HEVC AdvanceのHEVC/H.265プールライセンスがデュッセルドルフでFRANDであることを確認

HEVC Advance

AsiaNet 84034

 

プレスリリース

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HEVC AdvanceHEVC/H.265プールライセンスがデュッセルドルフでFRANDであることを確認

 

ボストン – (2020年5月14日) – 独立系ライセンスアドミニストレーターのHEVC Advanceは、HEVC/H.265デジタル映像符号化規格に不可欠な特許を侵害したとしてMAS Elektronik Aktiengesellschaft(「MAS」)を相手取った特許侵害訴訟において、同社のHEVC/H.265特許プールに所属するライセンサーがドイツのデュッセルドルフ地方裁判所から有利な判決を受けたと発表した。

ライセンサーの代表はEisenführ Speiserが務めた。


DolbyGEPhilips MAS Elektronik Aktiengesellschaft
のデュッセルドルフ地方裁判所での侵害訴訟
裁判所の参考文献:4c O 44/18, 4c O 56/18, 4c O 69/18


同裁判所は、主張されたすべての特許はMASのHEVC/H.265準拠製品によって侵害されており、HEVC Advanceからのプールライセンスの条件を含む通知は、プールライセンサーからの通知として送達されたと判示した。さらに重要なことに、同裁判所は、HEVC AdvanceがMASに提示したライセンス条件およびロイヤルティレートが公正、合理的かつ非差別的(「FRAND」)であることも判示した。 結果、同裁判所はMASに対して差止命令を出した。


HEVC AdvanceのCEOであるPeter Moller氏は、「非常に尊敬されているデュッセルドルフ地方裁判所が下したこうした判決は、当社のHEVCプログラムとロイヤルティレートがFRANDであることを証明するものです。 また、FRANDは特許実施者と特許所有者の双方にとって公正かつ合理的であることを意味する、というシンプルでありながらも強力な前提も支持されました。当社は、裁判所がこのような明快さをもって伝えるのを厭わなかったことを非常に喜ばしく思い、この判決により、当社のHEVC/H.265プールがライセンサーとライセンシーの双方から幅広い市場で迅速に受け入れられるだけでなく、HEVC/H.265技術の採用が一層加速されて、より多くの消費者が4Kを含むより良い映像体験を楽しめるようになることを期待しています」と述べた。」


HEVC Advance について

HEVC Advance は、HEVC/H.265 特許プールの必須特許のライセンシングのために、その発展、運営、管理を、推進するために設立された、独立ライセンスアドミニストレーターである。HEVC Advanceは、HEVC特許技術のための透明かつ効率的なライセンスメカニズムを提供する。HEVC Advanceに関するより詳細な情報は、www.hevcadvance.comをご覧ください。

 

(日本語リリース:クライアント提供)

 

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