音楽を学ぶ人のためのキャリア支援室設置

ピティナ

音楽を学ぶ人のためのキャリア支援室設置

 

 毎年のべ4万5千人が参加する日本最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」を主催する「一般社団法人全日本ピアノ指導者協会」(略称ピティナ)は、音大生など音楽を志す若者のキャリア支援を目的に、「音楽を学ぶ人のためのキャリア支援室」を新しく設置した。コンペティション参加者をはじめとする、音楽を本気で学ぶ人々からの音楽の道での自立支援・音大卒業後のキャリア支援への要望が高まっていることを受けての展開である。複数の音楽大学と提携する民間団体が、大学や音楽教育機関をまたいで連携し「音楽を学ぶ人」全員を対象としたキャリア支援を行うのは初の試み。

 

 指導教官と生徒のマンツーマンレッスンで培われるコミュニケーション能力や、楽曲演奏に求められるきわめて精度の高い「正確さ」などは、企業人にこそ求められる資質だが、それが充分に企業に伝わるような環境は整っていない。キャリア支援室の発足を通じ、音楽を学ぶ人の能力の優位性をアピールしていきたい狙いだ。また、「働き方改革」及び今般のコロナ禍を機に広がりを見せるリモート勤務などに対応し、企業勤務と演奏活動やピアノ指導を両立させる新しいライフスタイルへの需要も高まると予想される。大学卒業後、音楽による自立や就業の支援体制を整備することで、若いピアノ指導者層・演奏家層の育成・充実を図る目的もある。

 

<写真>現場の知識として何が必要か?実際に働くピアノ指導者から学ぶ音大生たち

 

 キャリア支援室はピティナ本部内に設置され、『音大卒は武器になる』などの著者で名古屋芸術大学教授の大内孝夫氏が室長に就任。キャリアコンサルタント国家資格保有者の配置に加え、すでにパラレルキャリアを実践している音大出身のピティナ職員が先輩としてキャリア支援のサポートにあたる。今後は、音大生・音楽愛好家向けキャリアセミナーや個別相談会の実施などを開催し、個々の適性に応じた支援を展開していく。

http://www.piano.or.jp/info/news/2020/06/25_26120.html

7月17日(金) 20:00-21:30:一般就職(音楽系企業も含む)を考えている方むけ

7月20日(月) 20:00-21:30:音楽活動(指導・演奏)での自活を考えている方むけ

参加資格:音楽大学、教育大学音楽学部等、音楽を専門に学ぶ大学・大学院生

 

キャリア支援室室長:大内 孝夫(おおうち たかお)

1984年慶応義塾大学経済学部卒。みずほ銀行にて本部次長、支店長などを歴任。その後都内音楽大学にてキャリア指導部署及び会計学講師を経て、2019年4月より名古屋芸術大学特別客員教授、本年4月より現職。『大学就職課発!!目からウロコの就活術』、『そうだ!音楽教室に行こう』(ともに音楽之友社刊)、『日経キーワード2018-19』、『3日でわかる<銀行>業界』(ともに日経HR編集部編、執筆協力)など著書多数。

 

一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) とは?

1966年に創立されたピアノ指導者の団体で、全国に約17,000人の会員と、620箇所の拠点を持つ。また、のべ45,000組超の参加者を誇る世界最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」や、全国600地区で通年行われ約48,000組のピアノ学習者・愛好者が参加するアドバイス付きの合同発表会「ピティナ・ピアノステップ」等、ピアノ教育・音楽教育活動を進めている。

本部事務局:東京都豊島区巣鴨1-15-1 代表者:福田成康(ふくだ・せいこう 専務理事)

http://www.piano.or.jp/

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