iSTOXがMASのレギュラトリー・サンドボックスを修了

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iSTOXがMASのレギュラトリー・サンドボックスを修了

AsiaNet 82741(0174)

【シンガポール2020年2月4日PR Newswire=共同通信JBN】

*今や完全に規制されたDLT(分散型台帳技術)ベースの資本市場プラットフォームに

*iSTOXは初のワンストップのデジタル証券発行、保管、取引プラットフォームであり、主要規制当局によって承認、免許付与される

次世代の資本市場プラットフォームであるiSTOXは2020年2月1日、シンガポール金融管理局(MAS)のフィンテック・レギュラトリー・サンドボックス(FinTech Regulatory Sandbox)を修了し、主要なマイルストーンを通過した。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20200203/2709252-1

(写真説明:iSTOXは今や完全に規制されたDLTベースの資本市場プラットフォーム)

シンガポールに本拠を置くiSTOXプラットフォームのオペレーターICHX Tech Pte Ltd(ICHX)はこのほど、MASにより公認運営業者(RMO)および資本市場サービス(CMS)免許取得者として承認された。これによりiSTOXは、主要な規制当局により承認・免許付与される総合的なデジタル証券発行、保管、取引を特徴とする分散型台帳技術(DLT)を使用した最初の資本市場プラットフォームとなる。

▽大きな前進

ICHXのダニー・トゥ創業者兼最高経営責任者(CEO)は「これは、iSTOXおよび金融業界全体にとって大きなマイルストーンである。われわれはこれを、投資をより良くするためのビジョンとして2年少し前に開始した。今、われわれは本物の21世紀の金融機関として出現している」と語った。

iSTOXのダリウス・リュー最高執行責任者は「資本市場は長年にわたって多くの変化とイノベーションを経験してきたが、数十年前の電子取引の出現以来、基礎となる中核インフラストラクチャーは実際には変化していない。MASの設定した堅固な規制基準と免許条件を満たしつつ、市場の需要に対応できる運用プラットフォームを提供できることを誇りに思う」と語った。

MASのソプネンドゥ・モハンティ最高フィンテック責任者は、iSTOXのサンドボックス終了をプログラムの成功と称賛し「レギュラトリー・サンドボックス修了により、iSTOXが実際の顧客と共に技術革新を安全に検証できるようになったことは喜ばしい。これは、サンドボックス実験による比例規制がイノベーションを促進し、消費者と金融産業に新たな利益をもたらすことができることを再び実証した。われわれはスマート金融センター構築の際に、イノベーターとの協力をさらに進めていきたい」と語った。

シンガポール証券取引所(SGX)のシニアマネジングディレクター兼グローバルセールス・オリジネーション責任者のチュー・スタット氏は「世界の資本市場は急速に進化しつつあり、イノベーションを取り入れ、新しいベンチマークを設定する市場は成功するだろう。シンガポールは長期にわたり革新的ビジネス環境で知られる世界クラスのフィンテックハブである。今回のiSTOX承認は、世界におけるシンガポールの資本市場としての地位をさらに高めるだろう」と語った。

▽2020年を見据えて

iSTOXのMASサンドボックスの修了は、iSTOXがホストできる発行規模やオンボードできる投資家数への制限など、iSTOXに対する規制を取り除くことを意味する。

チョー・オイ・イー最高商業責任者は「当社が現在、完全稼働し、全速力で前進している中でのサンドボックス修了に非常に興奮している。われわれは適格投資家や機関投資家向けの開始登録に加え、さまざまな資産クラスでの心躍る発行のパイプラインに一生懸命取り組んでいる」と語った。

iSTOXは、高度なスマートコントラクトとDLTの力を利用して発行と取引プロセスを合理化することにより、私募資本市場を21世紀へと連れてゆく。iSTOXは、買い手と売り手が直接コネクトできるようにすることで、はるかに多くの投資家による私募市場機会へのアクセスを長年妨げてきた障壁を取り除いている。

iSTOXは、これまでの取引の場に比べ、より柔軟、手頃、包摂的な選択肢であり、これまでアクセスできなかった投資の選択肢を提供する。

iSTOXの主要株主には、アジアの国際的な大手マルチアセット市場のシンガポール証券取引所(SGX)、Temasek Holdings子会社で急成長企業への投資に特化したHeliconia、日本の東海東京フィナンシャル・ホールディングス(子会社の東海東京グローバル・インベストメンツを通じ)、タイのKiatnakin Phatra Financial Group、韓国のHanwha Asset Management(ハンファ資産運用)などがある。

ICHXはデジタル化された証券エコシステムをさらに強化し、法律事務所のAllen & Overy、Allen & Gledhill、Rajah & Tann、Dentons Rodyk、企業金融アドバイザーのSAC Capital、RHT Capital、プロフェッショナルサービス会社のPwC Singapore、会計事務所のデロイトとも提携している。

▽マイルストーン

2018年9月:アジアの国際的な大手マルチアセット市場のシンガポール証券取引所とTemasek Holdingsの子会社で急成長企業への投資に特化したHeliconiaがICHXに投資家として参加することに合意。

2019年5月:ICHXがMASフィンテック・レギュラトリー・サンドボックスに受け入れられる。

2019年9月:有名なタイ投資銀行であり、プライベートウェルスビジネスのパイオニアであるKiatnakin Phatra Financial GroupがICHXに投資家として参加することに合意。

2019年10月:著名な日本の金融サービス会社である東海東京フィナンシャル・ホールディングス(子会社の東海東京グローバル・インベストメンツを通じ)がICHXに投資家として参加することに合意。

2019年11月:ICHXが単一の統合プラットフォーム上で規制されたDLTベース証券の世界初の発行、保管、取引を完了。

2020年1月:韓国の大手総合資産運用会社Hanwha Asset ManagementがICHXに投資家として参加することに合意。

2020年2月:ICHXが規制RMOとしてMASのサンドボックスを修了。ICHXはまた、資本市場製品の取引を行い、保管サービスを提供するCMS免許も取得。

詳細な情報はwww.iSTOX.com を参照。

ソース:iSTOX

画像添付リンク:

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(写真説明:iSTOXは今や完全に規制されたDLTベースの資本市場プラットフォーム)

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