国内コーポレートベンチャーキャピタル 「大鵬イノベーションズ合同会社」を設立

大鵬薬品

2019年6月10日

大鵬薬品工業株式会社

国内コーポレートベンチャーキャピタル

「大鵬イノベーションズ合同会社」を設立

大鵬薬品工業株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林将之、以下「大鵬薬品」)は、ヘルスケア領域の国内スタートアップ企業に対して出資を行うコーポレートベンチャーキャピタル「大鵬イノベーションズ合同会社」(以下「大鵬イノベーションズ」)を設立したことをお知らせします。

大鵬イノベーションズは、革新的な新薬の研究開発や創薬基盤技術の開発を行っている創業検討段階を含む国内の有望なスタートアップ企業に対して、インキュベーションや事業成長を支援します。また、社内で研究開発中の化合物などの社外活用も目指し、インバウンド、アウトバウンド双方向のオープンイノベーションを推進していきます。大鵬イノベーションズの当初の投資規模は10億円です。

大鵬イノベーションズは、2016年に大鵬薬品が設立したTaiho Ventures, LLC(本社:米国カリフォルニア州、President:浅沼栄、以下「大鵬ベンチャーズ」)に続く2番目のコーポレートベンチャーキャピタルとなります。オンコロジー領域を中心とした国内外のバイオベンチャーを対象に投資を行う大鵬ベンチャーズに対し、大鵬イノベーションズは国内の医療関連領域、コンシューマーヘルスケア領域に加え、異業種との連携による新たなヘルスケア領域において、法人設立検討段階を含む早期ステージからの共創を目的に投資を行います。

大鵬薬品は、新規事業を社内外から継続的に創出することを目的に、恒常的なイノベーションの創造と活用に向けた取り組みを進めています。今後は、大鵬イノベーションズの投資で構築されたネットワークから得られた独創的・革新的な技術や創薬シードも活用し、さらなる創薬力の強化を図ります。そして、国内イノベーションの推進を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

大鵬イノベーションズの概要

【会社名】大鵬イノベーションズ合同会社 (Taiho Innovations, LLC)

【代 表】 谷川 清(たにがわ きよし)

【所在地】東京都千代田区

【設立日】2019年5月30日

【事業内容】ベンチャーキャピタル事業、インキュベーション事業

【投資規模】10億円

【投資領域】医療関連領域(がん、希少疾病含む)、コンシューマーヘルスケア領域、異業種との連携による新たなヘルスケア領域

【投資地域】日本

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