UNDP水素産業会議2020が中国の仏山で開幕

仏山市南海区人民政府

 

左:UNDP水素産業会議2020開会式。中:水素エネルギー産業プロジェクト調印。右:水素駆動の自動運転車

 

AsiaNet 86199 (1915)

 

 

【仏山(中国)2020年10月21日新華社=共同通信JBN】UNDP(国連開発計画)Hydrogen Industry Conference 2020(2020年UNDP水素産業会議)が10月19日午前、中国の仏山で4日間の日程で開幕した。同会議は、国連開発計画と中華人民共和国科学技術省の指導の下、UNDP中国とChina Automotive Technology and Research Center Co., Ltd.(中国自動車技術研究センター)が共催、仏山市人民政府と仏山市南海区が全面的に後援した。

 

COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響を受け、同会議には「グリーンな水素、グリーンな回復」というテーマが与えられた。さまざまな国の関係外交官や領事館職員、中央政府の関係省庁トップのほか、国際組織、科学研究機関、水素エネルギーや燃料電池の分野の中核企業の専門家が南海区に集まり、水素エネルギー産業に関する広範かつ突っ込んだ国際交流が行われた。

 

Zhu Wei仏山市長は「仏山は、中国で完全な水素エネルギー産業チェーンを構築することに力を注いでいる。本会議が英知を刺激し、イノベーションを育み、皆さんが仏山のことをもっと知り、仏山を選んでくれる一助になるよう期待している。仏山は今後も好ましい開発環境を生み出し、相互発展を促していく」とあいさつ。水素エネルギー産業の発展加速は、仏山が変革を促し、製造業を発展させるための重要な手段で、本会議は水素エネルギーの技術交流と展示の壮大な世界イベントだけではなく、仏山が高度な経験を学び、高度なプラットフォームとつながりを持つための重要なプラットフォームでもあると付け加えた。

 

Gu Yaohui南海区長は「UNDP Hydrogen Industry Conferenceは、地域のブランドイメージアップと水素エネルギー産業発展の主要プラットフォームの1つになった。4回連続で開催され、明らかな成果と数多くの産業プロジェクトを生んできた本会議は、南海がハイテク製造業と質の高いサービス産業、新エネルギー産業、新材料産業、新世代の電子情報産業、新たなバイオ医薬品産業を中心とする最新の産業システムを将来構築していくための申し分のない基盤づくりになってきた」と語った。さらに、南海区は今後も水素エネルギー産業会議を開催し、投資を呼び込み、政策と技術革新を支援するプラットフォームをさらに強化し、水素エネルギー産業のエコロジーを改善していく、とも述べた。

 

同会議には、中国・日本・韓国フォーラム、ハイレベル対話、学術フォーラム、技術フォーラム、アプリケーションフォーラム、セキュリティーフォーラムの6つのテーマのフォーラムがある。そのうち、中国・日本・韓国フォーラムはその分野での対話と協力のプラットフォームとなり、ハイレベル対話、学術フォーラム、その他のテーマ会議には、水素エネルギー開発について議論するため、業界内の10人以上の学者が仏山・南海に集まった。「The Second International Forum on Hydrogen Codes, Standards and Safety(水素コード、基準、安全性に関する第2回国際フォーラム)」には、国内外の業界のトップエキスパートが集まり、水素エネルギーの基準と規制の開発を共同で進めていくため、タイプIV水素シリンダー技術や水素エネルギーの安全性に焦点を当てた議論が行われた。

 

また、開会式の中には水素エネルギー産業プロジェクトの調印式もあり、南海区との間で計16件のプロジェクトが調印された。同会議では、「2023 World Hydrogen Energy Technology Conference (2023年世界水素エネルギー技術会議)」の共同発表セレモニー、新著「Safety Guidelines for Fuel Cell Electric Vehicles(燃料電池電気自動車の安全指針)」の発表セレモニー、「Research on China’s Hydrogen Energy Industry Development Index(中国の水素エネルギー産業開発指数に関する調査)」の発表なども行われた。中国最大の水素エネルギー展示会である「The 4th International Hydrogen Energy & Fuel Cell Technology and Product Expo Foshan China(第4回国際水素エネルギー・燃料電池技術・製品展覧会 中国・仏山)」(CHFE2020)も同時開催され、昨年を約35%上回る300社近い企業が参加、出展者数は過去最高を記録した。

 

ソース:The People's Government of Nanhai District, Foshan City

 

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(写真説明:左:UNDP水素産業会議2020の開会式。中:会議中、南海区との間で16件の水素エネルギー産業プロジェクトが調印された。右:展示された水素駆動の自動運転車)

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左:UNDP水素産業会議2020開会式。中:水素エネルギー産業プロジェクト調印。右:水素駆動の自動運転車

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