アイスランドでSARS-CoV2に対する液性免疫反応

deCODE genetics

2020/9/2 09:15

AsiaNet 85335 (1442)

 

【レイキャビク(アイスランド)2020年9月1日PR Newswire=共同通信JBN】

*SARS-CoV2に対する抗体力価が4カ月以内で低下せず

 

カリフォルニアに本社を置くバイオ医薬品会社Amgen Incの子会社であるアイスランドのdeCODE geneticsの科学者と共同研究者は1日、医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(New England Journal of Medicine)」に、SARS-CoV2に対する抗ウイルス抗体が4カ月以内に低下しないことを示す研究結果を発表した。

 

研究の目的は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)を引き起こすウイルスSARS-CoV-2による感染への液性免疫応答の性質と耐久性の理解を得ることだった。

 

そのために、科学者たちは6つの分析試料(うち2つはpan-Ig)を使用し、アイスランドの3万576人(同国人口の8.4%)の血清中の抗体を測定し、血清陽性率の最良の測定は、両方のpan-Ig分析試料での陽性結果であると判断した。診断から4カ月以内に得られた1237人のqPCR陽性者の2.102サンプルをテストした。また、感染し隔離された人と、感染が未確認の1万9000人からの4222のサンプルの抗体を測定した。

 

隔離された人の2.3%は血清反応陽性で、感染未確認の人は0.3%が陽性だった。

 

科学者たちは、アイスランド人の0.9%がSARS-CoV-2に感染し、アイスランドでSARS-CoV2に感染した人の44%はqPCRで診断されていないと推定した。感染致死率は0.3%。アイスランドでSARS-CoV-2から回復した1797人のうち1107人(91.1%)は血清陽性だった。

 

「私たちは抗ウイルス性抗体力価が感染後数週間以内に減少するのではという懸念を解消できてうれしく思う」と、deCODE geneticsの最高経営責任者(CEO)で、論文の上席著者のKari Stefansson氏は言う。さらに「アイスランド人の99.1%がまだSARS-CoV2に脆弱であることは明らかだ。私たちは現在、抗体ができない人の細胞性免疫の研究に力を注いでいる」と語る。

 

アイスランドのレイキャビクを拠点とするdeCODEは、ヒトゲノムを分析、把握する世界的リーダーだ。deCODEは、トランスクリプトミクスと集団プロテオミクスの増加する専門知識、膨大な量の表現型データを併用した人類遺伝学における独自の専門知識を用い、数十の一般的疾患のリスク要因を発見し、その病因に対する重要なインサイトを提供してきた。疾患の遺伝的特徴を理解する目的は、その情報を使用し病気を診断、治療、予防する新しい手段を生み出すことだ。deCODEはAmgen(NASDAQ:AMGN)の完全所有子会社。

 

Video:

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▽問い合わせ先

Thora Kristin Asgeirsdottir

PR and Communications

deCODE genetics

thoraa@decode.is

354 894 1909

 

ソース:deCODE genetics

 

 

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