中国東方航空:医療品を積んで200便以上が欧州へ

China Eastern Airlines

 

医療品をイタリア便へと積み込む

 

AsiaNet 84319 (0914)

 

 

【上海2020年6月10日新華社=共同通信JBN】6月5日午前9時9分(現地時間)、「旅客便から貨物便に転用」された中国東方航空(China Eastern Airlines、CEA)MU7263便が20トン超の物資を満載し、済南を離陸してミラノに向かった。中国からイタリアへ医療品を直送した、CEAの22回目のフライトである。

 

最近、CEAは週当たり300の貨物便を運航した。5月現在でCEAは、人道・救援の任務としてのべ4000便を運航した。それによって全世界の20カ国に2万3000人の医療従事者と1万トンの医療品を運んだ。

 

▽世界のサプライチェーン安定を支援

 

CEAは3月12日、9人の中国人医療専門家と9トンの供給物資をローマに運び、それがイタリアが受け入れた初の国際支援便となった。CEAは現在までに3グループの医療専門家と200トンの医療品をイタリアに運んでいる。

 

CEAは他に先駆けて、医療品を世界に運ぶ航空機を「旅客便から貨物便に転用」した。CEAは座席を撤去して14機のA330旅客機を改修し、その結果として従来の90平方メートルのスペースは倍増した。欧州と中国を結ぶ航路で主に使用される機材として、この改修を受けたA330は今回の特別な時期に一層重要な役割を果たしている。CEAは2000トンの医療品を欧州に輸送して中国と欧州20都市超の命を結び付けている。

 

世界のサプライチェーンを安定させることにおいて、CEAは量を輸送するだけにとどまらず、陸運、空港サービス、通関といった総合的でワンストップの物流サプライチェーンを網羅する。

 

▽体系的な乗客サービスと従業員保護

 

2月に時を戻す。CEA Europe Marketing Center(CEA欧州マーケティンセンター)は欧州すべての空港との調整、航空券払い戻し、乗客の旅行経路の再設定などで昼夜を通しての業務を行った。繁忙を極めたときに欧州コールセンターは1回の週末だけで4000通を超える電子メールと山のような量の問い合せへの応答を処理した。

 

従業員保護の点では、CEAは10万人の従業員、特に繁忙を極める最前線で奮闘する欧州の従業員に向けて社内業務環境、毎日の予防要件と介護措置に関する指針をタイムリーに発行した。それからの困難な時に対処するにあたり、こうした事前準備が重要な役割を果たした。

 

家で休んでいるときも、CEAの欧州従業員は身の回りの人々を忘れることはなかった。イタリア人客室乗務員のギアダ・プルチネリ氏は必要な物資購入で交通手段が限られている近隣の人々を助け、人々に食料を提供するための公共福祉の資金調達を開始した。同氏はプロとして最高の状態を保っていつでも離陸できるようオンライン学習を継続した。

 

上海に本社を置くCEAは中国の3大航空会社の1つで18の関連会社を擁し、全世界に109の営業所を持つ。63年にわたる発展の結果、CEAは750機以上の航空機を持つに至り、その平均機体年数は6.4年である。CEAはSkyTeamのメンバーとして、その航路ネットワークは170カ国超、1036デスティネーションにおよび、毎年1億3000万人以上の世界の乗客にサービスを提供し、旅客輸送量は世界のトップ10の1つにランクされている。2016年6月、CEAは1週間のうちに欧州線の4航路を連続して開設した。

 

ソース:China Eastern Airlines

 

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(写真説明:医療品をイタリア便へと積み込む)

 

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