低品質のディーゼル燃料や酸性雨への耐久性を向上: 耐ディーゼル燃料性POM ジュラコン® H140DRを開発

耐燃料性・耐酸性を改良したグローバル展開可能なPOM新グレード

2020年5月13日

ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:塩飽 俊雄、以下、ポリプラスチックス)は、このほど、「耐ディーゼル燃料性改良ポリアセタール(POM) ジュラコン® H140DRの紹介」記事を自社サイトに公開しました。

 

 

 

▼ポリプラスチックス株式会社公式サイト 

https://www.polyplastics-global.com/jp/

 

▼耐ディーゼル燃料性改良ポリアセタール(POM) ジュラコン® H140DRの紹介 

https://www.polyplastics.com/jp/product/lines/pom_h140dr/index.html

 

 

今回の記事公開の意図

現在、自動車の燃料タンク周りの部品にはポリアセタール(POM)樹脂が数多く使用されており、当社製品も採用されています。

自動車の電動化が進んでいますが、商用車用途では一定数ディーゼルエンジンの需要があります。グローバルな市場では、酸や硫黄が高濃度で含まれる低品質なディーゼル燃料が存在するため、標準的なPOMでは対応できないケースがあります。今回はこのような問題に対応するため開発された当社のPOMジュラコン® H140DRをご紹介します。

 

ジュラコン® H140DRとは?

今回ご紹介しているPOMジュラコン® H140DRは、POMが持つ燃料系部品に必要な基本特性(機械物性・耐久性・溶着性など)は維持したまま、耐燃料性・耐酸性を改良したグローバル展開可能な新グレードです。

POMにとっては悪影響を及ぼす酸や硫黄が高濃度で含まれるような低品質のディーゼル燃料、酸性雨や酸性の洗浄剤などへの耐久性を向上させました。さらに成形性の向上にも成功しています。詳細データは上記URLをご確認下さい。

*ジュラコン®は、ポリプラスチックス株式会社が日本その他の国で保有している登録商標です。

 

今後の展開

ポリプラスチックスはエンジニアリングプラスチックの素材メーカーです。素材メーカーならではの材料技術のみならず、成形・加工技術の開発にも積極的に取り組んでいます。今回ご紹介した材料や技術に加え、成形・加工技術を融合させた幣社の新たな発想を生産者のみなさまにお届けしたいと考えております。今後も弊社の材料情報や設計技術について、引き続き自社サイトに公開していく予定です。

 

会社概要

商号   : ポリプラスチックス株式会社

代表者  : 代表取締役 塩飽 俊雄

所在地  : 〒108-8280 

東京都港区港南二丁目18番1号 JR品川イーストビル13階

設立   : 1964年5月

事業内容 : 各種ポリマー及びプラスチック等の製造販売

資本金  : 30億円

 

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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