重慶両江新区が2番目の事業を開始

重慶両江新区管理委員会

AsiaNet 84433 (0988)

 

 

【重慶(中国)2020年6月22日新華社=共同通信JBN】重慶両江新区は2020年6月18日、設立10周年を迎えた。重慶両江新区管理委員会によると、同新区のGDPは2010年から2019年にかけ1022億元から3391億元に増加し、中国の19の国家級新区の中で4位となった。

 

過去10年間にわたり、開放の概念は同新区の経済的および社会的発展のあらゆる側面に深く根付いてきた。

 

国務院は2019年11月、重慶港にある果園港をさらに開放し開放地区とすることを承認した。果園港は長江河岸の貯蔵ヤードから世界の「乗り換えハブ」、並びに一帯一路構想と長江経済ベルト(Yangtze River Economic Belt)間の重要な物理的接続点にまで成長した。果園港のストーリーは、重慶の内陸部開放と世界市場への参加の好例である。

 

▽便利な交通手段がより一層高度なプロジェクトを引き付けてきた。

 

国家級新区、中国-シンガポール実証プロジェクトの中核エリア、および重慶試験自由貿易地域の中核エリアの戦略的利点に基づいて構築された重慶両江新区は改革を推進し、果園港、保税港地域、江北嘴国際金融センター、悦来会議・展示シティーなど4つの主要プラットフォームの建設を加速している。

 

重慶両江新区は内陸開放の発展に伴い、重慶両江国際協力センターや中国-シンガポール、中国-ドイツ、中国-スイス、中国-イタリア、中国-日本、中国-韓国、中国-イスラエルの産業団地など一連のパートナーシッププログラムを通じ、より多くの外国投資家を引き付けてきた。

 

現在、重慶両江新区は2番目の事業を開始しようとしている。成都重慶経済圏の確立や新時代の西部地域開発計画などの国家戦略のおかげで、内陸オープンポータルを構築し、重要でグローバルな投資先になることを目指している。

 

重慶両江新区は、自動車、電子情報、機器製造、生物医学の4つの主要産業で先進製造システムを形成してきた。ハイテク製造業は、工業生産高の43%を占めている。金融、物流、サービス貿易、商業、文化観光、展示会を主体とした近代的なサービス産業システムが形成されている。重慶両江新区の第3次産業の付加価値は2319億元に達した。

 

重慶両江新区はグローバル人材を引き付けるために、国家イノベーション実証区と国家起業家精神・イノベーション実証基地として承認された。ここには重慶両江新区留学生パイオニアリングパーク、Western Returned Scholars Association(欧美同学会)の帰国留学生のためのワークベース、海外人材のための全国的なオフショアイノベーション・起業家精神ベースなど、数多くの人材採用プラットフォームがある。

 

今後、重慶両江新区は、電子情報と自動車をベースとする近代的産業クラスターを構築し、健康、ハイエンド機器、航空宇宙、航空に焦点を当てた戦略的新興産業クラスターを推進し、グローバルバリューチェーンの中間および上位に向けたオンラインサービスと管理に焦点を当てた近代的サービス業界開発の加速に努めている。

 

潮が満ち、出帆する時がやって来た。包括的でマルチレベルの幅広い開放傾向が、重慶両江新区の経済パターンを再形成しつつある。

 

詳細な情報は重慶両江新区の公式ウエブサイトhttp://www.liangjiang.gov.cn を参照。

 

ソース:Chongqing Liangjiang New Area Administrative Committee

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中