株式会社マクニカと株式会社ALBERT、資本業務提携に関するお知らせ

株式会社ALBERT

2019年11月06日

株式会社マクニカと株式会社ALBERT、資本業務提携に関するお知らせ

~AI/IoTを活用し、製造業顧客に対してスマートファクトリー化を共同支援~

株式会社マクニカ(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)と株式会社ALBERT(アルベルト、本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:松本 壮志、以下ALBERT)は、製造業向けにAI/IoTを活用したスマートファクトリー化の促進を目的として、2019年11月6日、資本業務提携契約を締結しましたことを発表いたします。また、マクニカは同日付で、ウィズ・アジア・エボリューションファンド投資事業有限責任組合が保有するALBERT株式の一部163,000株を市場外の相対取引により譲り受ける旨を合意いたしました。

■今まさに、製造業のデジタル変革が求められている

Industrie4.0/Society5.0など、国内外で製造業のデジタルデータ活用による生産性向上や人材不足の解消、納期対応/品質の向上など課題解決に活用する取組が急激に進展しており、そのデジタル変革を支えている小型高度化するセンシング技術・5Gをはじめとするネットワーク技術・AI/ビッグデータ解析など最新テクノロジーへのキャッチアップが中長期の成長力の要になっています。

その中で、ものづくりの現場を理解し、課題解決・理想の実現に必要なテクノロジーを組み合わせて使いこなすことができるデジタル人材の需要が高まるものの、人材不足は世界的な課題であり、その点が企業のデジタル変革のボトルネックになりつつあります。

■スマートファクトリーを実装、そして実用フェーズへ

この度、製造業におけるスマートファクトリー化に向けたAIの社会実装を促進させるべく、両社で協議・検討を重ね、資本業務提携を行うことに合意しました。製造業界向けに200件以上のAI/ IoT活用に実績と強みを持つマクニカと、幅広い業界向けに多岐に渡るプロジェクト実績からAI活用コンサルティングや高度なデータ分析ノウハウ、AI人材の育成ノウハウを持つALBERTの経営資源を活用することにより、製造業に特化したAIを活用した業務効率化支援に向けた共同提案及び共同サービス提供を行います。

今回の提携内容

①「MindSphere※1」をベースとした、マクニカの製造業向けプラットフォーム上のアプリケーション共同開発

②製造業顧客の個別AIプロジェクトにおけるコンサルティング、データ分析、アルゴリズム開発、システム実装等のサービス提供

③AIに関する市場啓蒙活動

■工場の業務効率化による生産性向上、コスト削減への包括的サポート

工場におけるAI/IoTを活用できる分野には、「歩留まり改善」「稼働監視」「予知保全」「外観検査自動化」「不良分析」などがあり、従来、人の目や手で行っていた作業を自動化し業務効率を改善することで、生産性向上、コスト削減につなげることが期待できます。

今回の提携では、それぞれのクライアントに対して最適化されたプランを提案するためのコンサルティングから、プラットフォームを活用したアプリケーションの提供、さらに運営改善を行っていくための最先端技術の情報提供や社内のAI人材育成を行うことで、AI活用の概念実証だけで終わらせず、製造業における価値創出手段として実装するためにトータルサポートを提供していきます。

●「MindSphere※1」をベースとした、マクニカの製造業向けプラットフォーム上のアプリケーション共同開発

●製造業顧客の個別AIプロジェクトにおけるコンサルティング、データ分析、アルゴリズム開発、システム実装等のサービス提供

●市場啓蒙活動

※1 MindSphereはSiemens AGの商標または登録商標です。

■株式会社 マクニカ

マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボティクスなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24ヶ国81拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。

代 表 者 :代表取締役社長 原 一将

所 在 地 :横浜市港北区新横浜1-6-3

設 立 日 :1972年10月30日

事業内容 :半導体・集積回路などの電子部品の輸出入、販売、開発、加工、電子機器並びにそれら

の周辺機器及び付属品の開発、輸出入、販売、その他

■株式会社ALBERT

AIのシステム実装を視野に入れた産業・企業の開発パートナーとして、「ビッグデータ分析」「AIアルゴリズム開発」「システム実装」等のソリューションの提供、自社プロダクト提供およびデータサイエンティストの育成に取り組んでいます。さらに、2018年7月より「CATALYST(触媒)戦略」を推進し、重点産業(自動車、製造、通信・流通、金融)におけるAIアルゴリズム開発・ビッグデータ分析を通じた触媒機能となり、産業間のAI・データシェアリングを促進することで、早期のAIネットワーク化社会の実現に向けて取り組んでいます。

代 表 者 :代表取締役社長兼CEO 松本 壮志

所 在 地 :東京都新宿区北新宿2丁目21-1

設 立 日 :2005年7月1日

証券コード :3906

事業内容 :データソリューション事業

AI活用コンサルティング/ビッグデータ分析/AIアルゴリズム構築とシステム開発・運用/AIを用いた独自プロダクトの提供/データサイエンティストの育成支援

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

株式会社マクニカ:代表取締役社長 原 一将、 株式会社 ALBERT:代表取締役社長兼CEO 松本 壮志、他2名

マクニカの製造業向けプラットフォーム上のアプリケーション共同開発

製造業顧客の個別AIプロジェクトにおけるサービス提供

市場啓蒙活動

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