのドライビング感覚をお楽しみいただけます。

充電池開発パートナーであるDESTEN、TGOODと革新的電池  

Piech自動車の充電池開発パートナーは、中国青島に研究開発センターを擁し中国香港に拠点を持つDESTENグループです。DESTENは、充電時間が非常に短くかつ過熱しない画期的なバッテリーセルと電池パックを開発しました。DESTENは今後、消費セクターで得られた自社の電池とセルの販売実績を基に、自動車産業全体に進出していく予定です。

この車種に必要不可欠である充電設備は、中国青島と香港に拠点を持つ青島 TGOOD Electric Co. Ltd.が提供しています。この会社グループは2004年に中国とドイツのエンジニアによって結成され、中国深センで株式上場しているだけでなく、eハウスソリューション市場のリーダーとなっています。TGOODは300以上の都市で21万か所の充電ステーションを保有しています。

「このような強力で革新的なアイディアを持つ2社と提携することができたことを誇りに思います。これらのパートナー会社と共に、我が社はこれからも新モジュラー自動車のデザイン、新型バッテリーセル、また充電設備など多分野に渡って他社と積極的に協同していく姿勢です。」と、ピエヒ氏はコメントしています。

Piech自動車会社の擁する専門家コアチームは様々な産業セクターに精通しており、世界中の有名な自動車製造会社での勤務経験も持ち合わせています。このチームが約200名の外部従業員と共に、様々な車体や動力伝達装置のバリエーションを可能にするモジュラー自動車プラットフォームを開発しました。

このモジュラーコンセプトにより、Piech社の自動車はソフトとハード両面でアップデートしたり必要に応じて部品交換しながら、長期間に渡って最高の状態を保つことができるようになります。例えば、充電池セルブロックの部分にこの特徴が示されています。同時にモジュラー構造を採用したことで、ドライブシステムの選択肢が広がり、従来の内部燃焼エンジンに加えてハイブリッド、100％電気またはガソリンによる走行といったすべての運転スタイルを同一の車体の中で切り替えて使うことができるようになりました。次のステップとしては、このモジュラー構造をB2Bビジネスとして他の自動車製造会社に対して提供していくことが計画されています。

この概念に基づき、2座席、4座席、そしてスポーツSUVといった3種類の車体様式が現時点で考案されています。これ以外の、例えばトラックのような車体も将来可能になってくると思われます。

実際の製造は、契約製造でこれまでにも長年協同してきている経験豊かなパートナー会社と共に実施されます。Piechマーク・ゼロはドイツの製品基準に完全に適合するように開発製造されます。製造パートナーについては今後発表される予定です。

マネジメント:

Piech自動車の共同CEO兼マーケティング責任者であるトニー・ピエヒ氏について：

プリンストン大学で東アジアに関する勉強をした後、トニー氏は中国で12年間を過ごし、メディア機関の運営にあたりました。その後同氏はヨーロッパに戻り、2016年にPiech自動車を創立しました。ピエヒ氏は現在チューリッヒに住んでいます。

Piech自動車の共同CEO兼クリエイティブディレクター、レア・スターク・ラジシック氏について：

ラジシック氏は18歳になる前に、自分の最初の会社を立ち上げました。同氏はサンクト・ガレン美術学校に通い、ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングで印刷工そして石版工としての訓練を受けました。その後、日本のパナソニック、ソニー、キャノンなどの商品デザインに携わってきました。現在ラジシック氏はチューリッヒに居住しています。

Piechマーク・ゼロ詳細*

規格:

・全長/幅/車高  　　4,432/1,991/1,250 mm (サイドミラーは除く)

・オーバーハング:      前: 897 mm/後: 915 mm

・重量:              　　1,800 kg以下

・最遠軸距:           2,620 mm

パフォーマンス:

