SAMSUNG SDIがCAMXから先端バッテリーカソード材のプラットフォームGEMX(TM)のライセンス取得

CAMX Power

AsiaNet 84595 (1041)

 

 

【レキシントン(米マサチューセッツ州)2020年6月30日PR Newswire=共同通信JBN】米マサチューセッツ州レキシントンのCAMX Power LLC(CAMX、www.camxpower.com )は、SAMSUNG SDI(サムスンSDI)がGEMXプラットフォーム、ならびにそれが提供するgLNO(TM)、gNMC(TM)および gNCA(TM)に関するCAMXの知的財産権に基づく非独占ライセンスを取得したと発表した。これはすべてリチウムイオン電池用のニッケルベースの高エネルギー高出力カソード材で、ポータブル機器や電気自動車へのアプリケーション向けである。

 

GEMXプラットフォームは、CAMXの基本的発明に基づき米国、EU、日本、韓国、中国で特許が認められている。この発明は広範なクラスのカソード活物質を作り出す。このプラットフォームはgLNO、gNMCおよびgNCAの3製品として提供され、現在利用中で今後10年以内かそれ以降に特に電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池に利用が見込まれる化学物質である高ニッケルクラスのNMC、NCA、LNOを全て包含している。このGEMXの発明は、分子工学によりカソード粒子の重要な位置にコバルトを配置し、コバルトの使用を減少しながら、全てのクラスの高ニッケル材料の安定性強化、性能向上、コスト削減を実現する。

 

これらの特許は2030年以降も有効である。

 

CAMXの創設者兼社長のケナン・サヒン博士は「世界的に優れたリチウムイオン電池および材料企業の1つであるSAMSUNG SDIは、極めて急速かつ効率的にこの技術を実装することに大きな成功を収めるはずだ。われわれ自身で生産を試みるのではなく、SAMSUNG SDIのように卓越した定評のある企業と協力することで、われわれCAMXの発明が社会の利益のために迅速、かつ一層広範な市場に投入されることになる。それはとりわけ、輸送手段の主流になり、それ自体が数兆ドル産業になる態勢にある環境に優しく無公害、コネクテッドかつ自律型の電気自動車の市場においてである。」と述べた。

 

GEMXのこれまでのライセンス取得者にはジョンソン・マッセイ(Johnson Matthey)が、CAMXの初期のカソードプラットフォームであるCAM-7のライセンス取得者にはBASFおよびジョンソン・マッセイが含まれる。

 

▽SAMSUNG SDIについて

ウェブサイトwww.samsungsdi.com を参照。Samsung SDIは、IT産業、自動車、エネルギー貯蔵システム(ESS)向け充電式バッテリーと、半導体、ディスプレー、ソーラーパネルの生産に使用される先端素材の製造で世界をリードする企業である。

 

Samsung SDIは、世界の生活の質を向上するエネルギーと先端素材を創出する取り組みで最前線に立っている。

 

▽CAMX Power LLCについて

ウェブサイトwww.camxpower.com を参照。CAMX Power LLCは最大の独立系リチウムイオン電池材料・セル設計企業で、米マサチューセッツ州のボストンに近いレキシントンに本社を置く。

 

同社の中核的事業モデルと技術戦略は、初期段階の技術を成熟させ、リスク回避され、知的財産が保護され、スケール化の準備が整ったものにし、その後定評のある大手メーカーにライセンスの使用を許諾することである。CAMXはパートナーとの深い技術移転に関与し、彼らが製造パッケージで急速に拡張、製造、販売できるようにし、これにより社会と環境の向上に一層大きく急速な影響を実現する。

 

CAMXのこれらの中核事業と技術モデルの応用により、GEMX、CAM-7のカソードプラットフォームはいずれも現在、市場で展開されている。

 

同社はリチウムイオン電池素材合成施設、開発を目的としたカソード生産工場、設計を目的とした先端セル製造施設を維持している。高機能な工場、優秀なスタッフ、強い知的財産権、深いノウハウを有するCAMXは、新たな製造パートナーを、成長し続けるこの分野へ急速かつ経済的に進出させる態勢が整っている。

 

▽メディア問い合わせ先

Thomas Carney

Carney.Thomas@camxpower.com

+1-781-879-1254

 

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ソース:CAMX Power

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