「東莞のひとくち」が中国のネットで大人気、「世界の工場」の人情味を描き出す

The Information Office of Dongguan Municipality

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【東莞(中国)2020年7月21日新華社=共同通信JBN】最近、中国のインターネット上で東莞市の食文化を反映するドキュメンタリー「東莞のひとくち(A Bite of Dongguan)」が放送されている。それはInformation Office of Dongguan Municipalityが計画し、中国トップの食と文化のドキュメンタリーチームが制作した。現在、「世界の工場」の人情味を明らかにするこの作品には約1億のレビューが寄せられ、幅広い関心が集まった。

 

ドキュメンタリーは東莞の130種を超す地元食材と料理を紹介する。一連の生き生きとした登場人物とストーリーを通じて、製造業都市の多様な食文化を明らかにし、同市の急速な発展期に良く保持された伝統を紹介し、地元の人々の生活に対する姿勢を披露する。

 

ドキュメンタリーのプロデューサー、Li Jie氏は「世界の工場である東莞は発展中も独自の文化を捨てない。われわれは、食を通じて地元の人々が彼らのライフスタイルと食習慣の価値に注意を払い、それにより自身のアイデンティティーを見つけ、一方、地元以外の人々は東莞を別の視点から知ることができるよう期待する」と述べた。

 

近年、有名な製造業都市の東莞は外の世界から関心を集めた。しかし、海外のニュース報道では、産業変化と工業労働者の継続的な移動は以前と変わらない。東莞は、急速な経済発展と都市スペースの拡張をやみくもに追求し、人々に生活の質を向上する余地を残さない従来型の製造業都市とみなされている。ドキュメンタリーにより、人々はこの世界の工場の別の側面を見ることができる。

 

このドキュメンタリーのチーフプランナーでドキュメンタリー「Once Upon a Bite」のチーフディレクターであるChen Xiaoqing氏は「東莞は世界のために製品を製造するだけでなく、美味しい食べものも作っている」と述べた。「東莞のひとくち」は市そのものと、ドキュメンタリーに収録された人々に触発されたものだ。東莞に住む人々は、地元の人々であろうとなかろうと、東莞の料理に、伝統的で、気楽かつ包容力があり実際的という新たな特徴を与えてきた。ドキュメンタリーによって地元の人々は自らのアイデンティティーを発見する。それは、東莞が地元料理を通じて都市イメージを向上するためのコミュニケーション・プラットフォームとしての機能も果たす。Chen Xiaoqing氏は次のように述べた。ドキュメンタリーは食の継承についてのみならず時代について語っており、食を通じて人々は改革開放により東莞にもたらされた変化を目にすることができる。東莞は現在、世界的に有名な製造業になり、全世界から当地を訪れるよう人々を引き付け、世界の味を集めている。

 

食以外にも、ドキュメンタリーは住みよい東莞の人情味を解き放ち、製造業都市の異なる側面を明らかにする。最近の中国のホットなニュースの中で、東莞で長年働いている移住労働者のWu Guichun氏は東莞を去る前に東莞図書館に感動的なメッセージを残した。その後、彼のメッセージはインターネット上で広く拡散され、人々は彼の読書への愛と東莞への愛着に心を打たれた。まもなく、地方政府の支援により彼は新たな職を見つけた。ハッピーエンドとなったこのストーリーは東莞市の包摂性と思いやりを余すところなく明示している。昨年、東莞は最初のドキュメンタリー「製造の時代(The Era of Manufacturing)」を制作した。第1話「素晴らしい労働者(The Marvelous Workmen)」は地元の工業労働者が奮闘するストーリーを扱ったもので、同市の包摂性も示している。

 

食は生活の基本である。映画の主題は生活に近く、最も幅広いオーディエンスを持ち、食は共通の興味と関心を容易に喚起することができる。現在、「東莞のひとくち」は海外でもリリースが開始された。世界のより多くの人々が中国の食と恋に落ち、食を通じて東莞を理解することが期待される。

 

ソース:The Information Office of Dongguan Municipality

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