魅力的なフ陵:変わりゆく川の街

重慶市フ陵区宣伝部(中国)

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【重慶(中国)2020年9月18日新華社=共同通信JBN】鳥江と長江に育まれた中国西部・重慶市のフ陵区は魅力的な場所だ。2020 Chongqing Showcase(2020年重慶ショーケース)の一環として、人を引き付けるダンスがライブストリーミングで披露され、フ陵の観光・文化資源を促進した。フ陵区宣伝部によると、このライブストリーミングは14のオンラインプラットフォームで配信され、1828万のビューを集め、97万(約100万)の好意的な反応(いいね)を得た。両河川に沿ったツアーで訪問者は、文化的で洗練された景観を楽しめる。

 

それは文化的なツアーである。フ陵は重慶の中心部で、三峡ダム地域の後背地に位置する。フ陵は歴史と文化の街で、訪問者は古代へと時をさかのぼれる場所を訪れ、英雄物語を通して歴史を学ぶことができる。白鶴梁古代水石の碑文は世界で最初の水位観測所として知られている。その観測方法は彫刻の魚をものさしとして水位を示すもので、世界の主要な河川流域の中でも独特なものである。白鶴梁水中博物館は無加圧コンテナー保護方式を採用し、それについて国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、潜水しないで訪問者が見られる世界初の水中文化遺産と呼んだ。宋明理学のBeiyan聖地は北宋王朝の有名な宗明理学学者で教育者の程頤が講義し、教義を教え、易経を研究した場所である。そこは宋王朝の時代に朱子学の宗明理学が生まれた場所の1つで、宗明理学の「フ陵学派」が誕生したところでもあり、フ陵の一千年の文化史を引き継いでいる。

 

また、それは景観に恵まれたツアーでもある。長江と鳥江はフ陵と武陵山の尖塔山岳地域で合流する。鳥江に沿った息をのむようなツアーでは独特の頂上、奇岩、赤みを帯びた崖、狭い道、透明な水、起伏のある川岸を体験できる。武陵山には10キロにわたる独特なカルスト地形、岩だらけの絶壁、人里離れた森林、暗い洞窟と清涼な水を誇る地溝帯があり、人々の目に焼き付いて心を揺さぶっている。濃密な森林、広大な草原、快適な気候、季節ごとに変わる景色を体験できる武陵山国家森林公園は、自然の中に滞在するのに理想的な中国の酸素バーである。

 

ここではリラックスして過ごすことができる。フ陵は幸せを育み、質の高い生活を追求するのに最適な場所だ。大木花谷は東のプロバンスとして名高い。訪問者がそこを散策すれば、緑地に咲くあらゆる種類の花の景観は想像以上に美しいだろう。美心赤ワイン街には素晴らしくて活気にあふれた公園、ユニークな橋、ロマンチックで詩的な赤ワインと音楽がある。ここでは、人はまるでおとぎ話の世界にいるように、川のそよ風を聞き、満天の星空を見上げることができる。

 

フ陵はグルメ天国でもある。フ陵は農産物、特産品、無形遺産品が豊かだ。120年以上の歴史があるフ陵の漬物は、その新鮮で香り高く、優しくて歯ごたえのある味わいでマーケットを確立した。皇帝に献上したことで知られる果物の福州レイチは、その薄い皮の下に大きな果実と厚い果肉があり、甘くてジューシーだ。オイルで発酵させたもち米は中国の有名なスナックで、200年以上の歴史があり、甘くておいしく、油分を含むがしつこくなくて栄養豊富だ。1799年に作られたBaihua Lu Liquor(百花路酒)は100種の珍しい漢方薬から精製したもので長く続く後味がある。黄、赤、透明で豊かな香りがあり、ソフトでメロー、かつ甘く、後味が持続する。

 

米国の作家ピーター・ヘスラー(Peter Hessler)は名著「River Town(リバータウン)」で、フ陵が中国に関する彼の知識の始まりの地であったこと、そして彼を全く別の人に変えたことを述べている。この本には、異邦人であるヘスラーが25年前にフ陵で知ったことが記してある。何回かの発展と変化を経て、現在のフ陵は伝統と現代性を統合し、自然と人間性の両方を反映して独特な魅力と力強い活力を放っている。

 

魅力的なフ陵は変わりゆく川の街をお目にかける。それは伝説的な場所についての考え方を一新するものである。

 

より詳しい情報は http://www.fl.gov.cn/ を参照。

 

ソース:The Publicity Department of Fuling District, Chongqing Municipality

 

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