年齢を重ねるごとにあらわれる口もとの形状変化 オンラインでも若々しく見せる口もとメイクをアドバイス

これからの暮らしのスタンダードに

花王

2020年7月15日

花王株式会社

 

昨今、オンラインを活用して会話をする機会が増えました。遠方に住む家族や友人と直接会わなくても、顔を見て会話を楽しめるのは便利なことですね。一方でカメラ越しに映る自分を見て、改めて年齢を重ねたことによる顔の変化を感じる方も多いのではないでしょうか。年齢を重ねると、見た目にはさまざまな変化があらわれます。花王の研究でも、口もとの形にも変化が生じることがわかっています。そこで今回は、オンラインでも若々しく見せる口もとメイクをご紹介します。口紅を塗ると印象が華やかになるだけでなく、気分も明るくなりますよ。

 


年齢を重ねると、唇は薄く・縦幅は狭くなり、鼻の下は長くなる

花王のメイクアップ研究所では、加齢とともに上唇と下唇の縦幅がいずれも狭くなることを確認しました。一方、唇の横幅は広くなり、さらに立体感が失われ、側面から見るとふくらみが減少していることもわかりました。

また、唇だけでなく、唇まわりの皮膚にも変化が見られ、加齢とともに鼻の下が長くなることが明らかになりました。さらに、側面から見た形にも変化が見られ、若年者では鼻の下が反り返っている人が多いものの、加齢とともに鼻の下は反りがなくなり丸みを帯びていくことがわかりました。

【2020年4月1日リリース】日本人女性における加齢に伴う口もとの形状変化を確認

https://www.kao.com/jp/corporate/news/rd/2020/20200401-002/

 


 

若々しく見える口もとのおすすめメイク

年齢を重ねると、シワやシミ、たるみなどに気を取られがちですが、口もとにも顕著に変化があらわれます。しかし、口紅の塗り方を工夫するだけで、ぱっと華やかで若々しい印象をつくることができ、さらに美しい仕上がりをキープしやすくなります。今回は、年齢による変化に対応した口もとメイクを、花王の化粧品美容部からご提案します。

 

唇編

まず、乾燥が気になる人は、口紅を塗る前に、リップクリームを塗り保湿をしましょう(図1)。また、色素沈着など唇の色が気になる人は、リップベースやコンシーラーを塗ると、くすんだ唇の色がリセットされ、後から塗る口紅の色が均一に発色するのでおすすめです。

 

図1

 

口紅を塗るときは、最初にリップライナーで輪郭をとります。年齢を重ねると、唇自体の縦ジワに加え、皮膚から唇にかけてもシワが入り込みます。塗った口紅がシワにたまり、時間が経つとシワに沿って口紅が流れ、唇の外に口紅がにじんでしまうなんてことも。口紅の仕上がりをキープするためにも、リップライナーで輪郭を描いてから口紅を塗るようにしましょう。

リップラインは、外側から内側に向けて描きます(図2)。唇の縦幅は、年齢とともに狭くなりますが、話したり笑ったりすると無表情の時と比べてさらに狭く見えます。そのため、リップラインを描く際は、自分の唇よりもやや大きめに輪郭をとり、縦幅を広く見せるのがポイントです。上唇は、厚めにふっくらと描き、特に、加齢とともになだらかになる中央の山をはっきり描くようにします。また、口角をきちんとつなげると、会話するときにもきれいに見える口もとに仕上がります(図3)。

 

図2

 

図3

 

唇に、より立体感を持たせたい場合は、上唇の山と下唇の中央に、グロスもしくは明るめの口紅をプラスします(図4)。色や光の効果で、唇がよりふっくらと見えます。また、リップライナーで唇全てを塗りつぶした後に、口紅をぬると色持ちがよくなります。さらに、口紅を塗った後、ティッシュオフをするとくずれにくくなるので、マスクをつけるときなどにおすすめです。

 

図4

 

リップメイクが終了したら、最後に鏡に向かって笑顔をつくり、唇の厚みや口角がつながっているかなどの確認をしましょう。

 

唇まわり編

次に、唇まわりです。年齢を重ねると、鼻の下が長くなり、そして丸くふくらみを帯びるため、全体的に口が下がった印象になりがちです。また、下唇のふくらみも減少します。このような形状変化に対しては、唇まわりに影を入れるのがおすすめです。

影を入れる部分は、鼻の下と、下唇の下です(図5)。鼻の下に影となる色を入れることで、ふくらみが目立たず、鼻の下をやや短い印象に見せることができます。下唇の下に影色を入れると、その部分が奥まって見えるため、相対的に下唇がふっくらしたように見せることができます。チークや暗めのファンデーションなどを使い、軽くのせましょう。つけすぎると不自然になり、ほうれい線にかかるとシワが深く見えてしまうので、のせる量と幅に注意してください。チークを使う場合は、頬につけた残りを軽くのせるくらいに留めます。

 


図5

 

また、口角が下がってきたことが気になる方は、口角から下唇側の輪郭に沿ってファンデーションをつけ、口角の影をカバーして輪郭を整えるといいでしょう(図6)。

 

図6

 

口もとのメイクは、ひと手間かけるだけで華やかな印象につながります。直接人と会うときだけでなく、オンラインで顔を合わせる時も“若々しい”と思われたいものですね。ぜひこの機会に、口もとメイクをマスターしてみませんか。

 

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プレスリリース添付画像

図6

図1

図5

図4

20代・70代の口もと

図3

イメージ画像

図2

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