LF Energyがデマンドサイドマネジメントのためのグリーンエネルギーの統合を簡素化するopenLEADRを発表

LF Energy

AsiaNet 86314 (1976)

 

 

【サンフランシスコ2020年10月28日PR Newswire=共同通信JBN】

*OpenADR AllianceとElaad NLのコラボレーションは業界の連携を強化し、再生可能エネルギーへの移行を加速

 

オープンソースを通じた世界の送電網と輸送システムのエネルギー移行の加速を目指すリナックス財団(Linux Foundation)の非営利団体、LF Energy(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2961664-1&h=779199005&u=https%3A%2F%2Fwww.lfenergy.org%2F&a=LF+Energy%2C )は28日、最新プロジェクトopenLEADR(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2961664-1&h=1355943063&u=https%3A%2F%2Fwww.lfenergy.org%2Fprojects%2Fopenleadr%2F&a=penLEADR )を発表した。同プロジェクトは、世界中の公益事業者、アグリゲーター、エネルギー管理・制御システム間でデマンドレスポンス情報を交換し、エネルギーの供給と需要をより適切に管理できるようにするためのオープン規格、OpenADRをオープンソース実装させるものである。

 

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デマンドレスポンスあるいはデマンドサイドマネジメント(DSM)とは、電力需要家やインフラ所有者、アグリゲーターが、送電網の安定性維持のため、一定の時間帯、自主的に電力の使用や発電に制限をかけることを指す。デマンドレスポンスは、公益事業者が消費を調整し、変動しやすい再生可能エネルギー源や分散型エネルギー源をより簡単に導入できるようにすることで、化石燃料の尖頭負荷発電所の迅速な脱炭素化と廃止を促す。openLEADRは、OpenADR Alliance(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2961664-1&h=391067763&u=https%3A%2F%2Fwww.openadr.org%2F&a=The+OpenADR+Alliance )が開発したopenLEADRの参考規格Open Automated Demand Response(OpenADR)のコード実装を標準化する。

 

LF Energyのエグゼクティブディレクター、Shuli Goodman博士(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2961664-1&h=2254345113&u=https%3A%2F%2Fwww.linkedin.com%2Fin%2Fshuligoodman%2F&a=Dr.+Shuli+Goodman )は「デマンドレスポンスは、再生可能エネルギーと電気自動車(EV)を送電網に統合し、化石燃料に頼ることなく、増加するエネルギー需要を管理するための鍵だ。openLEADRは、持続可能で価格も手頃なエネルギーシステムにつながる柔軟性サービスを加速するため、共通コードの実装に関する業界のコラボレーションを奨励している」と語った。

 

openLEADRは、プロジェクトのコードを開発したオランダのEV充電インフラのイノベーションセンター、ElaadNL(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2961664-1&h=1531828750&u=https%3A%2F%2Fwww.elaad.nl%2F&a=ElaadNL )の既存業務を中心とするオープンソースコミュニティーづくりをしている。LF EnergyにopenLEADRを取り込むことで、企業が新たなパートナーと協力する際の敷居が低くなり、世界中でオープンソースコラボレーションが増える。

 

ElaadNLのLonneke Driessen標準化部長(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2961664-1&h=341852101&u=https%3A%2F%2Fwww.linkedin.com%2Fin%2Flonneke-driessen-mutters-3113856%2F%3Fclickid%3D2NJxfdyVNxyOUTXwUx0Mo38WUkExH-UdIQil1g0%26src%3Daff-lilpar%26veh%3Daff_src%252Eaff-lilpar_c%252Epartners_pkw%252E123201_plc%252Eadgoal%2BGmbH_pcrid%252E449670_learning%26irgwc%3D1%26trk%3Daff_src%252Eaff-lilpar_c%252Epartners_pkw%252E123201_plc%252Eadgoal%2BGmbH_pcrid%252E449670_learning%26originalSubdomain%3Dnl&a=Lonneke+Driessen )は「オープンソースを利用し、将来のモビリティー向けのよりスマートな充電システムづくりができるのはうれしい。openLEADRは、電力およびEV業界が消費者の電力需要の変化を効果的かつ効率的に管理できるようにする、この世界的な動きの重要部分だ」と語った。

 

OpenADR AllianceのRolf Bienert管理・技術部長(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2961664-1&h=3908357088&u=https%3A%2F%2Fwww.linkedin.com%2Fin%2Frolfbienert%2F%3Fsrc%3Daff-lilpar%26veh%3Daff_src.aff-lilpar_c.partners_pkw.123201_plc.adgoal%2520GmbH_pcrid.449670_learning%26trk%3Daff_src.aff-lilpar_c.partners_pkw.123201_plc.adgoal%2520GmbH_pcrid.449670_learning%26clickid%3D2NJxfdyVNxyOUTXwUx0Mo38WUkExGc3hIQil1g0%26irgwc%3D1&a=Rolf+Bienert )は「このコラボレーションは、OpenADRをデマンドサイドマネジメントの標準に位置付ける、さらなる一歩になる。OpenADRの実装を簡素化することで、この国際規格を中心に成長しているエコシステムは大きく広がるだろう」と語った。

 

openLEADRに参加するには、https://www.lfenergy.org/projects/openleadr/ にアクセスを。

LF Energyの詳細については、https://www.lfenergy.org/ を参照。

 

▽LF Energyについて

これまでに類のないイニシアチブであるLF Energyは、オープンフレームワーク、リファレンスアーキテクチャー、補完プロジェクトのサポートエコシステムを通じて、気候変動問題を解決するための21世紀の行動計画を提示している。RTEに加え、Alliander、Energinet、TenneT、Elering、IBM、NREL、Recurve、スタンフォード大学、OSISoft、Unicorn、Wind River、Cloud Bees、アラン・チューリング研究所、Pecan Streetなどがメンバーになっている。詳細については、https://www.lfenergy.org を参照。

 

▽OpenADRについて

OpenADR規格の開発、採用、コンプライアンスを促進するため設立された非営利法人OpenADR Allianceは、公益事業者が再生可能エネルギー、エネルギー貯蔵、DSM資産、充電ステーション(EVSE)など増えつつある客先分散型電源(DER)プールを管理する手助けをしている。OpenADR規格は、認証システムへの安全な通信をサポートし、負荷形状、エネルギー入力、および電力特性の変化を管理している。詳細については、www.openadr.org/ を参照。

 

▽ElaadNLについて

知識・イノベーションセンターであるElaadNLは、信頼性が高く、価格が手頃で持続可能な電気自動車充電「スマート充電(Smart Charging)」の可能性の研究と試験を行っている。ElaadNLは、オランダの送電事業者の共同イニシアチブである。概要と背景については、スマート充電ガイド(https://www.elaad.nl/uploads/files/Smart_Charging_Guide_EN_single_page.pdf )を参照。

 

▽メディア問い合わせ先

Katy Hoeper, PR Manager

Walker Sands for LF Energy

lfenergypr@walkersands.com

 

ソース:LF Energy

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