日本唯一「桜えび」の春漁がスタート!漁期:6月5日(金)まで

~資源管理と継続的な漁業の両立を目指します~

静岡市

2020年4月16日

静岡市

 静岡市では、日本で唯一、駿河湾のみで水揚げされる「桜えび」の春漁が、4月14日(火)夕刻に初日を迎え、その結果、初日は約2トン(1,910kg)が水揚げされました。4月15日(水)早朝に初競りが開かれ、今後静岡市内の小売店や飲食店を中心にとれたて生の桜えびが味わえます。なお、資源保護の観点から、4月16日(木)より22日(水)まで休漁となりますが、漁期は6月5日(金)までを予定しております。

 桜えびは、世界中でも駿河湾と台湾でしか獲れない貴重な資源です。春漁の桜えびは、富士山の雪解け水で育ち、実が大きく、甘いのが特長です。

 

◆持続可能な「桜えび漁」を目指します。

 桜えび漁は、2018年以降不漁が続いておりましたが、2020年2月中旬に行った資源調査では、昨年の同時期に群れが見られなかった湾奥から西部で一定の群れを確認したこともあり、春漁の実施を決定しました。なお引き続き、桜えびの「資源管理」と「継続的漁業」の両立を実現するための取り組みを実施いたします。

 

◆初競りで、宮原組合長は「今後も、資源管理と安定的な漁の両立を実現します」とコメント

 日本最大の桜えび水揚げ港の由比港漁業協同組合・宮原淳一組合長は「今後も安定的に春漁・秋漁を実現するために、資源管理を行ってまいります。ぜひ多くの方に静岡市の桜えびを味わっていただきたいです。」とコメントしました。

 

◆静岡市内の小売店や飲食店を中心に、とれたて生の桜えびが味わえます。

 春漁で水揚げされた桜えびは、新鮮な状態で出荷されます。静岡市内の小売店や飲食店を中心に、とれたて生の桜えびを味わうことができます。

 

由比港漁業協同組合 宮原 淳一組合長

 

4月15日(水)早朝に開催されたの初競りの様子

由比港における桜えび春漁 概要

 

◆春漁期間  4月14日(火)晩~6月5日(金)晩まで

       ※桜えびの競りは、6月6日(土)早朝まで

 

◆水揚げ港  由比漁港《日本最大の桜えび水揚げ港》

       (焼津市の大井川漁港でも同時期に漁が実施されます。)

 

◆住  所  静岡市清水区由比今宿字浜1127

 

◆アクセス (自動車)「東名清水IC」より約20分

      (電 車)JR東海道線「由比駅」より徒歩約10分

 

◆桜えび春漁 休業日

       4月・・・16日~22日、25日、28日

       ※資源管理の観点から、22日まで休漁。

        23日以降の漁は状況によって判断します。

         5月・・・2日~5日、9日、16日、23日、30日

       ※その他、天候不順により出港できない日もあります。

 

生の桜えび

◆春漁での規制について

静岡市のオンリーワン資源である桜えびを保護し、桜えびの「資源管理」と「継続的漁業」の両立を実現するため、漁獲にかかる以下の規制を行います。

1.昨春は禁漁区とした湾奥の広いエリアを、今春は富士川沖などに絞り一部を緩和しています。

2.一日あたりの操業は、海域別に設定し直しました。

  【昨春】「操業隻数40隻、投網時間10分」

  【今春】「操業隻数は最大60隻、投網時間は最長20分」

 

◆由比港漁業協同組合

 所 在 地:静岡市清水区由比今宿字浜1127

 アクセス:「東名清水IC」より車で約20分、JR東海道線「由比駅」より徒歩約10分

 営業時間:8時~16時30分

 定 休 日:日曜日、祝日、土曜日の午後

 問い合わせ先:054-376-0001(由比港漁業協同組合 広報:宇佐美 秀明さん)

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プレスリリース添付画像

由比港漁業協同組合 宮原 淳一組合長

4月15日(水)早朝に開催されたの初競りの様子

生の桜えび

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