Yingliが公式に法的再編プロセス入り

Yingli Green Energy Holding Company Limited

AsiaNet 84321 (0902)

 

 

【保定(中国)2020年6月10日PRNewswire=共同通信JBN】太陽光発電企業Yingli Green Energy Holding Co., Ltd. (「Yingli」) (OTC Pink: YGEHY)は、保定市中級人民法院(裁判所)が同社の中国子会社Yingli Energy (China) Co., Ltd.の業務再構築申請を正式に受理したと9日(米国東部標準時)発表した。これは、過去5年間の債務再編の取り組みが公式に裁判所による再編の段階に入ったことを意味する。再編作業を監督する管財人が任命され、今後数カ月で再編実施計画が策定され、裁判所の判断を通じて拘束力を持つ。法律専門家によると、司法手続きの開始は再編計画の効果的な実施の促進に不可欠である。

 

Yingli Green Energyのイーユー・ワン最高財務責任者(CFO)は「関係当局と主要債権銀行の協力により、再編の方向性と具体的計画が基本的に決まった」と述べた。査定、監査、再編計画の作成と改善の予備的な再編段階の作業は完了した。債権者らは再編計画が市場化と法の支配の原則に従うとの合意に達した。再編計画の中心的内容は、Yingliの主要中華人民共和国子会社の金融債務の主要部分を子会社の支配的持ち株に転換すること、金融債務の一部と他の未払勘定の全面的かつ秩序だった返済、第三者プラットフォームの資金注入を含む。さらに、戦略的投資家が近く加わり、資産と現金の持高をさらに向上させ、競争上の優位を強化する見込みがかなりある。

 

円滑な再編を促進するため、Yingliは法に従って裁判所と管財人に積極的に協力し、義務を遂行し、すべての関係者の合法的権利と利益を保護し、関係当事者らと連絡を保つ。同時に、Yingliは通常の生産と業務を維持し、既存の注文と再編対象の保証の義務を負い続ける。労働契約と賃金支払いの履行、従業員の給付は影響されず、サプライヤーと顧客の法的権利と利益は保護される。

 

再編期間に入った後は、Yingliは再編計画の実行と事業モデルの革新、容量配分の最適化、生産設備ラインの改良、先進技術の蓄積の放出に注力する。新たに再編されたYingliは債務比率が業界の中・低位に下がると予想され、資金流入が大きく改善して、健全な発展を取り戻すだろう。さらに、技術的優位と製品の競争力はさらに強化されて業界サプライチェーンの安定性と競争力が向上するだろう。

 

ソース: Yingli Green Energy Holding Company Limited

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