古都・西安の観光が徐々に回復へ

西安市政府

西安の景勝地・大雁塔と、大唐不夜城の歩道で演じる女優

 

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【西安(中国)2020年7月24日新華社=共同通信JBN】中国の疫病状況が効果的な予防・抑制措置により改善を続ける中、古都・西安の観光産業もわずか3カ月の閉鎖期間を経て徐々に回復している。西安市政府は7月19日に記者会見を開き、省間を往来する形での西安観光を全面的に再開すると発表した。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の予防と抑制の要件を満たすため、観光客の流れの制限、旅行予約、間隔を置いての交代制といった措置が西安の景勝地すべてに適用されており、観光客の数は最大収容能力の50%を超えることはない。

 

西安の570超の旅行代理店とオンライン観光業者は団体旅行をすぐに再開し、7月20日からは135の映画館が所定の方法に従って組織的に再オープンしている。それに加え、西安は文化観光の一連の特典を開始した。34カ所の景勝地が医療従事者に年間無料で開放されるという従前の決定を前に進め、8月1日からは大唐芙蓉園(中国の国家5A観光地)、樓観台環境文化観光リゾート(Louguantai Ecological Cultural Tourism Resort)、同市内の博物館の80%以上が無料で一般に開放される。

 

西安は強力な歴史・文化遺産を持った華やかで現代的な大都市である。同市には最も有名な見どころの兵馬俑をはじめ、多数の外国人観光客を引き付ける大唐不夜城、回民街といった著名観光地もある。

 

夜になると大唐不夜城の夜間照明がまばゆく輝いて古都をライトアップする。タンブラーダンスの少女、石像の男性、敦煌飛天の舞といった大道芸が披露され、それと共に大唐揚げ物店や李白茶店が通りの両側で開店する。回民街ではさまざまなご馳走が目と食欲を刺激し、夜の経済は地元産品と食べ物を購入しようとする観光客の熱気で燃え上がる。

 

近年、西安は文化と観光の総合的一体化という新たな道を探り、文化観光の新しいブランドを立ち上げた。世界中から1000年の古代首都・長安を訪れる観光客は、夜祭り、国際音楽フェスティバル、水と光のダンスショー、唐王朝の荘厳な歓迎式典といったさまざまなパフォーミングアートによってこれまでとは異なる旅行体験を味わえる。

 

感染症が流行していたときでさえ、西安の観光はクラウド(オンライン)上で人気があった。中国と外国の旅行者は長安のすばらしい景観や兵馬俑の修復作業を見て、オンラインのeコマースで西安のスナックを楽しむこともできた。西安は7月、インターネットで関心を集めている中国の都市トップ10の1つになった。さらに、西安の夜の経済は引き続き隆盛で、中国で4位、中国北部では1位にランクされた。

 

ソース:Xi'an Municipal People's Government

 

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(写真説明:西安の景勝地・大雁塔と、大唐不夜城の歩道で演じる女優)

 

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