Cellebriteが2020年Top Global Digital Intelligence Trendsを公表

Cellebrite

AsiaNet 83382(0451)

 

 

【タイソンズコーナー(米バージニア州)2020年3月24日PR Newswire=共同通信JBN】 *2020 Annual Digital Industry Benchmark Reportは、デジタルデバイスとクラウドアプリケーションを含む90%の案件で法執行機関のデータ分析への依存度が高まっていることを明らかにした

 

公的および民間部門向けのデジタルインテリジェンス(DI)ソリューションのグローバルリーダーで あるCellebriteは24日、2020 年Annual Digital Industry Benchmark Report(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2757684-1&h=2046527185&u=http%3A%2F%2Fwww.cellebrite.com%2Fen%2Finsights%2Findustry-report&a=Annual+Industry+Benchmark+Report )を公表した。110カ国以上の法執行機関担当者2000人超から明らかになった知見が収集され、政府機関の管理および捜査チームに対する同業界の日々の課題をベンチマークするリポートが作成された。このリポートは、デジタルインテリジェンスの7つの主要な傾向を明らかにし、法廷で防御可能なデジタル データを法執行機関が合法的に処理・保護するための運用効率と標準を推進する余地がある点に焦点を当てた。

 

Cellebriteのヨシ・カーミル共同最高経営責任者(CEO)は「法執行機関は現在、案件の結論を早めるためにデジタル証拠を活用しており、この傾向が法執行機関の間で増加傾向にある。機関のマネジャーは、デジタルインテリジェンスソリューションの実装により、組織を変革することに注力している。現場の最前線のレスポンダー(捜査官)が証拠を得るまでの時間を短縮するため重要な情報にアクセスする権限を与える必要がある」と語った。

 

このベンチマークリポートはこの事実を裏付けている。捜査官の75%は、犯罪現場でデジタル証拠を収集することが捜査に不可欠であると報告している。

 

カーミル氏は「また、データを管理して捜査官と検察のコラボレーションを促進することは、 防御可能なデータを特定し、正義を公正に果たすために極めて重要である」と続けた。

 

このリポートは、貴重な統計を明らかにし、データの氾濫を減少させるテクノロジーと証拠を得るまでの時間を短縮するソリューションに焦点を当てることにより、今後の警察活動のロードマップを共有した。Cellebriteの2020年Annual DI Industry Benchmark Reportがスポットライトを当てる7つの主要なトレンドは以下の通り:

*法執行機関はデジタルデータの役割増大を認識しているが、適応は遅い

法執行機関の案件を解決する場合、デジタルデータは物理的な証拠よりも有益で重要であることが証明されている。Cellebriteの調査では、法執行機関の43%が、貧弱ないし平凡な戦略を報告しているか、デジタルインテリジェンス戦略をまったく報告していないことが示されている。それでも、法執行機関マネジャーの64%は、コミュニティーの治安を維持する上でデジタル操作が「非常に高い役割」を果たしているとみている。3年前と比較して、デバイスからのデジタルデータの役割が82%以上増加したため、膨大な量のデータをナビゲートして活用できる高度な訓練を受けたスタッフの必要性が飛躍的に高まっている。

 

*快適さの欠如は、現場でのより迅速な証拠採取の必要性を強調

同意ベースの承諾を受けた目撃者および被害者から犯罪現場で収集されたデジタル証拠には、多くの場合、貴重な知見が含まれている。だが、このデジタル証拠を収集する現在の手段は、捜査チームに問題を起こす。調査の結果、捜査官の70%以上が依然、証拠を警察署ないしラボで抽出するために、証人と被害者にデバイス引き渡しを求めていることが明らかとなった。だが、ほとんどの人は、自分の主要通信デバイスが無期限に取り上げられることを望まない。この問題に対処するため、法執行機関マネジャーの67%は、モビリティーテクノロジーが法執行機関の長期的デジタル証拠戦略にとって重要ないし極めて重要であるとみており、捜査員の72%は、現場でデータ抽出を行うことが重要であると考えている。

 

*法執行機関マネジャーは、新世代のデジタルに精通した捜査官を引き付けることをサポートする近代化イニシアチブを検討中

法執行機関マネジャーの84%は、モバイルテクノロジー(つまり、モバイルファースト)が長期的デジタルインテリジェンス戦略に重要であると評価している。次世代のハイテクに精通した最前線捜査官が犯罪現場でテクノロジーを活用し始めると、新しいレベルの捜査効果が可能となる。機関マネジャーの大半は、現場でモバイルテクノロジーを使ってデジタル証拠を収集する警察は、離職率削減をサポートし、2020年のデジタル証拠の課題に対応するための準備を大幅に整えるとみている。

 

