ストラタス、エッジコンピューティング機能を強化したStratus ztC Edgeを発表
導入や管理をシンプル化し、セキュリティーとパフォーマンスを改善します
2020年6月17日
日本ストラタステクノロジー株式会社
2020年6月17日
日本ストラタステクノロジー株式会社
《米国ストラタステクノロジー ニュースリリース抄訳》
本リリースは、2020年6月16日(米国時間)に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
ストラタス、エッジコンピューティング機能を強化したStratus ztC Edgeを発表 ~ゼロタッチ・エッジコンピューティング プラットフォームが導入や管理をシンプル化し、
セキュリティーとパフォーマンスを改善します~
2020年6月16日 ― マサチューセッツ州メイナード
セキュアでシンプルな自律型エッジコンピューティング ソリューションのグローバルリーダーであるストラタステクノロジー(本社:米国マサチューセッツ州メイナード、社長兼最高経営責任者:David C. Laurello(デビッド・C・ロレーロ)、以下ストラタス)は本日、同社のztC Edgeシリーズ(ztC Edge 100iおよびztC Edge 110i)の機能を強化したアップデートバージョンのリリースを発表しました。新バージョンのリリースにより、エッジコンピューティング プラットフォームの導入とプロビジョニングがさらに効率的に行えるようになり、複数のサイトへのインストールがより短期間で可能となります。さらに、新しい管理機能の追加と、セキュリティー機能とパフォーマンスの強化により、運用と保守のコストを削減し、データ損失のリスクを最小限に抑え、すべてのビジネスクリティカルなシステム運用の高可用性を確保できるようになります。
Stratus ztC Edgeは、安全、堅牢、高度に自動化されたエッジコンピューティング プラットフォームで、エッジ環境での運用効率向上とダウンタイム削減を可能にすることで、企業のパフォーマンスを最大化することに貢献します。 ztC Edgeはビルトインの仮想化機能、自動化された保護機能、産業用の相互運用性などを備え、迅速かつ容易に重要なアプリケーションの高い可用性を実現できます。
ARCアドバイザリーグループのバイスプレジデント、Craig Resnick (クレイグ・レズニック)氏は以下のように述べています。「企業は、現場でのアプリケーションとデータセンターやクラウドのアプリケーションを相互連携させながら、ピーク時のビジネスパフォーマンスを最適化し、よりダイナミックな意思決定をしなくてはならないというプレッシャーにさらされています。また、投資収益率を高めるために、既存のビジネスへの運用投資を維持しながらも、ビジネスの自動化、近代化、およびデジタルトランスフォーメーションに迅速に取り組んでいます。 このような市場の需要に応えるために、ストラタスは、エッジコンピューティングとクラウドを連携するという重要な戦略を支援する新しい拡張機能をztC Edgeプラットフォームに搭載しました。 ztC Edgeプラットフォームのエッジコンピューティング機能は、リモートアプリケーション管理、複数の拠点へのより迅速で効率的な展開、セキュリティーの向上、重要なビジネスオペレーションとアプリケーションの高可用性を提供できるよう、設計されています。」
Stratus ztC Edge製品の新機能は以下の通りです。
管理性の強化
■ ztC Edgeのシステム設定とユーザー設定をローカルドライブまたはStratus Cloudに迅速かつ簡単に保存できるようになりました。システム設定のバックアップと復元が簡素化され、特定のプロセスを自動化することで、ヒューマンエラーを削減し、それによる時間短縮を実現します。
■ さまざまなユースケース、ワークロード、またはロケーションに応じてテンプレートを作成およびアーカイブできる機能が追加され、より効率的かつ正確にシステムの構築が可能になり、検証作業効率を大幅に改善します。 また、これらのテンプレートを使用して、リモートから単一または複数のztC Edgeプラットフォームを迅速にプロビジョニングできます。 これは、複数の顧客や施設にまたがるプラットフォームを導入、管理するシステムインテグレーター企業にとって特に重要であり、離れた場所からリモートでシステムやアプリケーションを容易にサポートすることが可能になります。
■ 最新バージョンのztC EdgeはMicrosoft Azure for IoT認定のエッジデバイスで、統合機能がプラットフォームに組み込まれています。そのため、シンプルなシステム管理と、より短期間で顧客への価値提供が可能です。
セキュリティーの強化
■ アップデート版ztC Edge 110iでは、Stratus Cloudと呼ばれる新しい安全なクラウドベースのファイルレポジトリが搭載され、パートナー企業やエンドユーザーはztC Edgeシステム設定テンプレートを安全に送信、保存、および取得できます。 他のサードパーティクラウド製品とは異なり、Stratus Cloudは、ストラタスのカスタマーサービスポータルアカウントと共通の認証情報を使用してユーザーとグループを自動的に認証するため、接続に際して、ユーザーやパートナーの時間と手間を削減します。
パフォーマンスの向上
■ ztC Edge 110iでは、メモリ容量が64 GBに拡張され、幅広いメモリ集約型の産業ワークロードをサポートします。また、1つのマシンに複数のアプリケーション(SCADAなど)を統合する際の選択肢と柔軟性が向上し、コストを削減するとともに俊敏性が向上します。
