北九州市交通局とジョルダン株式会社 MaaS推進を目的として包括連携協定を締結

ジョルダン

2019年6月28日

ジョルダン株式会社

北九州市交通局とジョルダン株式会社

MaaS推進を目的として包括連携協定を締結

北九州市交通局(交通局長:池上修)とジョルダン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤俊和、以下「ジョルダン」)は、本日(6月28日)、北九州市の地域活性化と市民サービスの向上に寄与することを目的に、MaaS(Mobility as a Service)実現に向け、包括連携協定を締結しました。ジョルダンが政令指定都市とMaaS推進を目的とした包括連携協定を締結するのは初めてです。

 北九州市では、人口減少や自家用車利用の増加に伴い、公共交通の利用者が減少傾向にあり、このまま利用者の減少が続けば、減便や路線の廃止等により、さらなる公共交通の衰退が懸念されています。一方で、交通弱者と言われる高齢者や障害者を含め、誰もが通勤・通学、通院、買物など自由に安心して移動できる日常生活の実現には、地域の公共交通の充実が欠かせません。

 北九州市交通局とジョルダンは、MaaSを通じて公共交通の充実と市民や観光客の利便性の向上を図るため、主に下記の3つのテーマについて協力していきます。

▼北九州市営バスダイヤデータの標準化の実施、オープンデータ化の検討

▼1日乗車券等の電子化の実施・多言語対応の検討、デジタルフリーパスの検討

▼MaaSアプリの二次元コードによる運賃精算の検討

 2019年度は、秋頃から北九州市営バスの1日乗車券等をジョルダンのMaaSアプリ(乗換案内)上で販売する実証実験を行う予定です。

 

 また、北九州市交通局とジョルダンでは今後、市内の各交通事業者、施設、飲食店等と共同で「(仮称)北九州市MaaS協議会」設立の準備を進め、北九州市におけるMaaS実現を目指します。

 

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