*鑑識担当者はデータとデバイスの過負荷に圧倒されている

Cellebriteの調査によると、鑑識担当者のデータソースの数は増え続けている。各案件には検査が必要なモバイルデバイスが平均2〜4台あるが、案件の45%にはコンピューター検査も含まれることになる。これは、鑑識担当者が通常、モバイルデバイス試験を毎月26回実施することを意味しており、法執行機関ごとでみると年間300回超ということになる。スマートフォン は、最も頻繁な証拠ソースリストの上位を占め続けているが、捜査で使用されるデジタルソースの種類は増え続けている。CCTV、ウエアラブル、スマートホームテクノロジー、IoTデバイ ス、ドローン、乗用車、さらにはゲームシステムなどのソースは、犯罪者により違法行為を隠すため頻繁に使用されている。

 

*デジタル証拠の保存・共有は法執行機関マネジャーの重要な懸念事項

64%が、データのガバナンス・管理が非常に重要であると回答している。保管しておく必要があるデータが大量にあるため、これは特に重要である。データが誤って管理される場合、サムドライブ(親指大の小型メモリー)やサーバー上の不適切な場所など、さまざまな場所にすぐに置き忘れられることもある。さらに、データが従業員のパーソナルクラウドアカウントないしストレージデバイスに保存される可能性があり、本人が退職した場合に深刻な問題が発生する。

 

*予算と時間外労働の制約により、デジタル捜査の効率が制限される

デジタルデバイスとクラウドデータソースの氾濫により、鑑識担当者は、警察署当たり平均3カ月分の未処理案件と平均89のデバイスの未処理案件に直面している。これらの未処理案件に対処するため、鑑識担当者は優先順位を付け、緊急のデータ、ないし特定の案件からのデータだけを検査する必要性が高まっている。昨年の残業時間手当が約20%減ったことからわかるように、予算が制約されているため残業は選択肢にはならない。このため、デジタルインテリジェンス分析・管理を優先する必要性は、昨年の25%から今年は40%に上昇している。ラボが直面する最大の課題は、引き続きデバイスのロックとアプリの暗号化である。ラボに到達する10台のデバイスのうち6台がロックされている。

 

*捜査用デジタルデータ分析への高い需要

捜査官と鑑識担当者は、予算削減および時間外手当不足と相まって、デジタルデータの爆発的増加に対処するという課題に直面している。デジタル分析ツールを採用しているのはわずか25%である。以前はモバイルデバイスのストレージは数ギガバイトに限定されていたが、新世代のデバイスのストレージは最大1TBに達している。通常、捜査でレビューする必要があるさまざまなデジタルソースとデジタルデータの量にもかかわらず、ほとんどの法執行機関はAI ベースのソリューションを適用する代わりに手動でレビューを行っている。これは捜査官が証拠の確認とその報告に週に平均43時間を費やしていることを意味している。この数字は前年の37時間から増加した。

 

2020年以降、捜査では人工知能を利用して大量の受信データを分類し、画像内の特定のオブジェクトを自動的に検索してフィルターし、テキスト会話でキーワードを検索し、関係分析を作成する必要がある。回答者の70%以上が、これらのAI対応機能が非常に重要になると語った。

 

さらに捜査官は、さまざまな証拠ソースを使用して、異種データを統合し、それを簡単かつ論理的に表示する機能を必要とするだろう。実際、捜査官の80%はデータの統合が重要であると考えており、87%は地図上で視覚的にアクティビティーを表示することが重要であるとみている。

 

Cellebriteおよび2020 Annual Industry Benchmark Reportに関する詳細な情報は Benchmark結果サイト(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2757684-1&h=3582550349&u=http%3A%2F%2Fwww.cellebrite.com%2Fen%2Finsights%2Findustry-report&a=Benchmark+results+site )を参照。

 

CellebriteのDigital Intelligenceソリューションが、どのように法執行機関の変革をサポートしているかに関する詳細な情報は同社のDigital Intelligence for Agency Management (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2757684-1&h=1812902544&u=http%3A%2F%2Fwww.cellebrite.com%2Fnewsroom&a=Digital+Intelligence+for+Agency+Management )を参照。

 

▽Cellebriteについて

Cellebriteは、法執行機関、政府、および企業組織向けのデジタルインテリジェンスソリューションのグローバルリーダーである。Cellebriteは、デジタル調査を加速し、より複雑さを増すデジタル時代の犯罪とセキュリティーの課題に対処するために設計された革新的ソ フトウエアソリューション、分析ツール、研修の広範なスイートを提供している。150カ国以上の数千の大手機関および企業から信頼されているCellebriteは、より安全な世界を創出するという共同ミッションの実現をサポートしている。詳細はwww.cellebrite.com を参照。

 

▽問い合わせ先

Olga Shmuklyer

SVP

Fusion PR

Mobile:+1-(917)-715-0329

Cellebrite@FusionPR.com

 

Adam Jaffe

VP of Global Communications

Cellebrite

Mobile: +1-609-502-6889

Adam.Jaffe@cellebrite.com

 

ソース:Cellebrite

 

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