■ ztC Edge 110iプラットフォームがClass I Division 2 (CID2)認定となりました。これは、より過酷な現場にも安全に展開できることを意味します。この認定によりztC Edgeは、環境の変動性が大きいさまざまな産業環境に展開でき、お客様により多くのオプションを提供します。
ztC Edgeは仮想化機能があらかじめ組み込まれているため、アプリケーションを仮想マシン上でそのまま実行可能で、他のプラットフォームよりも優れた可用性、復元力、およびデータ保護機能を持つコンピューティングプラットフォームです。また、ztC Edgeは複数のセキュリティー機能を備え、即座にセキュリティーを強化しリスクを低減することができます。 またSNMPやOPC UAなどの標準的なOTおよびITプロトコルやツールをサポートし、標準に準拠しているため、既存の環境への統合や作業が容易で、より短期間での導入が可能です。
「ユーザーにとっての脅威のひとつは、導入するテクノロジーの信頼性が低く、安全ではないことです。しかし最新のエッジコンピューティングを導入すれば、このようなリスクを懸念する必要はありません。」 ストラタスのビジネスライン管理担当バイスプレジデント、Jason Andersen (ジェイソン・アンダーソン)は、次のように述べています。 「多くの組織にとって、信頼性が高く保護されたプラットフォームを導入することが、ビジネスの成功には欠かせません。 「Always-On」で安全、そして現場スタッフによる監視、保守、修理またはサポートが得られない環境でのオペレーションを行うには、このようなプラットフォームは不可欠です。」
「ビジネスクリティカルなアプリケーションと環境の保護に携わり続ける40年の経験を元に、当社はztC Edgeプラットフォームをさらに進化させ、エッジでのコンピューティングのパフォーマンス、セキュリティー、および管理性に関する課題に対処しました」とストラタスの最高収益責任者であるJason Dietrich (ジェイソン・ディトリッヒ)は述べています。 「ストラタスのパートナーは、シンプルで保護された自律的なエッジコンピューティングソリューションにより、業務効率を最大化し、運用、財務、風評リスクを最小限に抑えることができるシステムを安心してお客様に提供することができます。」
日本での販売開始日
販売開始: 2020年6月16日(火) より販売開始
出荷開始: 受注後、順次出荷開始
製品価格
定価 1,900,000 円
※上記価格は税抜価格です。
※上記価格には、2ノード分の本体と Stratus Redundant Linux、付属ケーブル、DINレール/壁掛け取り付けキット、クイックスタートガイドが含まれます。
Stratus ztC Edgeについて
Stratus ztC Edgeは、クリティカルな産業用IoTアプリケーション向けに設計、開発された高信頼性エッジコンピューティング プラットフォームです。
ゼロタッチ IT知識不要の仮想化基盤
・ OTの効率向上、ITの負担軽減
・ 30分でセットアップ
・ 予めインストールされた仮想化環境
・ 故障交換はプラグイン、フルユニット交換
冗長化プラットフォーム、ビルトインの高可用性
・ 自己監視、温度や電圧、稼動状況をモニタリング
・ 自律型保護機能、ハートビートと自動同期
・ セキュリティー保護機能を標準装備
エッジでも 高性能 大容量リソース
・ Intel Core-i7、64GB RAM、2TB SSD、ファンレス
・ どこにでも設置可能、IP40,VCCI等工業認証取得
10年長期保守に対応
その他詳細については以下の WEB ページをご参照ください。
https://www.stratus.com/jp/solutions/platforms/ztc-edge/
ストラタステクノロジーについて
最小限のリスクで予測可能なピークパフォーマンスを実現するために、業務のデジタルトランスフォーメーションが進められています。ストラタスは、そのようなトランスフォーメーションを行うビジネスリーダーのために、導入と保守が容易で、中断や脅威から保護された自律的なゼロタッチ エッジコンピューティング プラットフォームを提供し、ビジネスクリティカルなアプリケーションの継続的な可用性を保証します。ストラタスは40年間、信頼性が高く冗長化されたゼロタッチ コンピューティングを提供し続けています。Fortune500のグローバル企業や世界各国の幅広い業界、規模のお客様に対し、エッジ、クラウド、およびデータセンターで稼働するアプリケーションに安全に情報を送信し、データを実用的なインテリジェンスへと変化させ、稼働時間と効率を向上させる支援を継続的に行っています。
詳細については、Webサイト:www.stratus.com/jp をご覧ください。ストラタスのTwitterアカウント:@StratusAlwaysOn をフォローして、ぜひ最新情報にアクセスしてください。
<登録商標について>
Stratus、Stratus Technologies ロゴは、Stratus Technologies Bermuda Ltd.の商標ないしは登録商標です。その他の文中に引用された社名/製品名/サービス名については、各々の会社の商標ないしは登録商標であり、各所有者が商標権を保持しています。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 日本ストラタステクノロジー株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 ソフトウエア・SI
- URL https://www.stratus.com/jp/
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