株式会社 明治（代表取締役社長：松田　克也）は、十勝工場（北海道河西郡芽室町）において、当社として初となるフレッシュモッツァレラチーズの生産ラインを新設し、2020年8月下旬から生産を開始しましたのでお知らせいたします。

　明治グループでは、長期的な企業価値向上の実現を目指す「明治グループ2026ビジョン」を策定しています。当ビジョンにおいてチーズ事業は、将来的にトップシェアを狙う「成長領域」と位置づけております。

　また、国内のチーズ市場は年々伸長しており、2019年度の国内チーズ消費量は過去最高となりました。おつまみやおやつとしてそのまま食べることや、食シーンの多様化による料理への使用が増えたことなどを背景にナチュラルチーズが大きく伸長しており、家庭で手軽にチーズを楽しむニーズは増加しています。

　このような背景の中、当社として新たなナチュラルチーズとなるフレッシュモッツァレラチーズを展開するため、約30億円を投資し、十勝工場に新たな生産ラインを新設いたします。設備投資を行うことで、当社におけるチーズ事業の強化と、チーズ市場のさらなる拡大を図ってまいります。

１．十勝工場および新設するラインの概要

（１）所在地

　　北海道河西郡芽室町東芽室北１線１５－２

（２）生産品目

　　フレッシュモッツァレラチーズ

（３）稼働時期

　　2020年8月下旬

（４）投資金額

　　約30億円

２．新商品「明治北海道十勝生モッツァレラ」について

　新ラインでは、2020年9月28日から北海道・関東(甲信越含む)・関西エリアにて先行発売する「明治北海道十勝生モッツァレラ」を生産します。北海道産生乳のおいしさを最大限に引き出す製法により、こだわったミルク感をお楽しみいただけます。

※商品の詳細は、商品リリースをご参照ください。

　https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2020/0826_02/index.html