上海・長興島の開発をさらに促進するための会議が開催

崇明区政府

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【上海2020年9月23日新華社=共同通信JBN】上海市長興島の産業経済を促進するため同市で開催された会議で20日、投資総額約100億元(14億8000万ドル)の12の主要な産業プロジェクトが調印された。

 

「新たなスマート製造、新たな推進力、新たなスタート」をテーマとするこの会議で、長興の産業経済の高品質の開発を促進する一連の政策も発表された。

 

上海市副市長で長興島管理委員会責任者のWu Qing氏は、長興島開発建設管理委員会と長興島が属する崇明区政府が主催した会議であいさつした。

 

Chen Mingbo上海市政府副総書記とLi Zheng崇明区党委書記がShanghai Changxing Industrial Investment Promotion Office(上海長興島産業投資推進弁公室)の表札を会議で公開した。Shanghai Municipal Commission of Economy and Informatization(上海市経済情報化委員会)のWu JinchengディレクターとMiao Jing崇明区長がEastern Center of Chongming District's Administrative Service Center(崇明区行政サービスセンター東部センター)の表札を公開した。

 

長興産業パークはShanghai Jiao Tong University(上海交通大学)、China United Investment Holding Co., Ltd.などの機関と12の主要プロジェクトに調印し、これらは海洋設備、スマート製造、新素材、省エネルギーと環境保護、集積回路、バイオ医薬品、金融サービスをカバーする。

 

パークでは、総額約120億元の10の主要産業プロジェクトが現在建設中である。区政府は、こうした新しい推進力は地域の開発が新たな高みに達する力を与えると確信している。

 

また会議では、Changxing Island Development Office(長興島開発弁公室)が国連工業開発機関(United Nations Industrial Development Organization)のShanghai Investment Promotion Center(上海投資促進センター)、ファーウェイ(Huawei、華為技術)上海支社と協力枠組み協定を締結した。同弁公室、崇明区政府、Export-import Bank of China(中国輸出入銀行)上海支店は三者戦略的枠組み協力協定を締結した。

 

Li氏は、長興島開発建設の管理システムの変化と島の上海市首都圏ネットワークへの包含という機会の波に乗り、長興島は今後数年に新たな一連の高品質かつ大幅な前進と向上を遂げることが期待されると述べた。

 

同氏は、生態系優先とグリーン開発を固守することにより、区当局は長興を上海製造業の名刺の担い手、海洋技術イノベーションのリーダー、産業都市統合の成長の柱、ならびに独自の特徴、機能、国際競争力、市場影響力を持つ地域に築き上げるよう努めると述べた。

 

Miao氏は長興の産業経済の高品質の開発を促進する一連の政策を公表した。長興島開発弁公室のChen Bo副ディレクターは同島の開発と建設の状況について説明した。Shanghai Changxing Marine Equipment Industrial Park(上海長興海洋設備産業パーク)のYu Cong総裁は産業パークの状況を紹介した。

 

Jiangnan Shipyard(Group)Co., Ltd.のHuang Wenfeiゼネラルマネジャー、Hudong-Zhonghua Shipbuilding(Group)Co., Ltd.のChen Jianliang会長、Chinese Academy of Engineering(中国工程院)の学者で上海交通大学学長のLin Zhongqin氏、衛星「北斗3号」の主任設計者であるLin Baojun氏が会議で基調講演を行った。

 

上海の長興島は162平方キロメートルの面積を持ち、長江河口に位置する。島は世界の海洋設備の貯水池、上海の生態的水源、観光目的地として機能している。それは新産業の国家モデル基地、国家級海洋経済開発実証区として知られている。

 

長江トンネル・大橋により、長興島は上海市と長江北部の都市クラスターとの主要な接点、長江デルタ地域の総合開発への重要な玄関口になった。

 

長興島は陸家嘴金融地区からわずか25キロの距離に位置し、都心部から崇民島への地下鉄線は長興島を経由し、この島を30分以内で容易にアクセス可能な上海の都市生活の一部にしている。

 

最深部が22メートルに達する希少な深水海岸を有するこの島は、海洋設備の産業開発に特別な優位性を持つ。島の北西部にあるQingcaosha Reservoir(青草沙ダム)は上海の上水道の主な取水源である。

 

過去数年にわたる市、長江デルタ地域(Yangtze River Delta region)、長江経済ベルト(Yangtze River Economic Belt)の開発を背景に海洋設備産業の優位性を強調する長興島は、ここ数年来Jiangnan Shipyard、 Hudong-Zhonghua Shipbuilding、Shanghai Zhenhua Port Machinery(Group)Co., Ltd.、China Cosco Shipping Corporation Ltdなどハイエンド製造と技術イノベーションの大手企業を誘致してきた。

 

島当局は、今年初めに長興島の開発と建設の管理システムが変更された後、島の開発弁公室は島に移転したとしている。一方、地区環境当局の長興支部である上海長興島産業投資推進弁公室と崇明区行政サービスセンター東部センターが島に設置され、地方ガバナンス能力をさらに強化し、総合的なビジネス環境の最適化を進め、長興島の新たな開発と建設を促進する。

 

区政府は次の段階に向けた長興島開発の3つの局面、すなわち新しいスマート製造の採用、新たな原動力の重視、新たな航海の先駆者となることを強調した。

 

地元産業は、世界の海洋設備の産業チェーンに統合されるよう海洋設備と海洋経済のデジタル化されインテリジェントでグリーンな開発に重点を置く必要がある。区政府は、地元産業は国際協力のための一層の機会を求め、国際競争力高める必要があるとしている。

 

地元産業を推進し、現代の産業システムの向上を促進するために分野横断的な組み合わせを創出し、長興島の経済社会的開発を活性化するため、人工知能、産業用インターネット、新素材などの新技術をさらに活用する必要がある。

 

島の開発に関するこの得難い機会に事業開発と人材誘致のためのサービスパッケージを考慮に入れる必要がある。区当局によると、世界クラスのビジネス環境、独自の特徴を持つ革新的な産業パーク、イノベーションと企業の精神を持つ人材は、高度な技術を備えた業界をリードする企業群を構築するのに役立つ。

 

調印式には、市当局の政府関係者、崇明拠点の国有企業の幹部、ならびに地元の街、産業パーク、企業および産業団体の代表が出席した。

 

ソース:The Government of Chongming District

 

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