マカフィー、NanoSecを買収 クラウドセキュリティ市場をリードする機能を強化

Trellix

2019年8月20日

マカフィー株式会社

マカフィー、NanoSecを買収 クラウドセキュリティ市場をリードする機能を強化

NanoSecのマルチクラウド、ゼロトラストアプリケーションの可視化および

セキュリティプラットフォームがマカフィーのCASBと

クラウドワークロード保護プラットフォーム(CWPP)機能をさらに拡張

※当資料は、米国時間2019年8月8日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。

デバイスからクラウドまでを保護するサイバーセキュリティ企業である米国マカフィー(McAfee LLC、本社:米国カリフォルニア州)は、マルチクラウド、ゼロトラストアプリケーションおよびセキュリティプラットフォームであるNanoSecの買収を発表しました。この買収により、企業はガバナンスとコンプライアンスを改善し、クラウドとコンテナ導入のリスクを低減することが可能になります。

レガシーアプリケーションの最新化とスケーラブルでアジャイルな新しいクラウド型アプリケーションの開発をサポートするためにコンテナ技術の導入を検討する企業が増えています。Gartnerは「2022年までに世界中の企業の75%以上が本番環境でコンテナ型アプリケーションを実行するようになり、30%に満たない今日からは大幅に増加する見込みだ」と予測しています*1。Gartnerは次のようなセキュリティとガバナンスのベストプラクティスを推奨しています。「セキュリティは付け足しでできることではありません。Gartnerが『DevSecOps』と呼ぶDevOpsプロセスに組み込む必要があります。企業は、ライフサイクル全体にわたってコンテナ化された環境をセキュアなものにする計画を立てる必要があります。これには、アプリケーションの構築および開発プロセス、展開および実行フェーズが含まれます*1」

NanoSecの買収により、マカフィーのMcAfee MVISION CloudとMVISION Server Protection製品のコンテナセキュリティ機能は強固になり、ハイブリッドなマルチクラウド環境のガバナンス、コンプライアンス、セキュリティを強化しつつ、顧客はアプリケーションの利用を迅速化できるようになります。NanoSecのセキュリティ機能は、コンテナやKubernetesに導入されたアプリケーションとワークロードに適用され、McAfee MVISION CloudやMVISION Server Protectionに統合されます。これらの機能には、継続的な設定コンプライアンスと脆弱性評価のほか、脅威の伝播を検出および防止するためのランタイムアプリケーションレベルのセグメンテーションが含まれます。

米国マカフィーのクラウドセキュリティ事業部 上席バイスプレジデントであるラジブ・グプタ(Rajiv Gupta)は、次のように述べています。「今回の買収はマカフィーのクラウドセキュリティへの注力および革新に基づくものであり、顧客がセキュアにクラウドを活用してビジネスを加速させることをサポートするために、業界をリードするクラウドセキュリティ機能の提供を実現します。NanoSecの技術はMcAfee MVISION Cloudが備えるべき拡張機能で、既存のCASBとCWPP製品を強化します。また、『シフトレフト』の可能性を補強するとともに、ガバナンスとセキュリティを改善し、DevSecOpsのベストプラクティスを実現するものです。NanoSecのチームはマカフィーに豊富な知見をもたらし、企業がクラウドの可能性を最大限に発揮できるよう全力で取り組んでいます」

NanoSecの創設者兼最高経営責任者(CEO)であるビシュワズ・マンラル(Vishwas Manral)は次のように述べています。「マカフィーによる買収は、アプリケーションレベルの保護とマイクロセグメンテーション向けの当社特有のアプリケーションIDベースのアプローチを含む画期的な機能が世界規模で利用可能になることを意味します。マカフィーはクラウドセキュリティにおけるリーダーシップだけでなく、企業がクラウドでワークロードやアプリケーションを安全に運用する方法を再形成する新しい機能を継続的に革新し提供したい、という思いを示しました。マカフィーに加わり、アプリケーション開発とセキュリティの担当者に、リスク低減のための脅威の検出、対応、解決のより優れた可視性と制御を提供することは我々にとって自然な流れであると感じました」

マカフィーによるNanoSecの買収は、アプリケーションが導入される前にセキュリティの問題を発見し対処するために、マカフィーがセキュリティをどのようにDevSecOpsプロセスおよびツールセットに違和感なく統合させようとしているかを示しています。

なお、買収の条件は公表されていません。

参考情報

• McAfee MVISION Cloud

• クラウド導入とリスクレポート

*1 本番環境でコンテナとKubernetesを実行するためのGartnerのベストプラクティス、アルン・チャンドラセカラン、2019年2月25日

マカフィーについて

マカフィーはデバイスからクラウドまでを保護するサイバーセキュリティ企業です。業界、製品、組織、そして個人の垣根を越えて共に力を合わせることで実現するより安全な世界を目指し、マカフィーは企業、そして個人向けのセキュリティ ソリューションを提供しています。

詳細は https://www.mcafee.com/ja-jp/ をご覧ください。

NanoSecについて

米カリフォルニア州クパチーノに拠点を置き、バンガロールにオフィスを構えるNanoSecは、データセンターとクラウドトラフィックの保護を目的としたアプリケーション セントリックのセキュリティソリューションの先駆者です。同社のゼロトラストセキュリティプラットフォームにより、クラウドアプリケーションのワークロード保護が簡素化され、基盤となるインフラストラクチャーに依存せずに、複数のコンピューティングおよびコンテナ化された環境全般でセキュリティ保護が容易に拡張されます。

* McAfeeの技術の機能や特徴は、システム構成によって異なり、状況によりハードウェア、ソフトウェア、またサービスの有効化が必要になる場合があります。

* McAfee、マカフィー、McAfeeのロゴは、米国およびその他の国におけるMcAfee, LLCの商標又は登録商標です。

* その他の会社名、製品名やブランドは、該当各社の商標又は登録商標です。

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