１　趣旨

　　各種技能競技大会を通じ、技能の普及啓発および職業観教育の充実を図ることを目的としたプロモーシ

　ョン活動を行なっております。

　　その活動の一環として、技能五輪国際大会への出場経験のある選手が講師として母校等を訪問し、出前

　講座を行うことで「ものづくりやサービスの魅力」や「働くことの大切さ」を未来を担う子供たちに伝え

　ることを目的に開催しております。

２　主催

　　厚生労働省

３　日程

　　２０２０年２月３日（月）１０時４０分〜１２時１５分

４　講師

　　三上 悠 さん（1997年生）：株式会社三和ドレス所属（岩手県盛岡市）

　　［2019年8月にロシア/カザンで開催された 第45回技能五輪国際大会で敢闘賞を受賞］

５　会場

　　盛岡市立月が丘小学校（岩手県滝沢市 穴口３２８）＊講師である三上さんの母校

　　３階「外国語活動ルーム」

６　参加者

　　盛岡市立月が丘小学校　６年生（２クラス・５０名）

７　スケジュール

　　１０：４０　開会、講師紹介、技能五輪国際大会ダイジェスト映像放映

　　１０：５５　講師による講話： 「洋裁」職種の魅力

　　　　　　　　　　　　　　　　技能五輪に取組んだ感想

　　　　　　　　　　　　　　　　働くことの大切さ、どうしてこの仕事を選んだか等

　　１１：１０　講師による「洋裁」職種の実演および技能の解説

　　　　　　　　・職業用ミシンを活用した縫製技術の披露

　　　　　　　　・ドレーピングの実演・解説

　　　　　　　　　ドレーピング：ボディ（洋裁で使う人体模型）に布を当てて洋服のシルエットを

　　　　　　　　　　　　　　　　ボディから実際にとって型紙を作る方法

　　１１：２５　生徒の皆さんによる「洋裁」職種の体験

　　　　　　　　・ファー生地を使った「もふもふキーホルダー作り」          

　　１２：００　質疑応答、感想、集合写真撮影

　　１２：１５　閉会　　

＊技能五輪国際大会とは

　技能五輪国際大会 「WorldSkills」は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能者（満22歳以下）の

　国際親善を図るため、2年に１度、世界各国・地域の予選会などを勝ち抜いた選手が一堂に集い、磨き抜

　かれた技能を競う競技大会です。

　1950年にスペインとポルトガルとの間で第1回大会が開催され、1962年から日本も参加している歴史と

　伝統のあ る大会です。子供たちにとって優れた技能の見学と体験の場でもあり、職業観教育の絶好の機

　会となっています。競技は4日間。機械系、電気･電子系、金属加工系、建築･建設系、サービス･ファッシ

　ョン系、情報系など、様々な職業分野で50職種以上の技能が競われます。

＊直近大会の概要

　開 　催　 地：ロシア／カザン

　日　　　　程：2019年8月22日〜27日

　参 加 選 手 数：１,348名

　参加国・地域：62カ国・地域

　競  技   職  種：56職種（太字は日本から参加している職種です）

　　　　　　　　ポリメカニクス、情報ネットワーク施工、製造チームチャレンジ、メカトロニクス、

　　　　　　　　機械製図CAD、CNC旋盤、CNCフライス盤、石工、

　　　　　　　　ビジネス業務用ITスフトウェア・ソリューションズ、溶接、印刷、タイル張り、

　　　　　　　　自動車板金、航空機整備、配管、電子機器組立て、ウェブデザイン、電工、

　　　　　　　　工場電気設備、レンガ積み、左官、広告美術、移動式ロボット、家具、建具、建築大工、

　　　　　　　　貴金属装身具、フラワー装飾、美容／理容、ビューティーセラピー、洋裁、洋菓子製造、

　　　　　　　　自動車工、西洋料理、レストランサービス、車体塗装、造園、冷凍空調技術、

　　　　　　　　ITネットワークシステム管理、グラフィックデザイン、看護／介護、構造物鉄工、

　　　　　　　　プラスティック金型、ビジュアル販売促進、試作モデル製作、建設コンクリート施工、

　　　　　　　　パン製造、産業機械組立て、重機メンテナンス、３Dデジタルゲームアート、貨物輸送、

　　　　　　　　化学実験技術、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティ、水技術、

　　　　　　　　ホテルレセプション