四川大学とオックスフォード大学が共同でがん研究センターを立ち上げ

四川大学

AsiaNet 84330 (0906)

 

 

【成都(中国)2020年6月10日新華社=共同通信JBN】オックスフォード大学と中国の四川大学は共同で、消化管がんに関する研究協力を強化するためのセンターを立ち上げた。

 

四川大学の声明によると、最近のビデオカンファレンス中に両大学の代表者がSichuan University-University of Oxford Huaxi Joint Centre for Gastrointestinal Cancer(四川大学・オックスフォード大学華西消化管がん合同センター)の契約書に署名した。

 

国際的な提携は2019年6月に始まった。四川省の省都である成都市に消化管がんセンター、そして両大学に研究プラットフォームを設置することを計画している。これらの部署は、胃腸腫瘍の病因、診断、治療法の研究およびがん患者治療のための管理戦略の開発に協力していく。

 

四川大学のリー・ヤンロン学長は、合同センターが2大学の学者や世界的な同等の学者が共に科学的研究を実施し、人材訓練プログラムを立ち上げ、国際的な学術カンファレンスを開き、論文を発表するオープンな研究プラットフォームになると述べた。

 

リー氏は「患者により良い治療法の選択肢を提供するため、がん治療や腫瘍マーカー開発に重点を置く」と述べ、中英科学協力は世界的な関心であると強調した。

 

四川大学のWest China Hospital消化器科のディレクターであるヤン・リー氏は「より良く患者を治療、延命し、生活の質を向上させる方法は、2大学の研究者共通の関心事だ」と述べた。

 

華西病院(Huaxi Hospital)としても知られるWest China Hospitalは、成都市にある一流医療センターだ。同病院の消化器科は、中国の保健機関が管理する国家重要分野および国家重要臨床専門分野である。

 

ソース:Sichuan University

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