OCPはSpaceDCがアジア太平洋地域で最初のOCP Ready(TM)施設になったと発表

Open Compute Project Foundation

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【オースティン(米テキサス州)2020年7月7日PR Newswire=共同通信JBN】Open Compute Project Foundation(OCP)は7日、シンガポールを本拠とするデータセンタープロバイダーSpaceDC Pte Ltdがインドネシア・ジャカルタにある同社の新しいデータセンターのOPC Ready(TM)認定を達成したと発表した。これは、OCP認定を受けてオープンインフラストラクチャー展開の新しい動きに合わせて設計された極めて効率的な施設の構築に対する高まる意識を実証したアジアで最初のデータセンターである。

 

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SpaceDCのジャカルタ施設は、OCP Data Center Facility Project Teamによって策定されたガイドラインを満たし、OCPハードウエアをITスペースに展開するための基本的な施設要件の理解を目指すデータセンターオペレーターおよびテナント向けのレファレンスになる。OCP Ready(TM)要件を満たしOCP Data Center Facility Projectによって認定された施設は、OCP Ready(TM)施設としての認定を受ける。

 

この施設によって、SpaceDC Pte Ltdは、OCPリセラーエコシステムのメンバー向けの特別な称号であるColoSolution Providerステータスを達成した。OCP ColoSolution Providerは、OCPインフラストラクチャーのスケーラブルな展開を実現するための優れた技術サービスを提供するとともに機能をサポートしなければならない。

 

SpaceDCはデータセンターの環境影響を軽減することにコミットし、データセンター設計のあらゆる面で細心の注意を払った。立地選定からモジュラー建設、施設を駆動するエネルギー源、廃熱のリサイクルに至るまで、あらゆる面でSpaceDCがこのミッションを達成するために役立つ。

 

https://www.spacedc.com/green-data-centers/

 

SpaceDCのDarren Hawkins最高経営責任者(CEO)は「GoogleやFacebookなどのテクノロジー大手企業と共通するコミュニティーであるOCPコミュニティーの一員になれたことを大変うれしく思う。アジア初のOCP ColoSolution Providerとして、今回の認定は、この地域での拡大を目指す企業向けの効率的で信頼できるスケーラブルなデータセンタープラットフォームになるというSpaceDCのミッションを明確に支持するものである。OCP認定を受けることによって、われわれは顧客が世界クラスのデータセンターソリューションのために依存できる信頼するブランドとして頭角を現してきた」と語った。

 

Open Compute Project Foundationのチャンネル開発担当バイスプレジデントであるSteve Helvie氏は「SpaceDCは、アジアでの成長と進化を継続し、その結果、よりオープンなハードウエア設計の採用を目指す先進的な企業の必要性を理解できる施設およびオペレーターがさらに必要になるため、OCPソリューションの能力を評価している。私はSpaceDCがアジア初のOCP Ready(TM)施設になったことを祝福したい。これは素晴らしい成果である」と語った。

 

OCP DC Facilities Project Teamの主要メンバーで、OCP Ready(TM)プログラムのリーダーであるMark Dansie氏は「JAK2がOCP Ready(TM)認定を受けるプロセス全体を通じて、同社のチームは深い技術知識に加え、OCP ITギアをホストするために最適化されたデータセンター施設を構築する重要性の理解があることを実証した。この新しいコロケーション施設は、OCP Ready(TM)データセンターの拡大するポートフォリオに加わる最高の施設であり、SpaceDCのOCP顧客がOCPテクノロジーのTCO利点を最大限に活用することを可能にする」と語った。

 

SpaceDCのOCP Ready(TM)施設は現在、OCP Marketplaceに掲載されている(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2849495-1&h=1619013044&u=https%3A%2F%2Fwww.opencompute.org%2Fproducts&a=Marketplace )。

 

▽Open Compute Project Foundationについて

Open Compute Project Foundation(OCP)は、オープンソースおよびオープンコラボレーションの利点をハードウエアに適用し、データセンターのネットワーキング装置、一般目的およびGPUサーバー、ストレージデバイス、アプライアンス、スケーラブルなラック設計の内部とその周辺におけるイノベーションのスピードを大幅に加速するというミッションを掲げて、2011年に創設された。OCPのコラボレーションモデルはデータセンターを超えて活かされており、通信業界およびEDGEインフラストラクチャーの進展に寄与している。

 

▽SpaceDCについて

SpaceDCは、動きの速い東南アジアのデジタル市場で企業が成長することを支援する最先端のデータセンターを構築している。シンガポールを本拠とし、GICによって支援されるSpaceDCは、60年以上培った経験を用いて、東南アジアの主要都市に最先端のデータセンターキャンパスのネットワークを構築している。

 

同社のキャンパスは、その都市が擁する本来の資源を開拓し、アクセシビリティーを最大化するために戦略的に立地している。キャンパスは、セキュリティー、ダークファイバー・コネクティビティー、超低PUEの多層なレイヤーを特徴とし、ビジネスクリティカルなデータが常にセキュアかつアクセス可能であることを保証する。同社は長期リースによってハイパースケールを可能にする協調的パートナーシップを提供している。

 

ウェブサイトwww.spacedc.com を参照。

 

▽問い合わせ先

Dirk Van Slyke

dirkv@opencompute.org

 

ソース:Open Compute Project Foundation

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