・システム出力:       前方車軸:1つの非シンクロモーターが150 kWを出力

後方車軸:2つのシンクロモーター(機械的に分離)が各々150 kWを出力

・加速:         　　　3.2秒ごとに時速0-100 km

・最高速度:          時速250 km

* これらの数値は目標数値または現在のプロジェクトにおける数値です。

お問合せ: PR責任者、Peter Thul、電話: +49 160 90416931、 p.thul@piech.com

ソース: Piech

（日本語リリース：クライアント提供）

The New Piech Mark Zero - Driving Pleasure and Innovation for the New Electric Era

PR77679

ZURICH and GENEVA, Mar. 4, 2019 /PRNewswire=KYODO JBN/--

    - Piech Automotive celebrates the world premiere of the new Piech Mark

      Zero electric sports car at the Geneva Motor Show on Tuesday, 5 March,

      at 11:45 a.m.

    - Piech Automotive presents a study of a new, puristic electric sports car

      called the Piech Mark Zero

    - Purely electric GT with a range of 500 km (311 miles) (WLTP)

    - New type of battery cell: 80% charge in only 4:40 minutes

    - Concept Car Piech Mark Zero represents the start of a new product family

    - Flexible and open vehicle architecture allows for a variety of drive

      systems and bodies

    - The DESTEN Group is Piech Automotive's battery partner, while the

      Qingdao TGOOD Electric Co. Ltd. contributes the  charging infrastructure

    Innovation meets sports car feeling. A study of the new electric sports car

Piech Mark Zero combines typical sports car attributes and innovative

technologies with a timeless and attractive body. It's the first of a family of

products to be brought to market by Piech Automotive in the next three years.

Its flexible and open vehicle architecture allows the use of a variety of drive

systems - like electric drive, hybrid, fuel cell or internal combustion engine.

The entirely new type of battery cell hardly heats up during charging and

discharging phases; it features a high rate of recuperation and can be charged

up to 80% in 4:40 minutes. This means that fast charging takes only marginally

more time than filling up a conventional car with petrol.

(Photo: https://mma.prnewswire.com/media/829594/Mark_Zero_rear.jpg )

(Photo: https://mma.prnewswire.com/media/829596/Mark_Zero_silver.jpg )

(Photo: https://mma.prnewswire.com/media/829597/MarkZero_silver_drive.jpg )

(Photo: https://mma.prnewswire.com/media/829598/Matk_Zero_red.jpg )

(Photo: https://mma.prnewswire.com/media/829599/Rajcic_Piech.jpg )

    Piech Automotive is a German-Swiss vehicle manufacturer based in Zurich and

Munich. Three and a half years ago, the founders and owners of Piech

Automotive, Toni Piech and Co-CEO/Creative Director Rea Stark Rajcic had the

idea to develop a new, flexible vehicle architecture. The first car they

created is the Piech Mark Zero, a vehicle that brings the fascination of a

sports car into the electric era. It will be shown for the first time at the

2019 Geneva Auto Show.

    Piech Automotive - timeless luxury  

    The Piech brand stands for timeless luxury and modern technology putting

people at the centre. Creative head Stark Rajcic underlines this: "It's our aim

to support the emotional driving experience with up-to-date technology. It's

meant to help the driver but not distract him. And it's about the real sports

car feeling: driving, not being driven! Of course, the vehicle architecture is

geared towards autonomous driving, but we'll keep that for later models."

    Package allows sports car handling    

    Thanks to the placement of the batteries (one in the centre tunnel, the

rest at the rear axle), weight distribution and handling are expected to be

similar to that of a conventional sports car with a combustion engine. In

contrast to the widespread placement under the floor, this allows a low seating

position typical of a sports car as well as precise handling, giving the driver

immediate feedback. Co-CEO Piech summarises the product requirements for the

new Piech Mark Zero thus: "We have developed a sports car that we ourselves

would like to buy, and we talked for a long time to many enthusiasts about what

was missing on the market. We want to offer a modern classic that isn't subject

to consumer cycles. The driver of this sports car should enjoy any minute they

can spend in the car."

