SasolがLake Charles Chemicals Projectでの5番目と6番目の生産施設の本格稼働を発表

Sasol Limited

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【ヒューストン2020年6月23日PR Newswire=共同通信JBN】

*現在稼働中の6つのユニットの生産量はLCCP総生産量の86%を占める

 

Sasolは23日、Lake Charles Chemicals Project(LCCP、レイクチャールズ・ケミカルプロジェクト)のゲルベアルコールユニットが2020年6月19日に本格稼働を達成したと発表した。これはチーグラーアルコールユニットの本格稼働達成の3日後であり、これによりLCCPの特殊化学品ユニットの稼働能力は100%、LCCPの総稼働表示能力は86%となった。

 

Sasolのフリートウッド・グロブラー社長兼最高経営責任者(CEO)は、「これらのLCCP生産施設の本格稼働によりSasolの7ユニットで構成する米メキシコ湾岸メガプロジェクトが完成に近づいた。この追加生産能力は、Sasolの化学品成長戦略の中核である特殊アルコールとアルミナ市場における当社の主導的地位を強化する」と述べた。

 

Sasolのブラッド・グリフィス化学品事業担当執行副社長は「レイクチャールズへの投資(2020年1月に操業開始した追加のエトキシル化能力を含む)は、2019年の中国・南京での新しいエトキシル化ユニットの立ち上げと相まって、既存の資産ベースを強化する」と語った。

 

グリフィス氏は「拡大する世界的な事業基盤により、当社はビジネスを強力な世界的メガトレンドと連携させ続け、当社独自の化学でサポートすることができる高価値の成長機会を特定する。これらのメガトレンドは、健康、衛生、持続可能性に注力する、成長し都市化する中産階級にソリューションを提供するという当社の戦略を支えている。当社は顧客との共同イノベーションを通じ、循環型経済の発展の一端を形成する持続可能なソリューションの開発にコミットしている」と語った。

 

チーグラーおよびゲルベアルコールユニットは世界で最も幅広く統合されたアルコールと界面活性剤のポートフォリオを有するというSasolの地位を拡大する。Sasolは、ランドリー、在宅ケア、パーソナルケア、衛生などのエッセンシャルケア市場向けの化学品のリーダーとして認められている。

 

Sasolはまた、農薬、研磨剤、金属加工・潤滑、石油・ガス、自動車、塗料・コーティングを含む幅広い産業用途の顧客に、特殊な性能ベースの化学品とオーダーメードのソリューションを提供する好位置にある。

 

LCCP チーグラーユニットはレイクチャールズの既存のチーグラーユニットを拡張したもので、この種のものとしては世界最大規模であり、表示能力年間17万3000トン(173 ktpa)のアルコールと3万2000トン(32 ktpa)のアルミナを追加する。これにより、Sasolの深い技術・運用経験を活用して、Sasolの大規模な規模の経済が強化される。

 

チーグラーユニットは、Sasolのアルコールとアルミナの世界的生産を補完し、レイクチャールズとドイツ・ブルンスビュッテルの両方における既存のチーグラーユニットの生産能力を増強する。このユニットは、LCCPで最も技術的に複雑なユニットであり、Sasolの独自技術に基づいている。チーグラーユニットは、最新のテクノロジーとこのユニークなプロセスでの長年の経験の恩恵を受け、プロジェクト・運用チームの優れた取り組みを通じて、市場ガイダンス内でスムーズに始動した。

 

チーグラーユニットからの追加的アルミナ生産能力により、Sasolは触媒、フィルム、セラミック、研磨剤などさまざまな市場アプリケーションで使用されるオーダーメードの高純度アルミナ製品に対する市場の増大する需要に応えることができるようになる。この拡張により、Sasol独自のアルコキシドベースのアルミナ製品を必要とする顧客の成長志向がサポートされよう。

 

Sasolの米メキシコ湾岸にある新しいゲルベユニットは、同社の2番目のゲルベアルコール生産施設である。もう1つはブルンスビュッテルにもある。レイクチャールズのユニットは、世界最大のゲルベアルコール工場であり、年間3万トン(30 ktpa)の表示能力を有している。

 

ゲルベユニットは、ブルンスビュッテルで使用されているSasolの独自技術の2倍の規模である。 レイクチャールズとブランスビュッテルの両方のプロジェクトチーム・運用チームは極めてうまく取り組み、ゲルベユニットを支障なく稼働させた。Sasolのゲベアルコール生産拠点の欧州と北米での配置は他に類を見ず、顧客に対しより効率的で持続可能なグローバルサプライチェーンへのアクセス拡大を提供する。

 

LCCPで最後に稼働開始となるユニットは、低密度ポリエチレン(LDPE)プラントとなる。これは、これまでのガイダンス通り、2020年9月末までの本格運用に向かっている。2020年5月末時点で、LCCPの設備投資は、これまで発表された128億米ドルのガイダンスに沿っている。

 

現在までに、LCCPは800人超のフルタイムで高品質の製造業雇用を生み出しており、建設現場には最大6500人の従業員がおり、建設作業でルイジアナ州の企業へ約40億ドルが支出され、地方税および州税として約2億ドルが収められた。

 

▽Sasolについて

Sasolは世界的な総合化学品・エネルギー企業である。当社は優秀な人材を通じ、顧客、株主などの利害関係者に安全かつ持続的に優れた価値を創造している。当社は世界規模の操業施設に高度な技術を統合し、商品・特殊化学品、気体・液体燃料、低炭素電力を生産および商用化している。

 

▽リリース提供元

南アフリカ

Alex Anderson

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alex.anderson@sasol.com

 

米国

Kim Cusimano

North American Operations Corporate Affairs

Direct telephone: +1 (225) 776-0758

kim.cusimano@us.sasol.com

 

ソース:Sasol Limited

 

 

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