JAソーラー、ガリウム添加シリコンウエハー使用の単結晶PERC MBBセルで高品質ソーラーモジュールを顧客に提供

JAソーラー(JA Solar)

AsiaNet 83359 (0444)

 

【北京2020年3月19日PR Newswire=共同通信JBN】最近全社的にGa(ガリウム)添加されたウエハーを導入したJAソーラー(JA Solar)は、ガリウム添加されたウエハーを使用し高効率の単結晶PERC MBB(マルチバスバー)セルとモジュールを大量生産する世界最初の企業になった。

 

高性能太陽光発電(PV)製品の世界大手メーカーであるJAソーラーは、単結晶PERC MBBセルと関連モジュールの全生産ラインをガリウム添加したシリコンウエハーの製造用に転換する可能性があると発表した。PERC-SE(選択エミッタ)技術、大型ウエハーとの統合により、ガリウム添加技術はセルとモジュールの双方のパフォーマンスを一貫して向上させる。

 

2019年、信越化学工業株式会社は同社の「太陽電池製造のためのGa(ガリウム)が添加されたシリコンウエハー」知的財産権の実施をJAソーラーに許諾し、JAソーラーがガリウム添加したウエハーを全世界で使用することに道を開いた。ガリウム添加したシリコンウエハーを太陽電池に利用することで、従来のシリコンウエハーでソーラーモジュールのパフォーマンスを制限する初期の光誘起劣化(LID)現象を効果的に緩和することができる。

 

ガリウム添加シリコンウエハー技術は、出力のパフォーマンスの向上、とりわけ遥かに優れた安定性を考慮し、顧客に長期的な利益を保証する。

 

JAソーラーの取締役会長兼最高経営責任者(CEO)のジン・バオファン氏は「JAソーラーは知的財産権に対する敬意の構築と重要性の認識にコミットしている。研究とイノベーションに重点を置きながら、当社は製品パフォーマンスを更に最適化するために先進的サードパーティー・テクノロジーを利用する。単結晶PERC MBBセルとモジュールの製造にガリウム添加したウエハーを利用することにより、当社の世界の顧客により優れたソーラー製品を提供しグリッドパリティの実現を助けることが可能になる」と述べた。

 

ソース:JA Solar

 

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