    Sporty performance and quick charging - 80% in 4:40 minutes   

    The Piech Mark Zero is an electric GT with a range of 500 km (311 mi)

according to WLTP. The special type of cell hardly heats up during charging or

discharging phases. Significantly higher currents can flow as the cell

temperature rises only marginally. In addition to conventional CSC charging,

the fast charging mode allows for a sensationally short charging time of only

4:40 minutes to 80% battery capacity with an exceptionally high recuperation

rate. Because of the reduced heat build-up, the batteries can be cooled by air

alone. This contributes to an overall weight reduction of around 200 kg,

resulting in a total vehicle weight of under 1,800 kg. At the front axle, an

asynchronous motor delivers 150 kW, while at the rear axle, two synchronous

motors produce 150 kW each - guaranteeing typical sports car feeling!

    Innovative battery and charging partners DESTEN and TGOOD  

    Piech Automotive's battery partner is the DESTEN Group Ltd., based in Hong

Kong, China, with a research and development centre in Qingdao, China. DESTEN

offers innovative cell and battery packs which feature extremely short charging

times combined with low temperature development. Now DESTEN wants to roll out

their battery and cell competence gained in the consumer sector in the

automotive industry.

    The necessary charging infrastructure is supplied by Qingdao TGOOD Electric

Co. Ltd. from Qingdao, China, and Hong Kong, China. The group of companies was

founded in 2004 by Chinese and German engineers, is listed on the stock

exchange in Shenzhen, China, and is a market leader in eHouse solutions. TGOOD

operates 210,000 charging stations in more than 300 cities.

    Says Piech: "We are proud to have found two such strong and innovative

partners. Together with our partners, we're open for cooperation, regardless of

whether it's about our new modular vehicle architecture or the innovative

battery cells or the charging infrastructure."

    The permanent team of specialists has wide-ranging experience in various

industry sectors, having worked for renowned automobile manufacturers around

the globe. Together with some 200 external employees, it designed a modular

vehicle platform which allows the development of a variety of body and

drivetrain variants.  

    Thanks to the modular concept, vehicles made by Piech Automotive can be

kept up-to-date over a long period of time as both the software and hardware

(like for example the blocks of battery cells) can be updated or replaced as

needed. At the same time, the modular structure allows a wide choice of drive

systems: conventional internal combustion engine, different kinds of hybrids,

true electric drive or fuel cell - all these drive systems can be realised

using the same vehicle architecture. In the next step, this modular structure

is also to be offered to other manufacturers in B2B business.

    Three vehicle variants are in planning: a two-seater, a four-seater and a

sporty SUV.  Other concepts like convertibles or pick-ups are also conceivable.  

    Production will take place in cooperation with experienced partners with a

long-standing successful history in contract manufacturing. The Piech Mark Zero

will be developed and produced strictly to German quality standards. The

decision about manufacturing partners will be announced at a later stage.

    Management:

    Toni Piech, Co-CEO and Chief Marketing Officer Piech Automotive:

    After graduating from Princeton University in East Asian studies, Toni

Piech spent twelve years in China and co-owned a media agency before he

returned to Europe and founded Piech Automotive in 2016. Piech lives in Zurich.

    Rea Stark Rajcic, Co-CEO and Creative Director Piech Automotive:

    Rea Stark Rajcic founded his first companies even before he was 18 years

old. He attended St. Gallen art school and trained as a typographer and

lithographer at the Neue Zürcher Zeitung. After that, he designed products for

Panasonic, Sony and Canon in Japan, among others. Stark Rajcic lives in Zurich.

    Specifications Piech Mark Zero*

    Dimensions:

    - Length/Width/Height: 4,432/1,991/1,250 mm (w/o wing mirrors)

    - Overhang: front: 897 mm/back: 915 mm

    - Weight: under 1,800 kg

    - Wheelbase: 2,620 mm

    Performance:

    - System output: Front axle: one asynchronous motor delivering 150 kW

    - Rear axle: two synchronous motors (mechanically decoupled) delivering 150 kW each

    - Acceleration: 0-100 km/h in 3.2 seconds

    - Top speed: 250 km/h

    * Specifications are target values/project status

Contact: Head of PR

         Peter Thul

         Cel: +49-160-90416931

         p.thul@piech.com

Source:  PIECH