ジーエヌコーポレーション、北海道大学との共同研究を開始

獣医学部が研究するβグルカンの生物学的効果を評価

2020年9月3日

有限会社ジーエヌコーポレーション(山梨県)は、イヌを対象とした独自のβグルカンの効果を評価する研究を、北海道大学獣医学部と共同で行うことを発表しました。産学連携に基づくこの研究は、堀内基広獣医学部長が中心となり約半年で完了する予定です。

 

βグルカンはヒトや動物の健康に有益であることが数十年前から知られています。しかし、本研究で評価されるβグルカンは、高知県のGMP認定施設で黒酵母菌Aureobasidium Pullulansによって生産される独自性の高いβ1,3-1,6グルカンであり、より純度が高く、「AFO-202」という菌株によってエキソポリサカライドとして生産されているという特徴があります。

 

このβ1,3-1,6グルカンは水溶性で、1996年に厚生省より食品添加物として認可されています。ヒトを対象とした予備的なパイロット試験では、糖尿病や脂質異常症に効果があることが示されています。(https://www.hindawi.com/journals/crim/2012/895370/)

また、in vitro の結果に基づく別のレビューでは、この製品のいくつかの免疫調節活性が報告されています 。(https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fimmu.2020.01548/full)

 

動物向けにはすでに「ニャンワングルカン」というブランドで国内外に販売されていますが、今回の共同研究を通して、このユニークなβグルカンのイヌにおける生物活性についての知見が深まることが期待されます。

 

北海道大学大学院獣医学研究院・獣医学部の堀内基広研究院長・学部長は、「 今回の共同研究は研究院のポリシーに合致しており、非常に時勢を得た取り組みである」としています。

 

北海道大学獣医学部は日本の獣医学分野をリードする大学の一つであり、その教育プログラムは欧州獣医学教育機関協会の認証を取得しています。研究院では、獣医学院および国際感染症学院の二つの大学院とともに、感染症、ライフサイエンス、保全医学の研究を行っています。また、アジアの胴部鬱病院をリードする動物医療センターがあり、臨床研究、トランスレーショナルリサーチ、企業との共同研究を活発に進めています。



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