2020年東アジア海洋協力プラットフォーム青島フォーラムを開催

自然資源省・山東省人民政府

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【青島(中国)2020年10月14日新華社=共同通信JBN】東アジア海洋協力プラットフォーム青島フォーラム(East Asia Marine Cooperation Platform Qingdao Forum)とQingdao International Marine Week(青島国際海洋週間)が2020年9月22日、青島西海岸新区で始まった。海洋分野での各国間の徹底的な協力推進のため、世界中の国、地域と国際機関の専門家、学者、幹部がオンライン、オフラインで集まった。

 

フォーラムは自然資源省と山東省人民政府が主催、青島市人民政府と山東省港口集団(Shandong Port Group)が組織し、青島西海岸新区管理委員会が実施する。主要フォーラム、4小フォーラム(海洋健康の国際的最上級フォーラム、東アジア海洋文化と観光開発フォーラム、東アジア海港同盟会議、国際海藻健康産業フォーラム)、1コンテスト(世界海洋インテリジェント技術革新起業コンテスト)、1博覧会(東アジア海洋博覧会)の計7つのセグメントで構成されている。

 

フォーラムでは東アジア海洋協力報告(2020年)、東アジア各国の海洋環境保護・管理に関する報告、東アジア沿岸都市の文化観光開発インデックス(2020年)など多くの重要な調査報告書が公表され、東アジアの海洋協力を進める方策を示した。東アジア海洋協力報告(2020年)によると、東アジアの海洋協力は現在、新たな課題に直面しているが、海洋協力を強化する全当事者の総意と期待には、海洋協力への投資と支持、ブルー開発の巨大な空間と機会と同様に変わりはない。

 

東アジア海洋協力プラットフォーム青島フォーラムの国際プラットフォームを活用して、青島西海岸新区は人材誘致と投資促進の取り組みを強化してきた。フォーラムで24の重要プロジェクトの合意が調印された。このうち、12件は高性能舶用機器、新世代情報技術、新エネルギー、新素材など10件の主要業種を含む総投資額451億人民元の重要産業プロジェクト、12件は高度人材が率いるプロジェクトで、高性能機器製造、新エネルギー、新素材、インターネット・オブ・シングス(IoT)、バイオ医薬品、省エネルギー、環境保護の新興戦略7分野の250人以上の人材が関与する。

 

「Openness and Connectivity for a Smart Future(スマートな未来に向けた開放性と接続性)」のテーマを中心に、Hou Yunchun元国務院Development Research Center(発展研究所)副所長=China Enterprises Evaluation Association(中国企業評価協会)会長、有名なマクロ経済学者で中国農業銀行の元主任エコノミストのXiang Songzuo氏や他のよく知られた専門家、学者、企業家らが基調講演をした。

 

フォーラムの一部である2020年東アジア海洋博覧会が9月27日まで開催された。博覧会は初めて新たな「オンライン+オフライン」展示方式を採用、国際協力と戦略産業、海洋工学設備と海洋科学技術、新インフラストラクチャーと新産業、国際的消費財、裾野産業商品、漁業水産品の6展示区画を設定した。

 

東アジア海洋協力プラットフォームは国家一帯一路建設計画の優先推進プロジェクトで、成長の原動力を古いものから新しいものに切り替える山東省の計画の重要推進プロジェクトであることが知られている。東アジア海洋協力プラットフォームの構築に注力して、青島西海岸新区は5年連続でこのフォーラムを開催、全体で53カ国・地域から1100人を超えるゲストと1600以上の企業を誘致し、十分な協力成果を得た。東アジア海洋協力プラットフォーム青島フォーラムは現在、中国、日本、韓国、東南アジア諸国の深い強力関係を促進する重要な手段となっている。

 

ソース:The Ministry of Natural Resources & Shandong Provincial People's Government

 

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