北京で「第九」、歓喜の歌で幕開け

指揮者・井上道義、今年の活動スタート 2022年冬季五輪の国際芸術祭で

2020年1月17日

株式会社ザ・インプレサリオ


(演奏後、花束を掲げて挨拶する井上道義=中央)

 

 日本を代表する指揮者として世界各地で活躍する井上道義が2020年1月6日に中国・北京の国家大劇院音楽庁で開かれた音楽会「第20回 “ミート・イン・北京” 国際芸術祭 歓楽頌」で、『ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」』(第九)全曲を指揮し、約1600人の観客を迎えて大成功のうちに演奏会を終えたことを17日、ご報告いたします。

 本公演は2022年に冬季オリンピック・パラリンピックの開催を控えている中華人民共和国政府や北京市人民政府、北京2022年冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会などが主催し、同冬季大会を盛り上げていく関連文化イベント「国際芸術祭」のオープニングを飾る音楽会として位置付けられていました。演奏は地元管弦楽団(オーケストラ)の「北京交響楽団」で、特に第4楽章での合唱「歓喜の歌」には日本の合唱団「東京オペラシンガーズ」が日本から初めて参加。また、日本からは若手実力派の歌手である高橋絵里(ソプラノ)と大西宇宙(バリトン)が、中国からは共に実力派の歌手である朱慧玲(Zhu Huiling、アルト)と石倚洁(Shi Yijie、テノール)が参加し、会場を日中友好の「歓喜の渦」へと誘(いざな)いました。(=敬称略)

 

20回 “ミート・イン・北京” 国際芸術祭(第20届“相北京”国际艺术节

 「歓楽頌」開催要項

日時:2020年1月6日(月)午後7時30分から

場所:国家大劇院音楽庁(ConcertHall, NCPA:収容可能人数1600人)

主催:中華人民共和国文化和旅游部(文化和旅游部)

   国家広播電視総局(国家广播电视总局)

   北京市人民政府(北京市人民政府)

   北京2022年冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会

  (北京2022年冬奥会和冬残奥会组织委员会)

 

(演奏会の会場となった国家大劇院の外観)(国家大劇院のコンサートホールの内観)

井上道義からのコメント

「初めて訪問した中国・北京での公演は、開催を支援した多くの皆様の前向きな態度と行動と愛に支えられ、やりきれた。立派な外観で音響も素晴らしいコンサートホールを埋め尽くした北京の聴衆は必ず、このコンサートを長く心に留めてくれると思いたい。東京オペラシンガースの歌声も素晴らしく魅力的だった。日本から参加した若く実力ある歌手の高橋絵里さん、大西宇宙さんのおふたりに加え、この作品にピタリとはまったテノールの石倚洁さん、存在感ある歌声を披露したアルトパートの朱慧玲さんのおかげで、より良い四重唱を響かせることができた。ありがとう。」

「何よりもベートーベンが、特定の神の名の下でもなくとも、また定義の異なる自由の下であっても、『人類と個人の間に平和を!』と願い歌い上げた名曲を交響曲第9番として残してくれたことに感謝したい。この音楽は文字通り、時空を超えて立つ。」


(北京交響楽団とのリハーサルに臨む井上道義)

 

●井上道義について

 1946年東京生まれ。桐朋学園大学で齋藤秀雄に師事。1971年、グイド・カンテッリ指揮者コンクール優勝。新日本フィル、京都市交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢の音楽監督、大阪フィルの首席指揮者を歴任。2007年、日露5楽団を相手に、ショスタコーヴィチの全交響曲を指揮。海外では、シカゴ交響楽団、ロイヤル・フィルなどに客演。2013年には北朝鮮・平壌でも『ベートーヴェン 交響曲第9番』を初めて演奏している。

 

◆指揮者・井上道義の今後の活動予定

「〜異才、弦打の裾野で振りゆく〜」 

神奈川フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会 みなとみらいシリーズ 第356回

日時:2020年2月8日(土)14時開演(13時20分開場)

場所:横浜みなとみらいホール大ホール(https://mmh.yafjp.org/

演目:ビゼー=シチェドリン/カルメン組曲

  :ショスタコーヴィチ/交響曲第14番ト短調Op.135

指揮:井上道義

演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団

ソプラノ:ザリーナ・アバーエワ

バス:エフゲニー・スタヴィンスキー

料金:全席指定(税込)=S席6,000円、A席4,500円、B席3,000円、ユース(当日のみ)1,000円

お申し込み・問い合わせ:神奈川フィル・チケットサービス045-226-5107(平日10時〜18時)、他

 

N響第108回オーチャード定期

日時:2020年3月14日(土)15時30分開演(14時30分開場)

場所:東京・Bunkamuraオーチャードホール(https://www.bunkamura.co.jp/

演目:チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 作品23/ 松田華音[Pf]

  :チャイコフスキー/交響曲第4番へ短調 作品36

指揮:井上道義

演奏:NHK交響楽団

料金:全席指定(税込)=S席8,800円、A席7,300円、B席5,700円、C席3,600円

お申し込み・問い合わせ:Bunkamuraチケットセンター03-3477-9999(10:00~17:30)

 

9回音楽大学フェスティバル・オーケストラ

①日時:2020年3月28日(土)15時開演(14時30分開場)

場所:ミューザ川崎シンフォニーホール(https://www.kawasaki-sym-hall.jp/

②日時:2020年3月29日(日)15時開演(14時ロビー開場)

場所:東京芸術劇場コンサートホール(https://www.geigeki.jp/

演目:ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「天体の音楽」作品235

  :伊福部昭/シンフォニア・タプカーラ

  :ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

指揮:井上道義

演奏:音楽大学フェスティバル・オーケストラ

  【参加音楽大学】上野学園大学、国立音楽大学、昭和音楽大学、

   洗足学園音楽大学、東京音楽大学、東京藝術大学、東邦音楽大学、

   桐朋学園大学、武蔵野音楽大学、京都市立芸術大学

料金:全席指定(税込)=S席2,000円、A席1,500円

お問い合わせ:東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296

       ミューザ川崎シンフォニーホール 044-520-0200

 

(※株式会社ザ・インプレサリオは井上道義が代表を務める会社です)

 

以上

 

[このプレスリリースに関するお問合せ先]

エル・ステュディオインターナショナル(PR会社)

担当:代表 さかよりのりこ

メール:l_studio_international@yahoo.co.jp

携 帯:090-8110-9564

 

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プレスリリース添付画像

(中国・新華社通信が配信した演奏会の様子。指揮:井上道義 ※著作権注意)

(演奏会の会場となった国家大劇院の外観)

(国家大劇院のコンサートホールの内観)

(北京交響楽団とのリハーサルに臨む井上道義)

(演奏後、花束を掲げて挨拶する井上道義=中央)

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  • 名称 株式会社ザ・インプレサリオ
  • 所在地 東京都
  • 業種 芸術・エンタテイメント
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