グローバル・フード・セーフティ・イニシアチブが食品安全の水準を引き上げ、新たなGFSIベンチマーキング要件を発行

Global Food Safety Initiative

グローバル・フード・セーフティ・イニシアチブが食品安全の水準を引き上げ、新たなGFSIベンチマーキング要件を発行

2020年版発行による新世代のベンチマーキング、認識と透明性の幕開け

AsiaNet 82948

【シアトル2020年2月26日PR Newswire】1,000以上の食品卸売業者、メーカー、安全性の専門家が集う年次カンファレンス (https://mygfsi.com/events/gfsi-conference/ )の開会プレナリーにおいて、グローバル・フード・セーフティ・イニシアチブ(GFSI)は最新のベンチマーク要件を発表しました。 (https://mygfsi.com/news-and-resources/?type=publications )

GFSIは長い間業界における「国際基準」を設定してきましたが、最新版のGFSIベンチマーク要件は単なる更新情報ではなく、完全に再考され、新世代の認識の始まりを表しています。最新版での大きな変更点は、GFSIが従来の命名規則を破り、更新された一連の各標準名を発行年にそろえたことです。この最新版ベンチマーク要件は、「第8版」ではなく「2020年版」と称されることになります。

GFSIベンチマーク要件は食品安全認証プログラムの世界で最も広く受け入れられているベンチマークです。国際食品規格委員会(Codex Alimentarius) (http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/en/ )と連携し、これらの科学に基づく要件により、サプライチェーンにおける共通の理解と相互の信用が実現します。そのサプライチェーンでは、取引の促進、効率改善、GFSIの認定プログラムに認定された業務に対し、認定証の貸与が可能になります。要件には、公的な協議からのステークホルダーの意見が取り入れられ、業界のベストプラクティスと進化するニーズを反映するために定期的に改定されます。

ネスレ社の品質設計責任者兼製造・コンプライアンス保証部門長であり、 2020年版の作成を支援したステークホルダー・アドバイザリー・フォーラムの議長であるオリビエ・ロビン氏は次のように述べています。「2020年版では食品安全をグローバルに保証する新しい基礎を確立しました。具体的には、アプローチを簡素化および標準化し、食品安全認証の新しい要件を導入しました。この業績の一助となれたことを誇りに思います。これは、ステークホルダーアドバイザリー・フォーラムの参加者とGFSIのメンバーの協力無しでは実現し得なかったことです。」

2020年版は、すべての消費者に安全な食品を、というGFSIの使命の一環として、透明性と客観性という2つの主要な目標の達成を支援します。2020年版で新しく加わり強調されている要素には、衛生的デザイン、食品安全文化の要素、ならびに監査工程および認証団体の監視における公平性の強化に焦点を当てた、新しい2つの範囲が含まれています。

「2020年版は私たち全員が誇れる大きな成果です。」と、GFSIシニアテクニカルマネージャーであり、新しいベンチマーク要件のプロジェクトマネージャーでもあるマリー・クロード・クエンティンは述べています。「私たちのビジョンを実現するために必要な作業量は多く、期間も非常にタイトでした。現在、私たちは認証プログラムと食品安全の基準を高めるGFSIベンチマーク要件を有しており、この中核要素によって、GFSIは競争のトップに立つことができるようになります。」

グローバルな食品システムと、食品が農場から食卓まで届けられる道のりは年々複雑になっており、市場や国全体の調和がますます重要になっています。2020年版を基準とした認証プログラムに総合的に準拠することで、卸売業者と製造業者は一連の基準を根拠付け、消費者により良い保証と成果を約束することができるようになります。GFSIはボランティアベースで活動しており、小売業、製造業、フードサービス業、国際組織、政府、学術機関、ならびに世界の食品産業に対するサービスプロバイダーにおける食品安全部門の専門家で構成されています。publications.mygfsi.com

(日本語リリース:クライアント提供)

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